
初めての孫ができると祖父母もとても喜んでくれますよね。孫ができたおかげで、これまで以上に関わりを持つ機会が増え、どんな距離感で接していけばよいのか疑問に思うことがありませんか?祖父母との関係性を深めるために、どんな工夫や交流の仕方があるのかを体験談を交えてご紹介します。
祖父母と関わりを持つことは、子どもにとっても大切でしょう。具体的にはどのようなことを祖父母との交流から学べるのでしょうか。
子どもは、普段どうしても親や身近な大人との交流に偏りがちになる場合が多いかと思います。そんなとき頼れるのが離れた場所にいる祖父母の存在かもしれません。
祖父母と交流する機会を増やすことで、いつもとは違う大人とのやりとりを子どもが経験できるかもしれません。
あやとりやおりがみ、けん玉など昔ながらの遊びをよく知っている祖父母も多いのではないでしょうか。
ママがやり方をわかっていても、「おじいちゃん(おばあちゃん)に聞いてみたら?」と子どもを誘導してみるのもよいかもしれません。
孫に聞かれたら、祖父母も嬉しいのではないでしょうか。そうした関わりを増やすことで「またおじいちゃん(おばあちゃん)と遊びたい!」と子どもが自ら交流を持ちたいと思う機会も増えるかもしれません。
子どもにあれこれ聞かれても、ママ世代では分からないこともありますよね。そういうときは祖父母の知恵を借りるよいチャンスかもしれません。
祖父母は物知りなんだ、と子どもが認識することで、「パパやママが分からないことはおじいちゃん、おばあちゃんに聞いてみよう」と思うかもしれません。祖父母も孫が話を聞いて喜べば張り合いが出るかもしれませんね。
なかなか祖父母と交流する機会が持てないという方もいるかもしれません。その原因はどのようなものなのかを紹介します。
祖父母が遠方に住んでいるために、なかなか会う機会が持てないという方もいるでしょう。
遠方であるということで、祖父母が会いに来るにしても、自分たちが行くにしても、そこに掛かる交通費や時間などが気になる人が多いようです。
祖父母も現役で仕事を持っていると、勤務時間や仕事が終わった後の都合など、予定を合わせることが難しいこともあるかもしれません。
それぞれの勤務形態や仕事の休みの日が合わないという場合もあるようです。
共働きの家庭などでは、自分たちの仕事が忙しくてなかなか祖父母に会いに行く時間が作れないというパターンもあるようです。
仕事が終わってからも家事や育児などで、空いた時間を作ることが簡単ではないという声がありました。
祖父母と孫との交流の時間を作るにはどうすればよいのでしょうか。3つのポイントを紹介します。
年末年始や連休などの動けそうな日を前もって確認し、この日は必ず帰省する日!と決めてしまうのもよいかもしれません。
年に1回しか機会を取れないとしても、毎年この期間にこのタイミングでという共通の認識ができれば、祖父母側も予定を合わせやすくなるでしょう。
子どもとの会話の中で、「この話題は祖父母と関連しているかも」と気づくものがあれば、会話の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、暑い日や寒い日などに「おじいちゃん、おばあちゃん、元気かな?」と祖父母を気遣う会話をしてみてもよいかもしれません。
そうすることで子どもに祖父母への興味、関心がでてきて、連絡してみようというきっかけになったり、いざ会ったときにも自然にコミュニケーションがとりやすくなるかもしれません。
スマートフォンやパソコンでは、ビデオチャットができたり、子どもや家族の写真・動画共有ができるアプリなどがたくさんあるようです。
なかなか会えない祖父母と、顔を見ながら話しをしたり、園の行事などの写真や動画を共有することでいっしょに子どもの成長記録を確認でき、次に会うことがより楽しみになるかもしれません。
ママたちは祖父母とどのような関わり方をしているのでしょうか?その工夫や方法の体験談をご紹介します。
「6歳の息子はとてもおじいちゃん、おばあちゃんっ子なのですが、祖父母は遠方へいるためなかなか会うことができません。少しでも息子の寂しさを紛らわせる方法がないかと、ビデオチャットをしてみてからは、息子が『今日はいつ電話するの?』『おじいちゃんたちが何してるか気になるな~』と、毎日のように楽しみに待っています。祖父母も満面の笑みで会話しています。離れていても祖父母と息子の嬉しそうな顔が見られて私もほっとしました」
「1歳になる息子の成長は目まぐるしく、日に日にできることが増えていきます。祖父母とは別居しているのでなかなかこの感動を共有できませんでしたが、画像共有アプリを使い始めて、簡単に思い出の共有ができるようになりました。祖父母と電話で話すときも、『あんなことできるようになったんだね』『こんなイベントがあったんだね』と子どもについての会話も自然と広がりました」
「年中のお兄ちゃんと年少の妹がハマっているのは、けん玉とおりがみ。保育園での遊びが楽しくて、家でも繰り返し遊んでいます。お互いに『あれができない』『これが分からない』と行き詰ったときには、近くに住む祖父母へバトンタッチ。おじいちゃんにはけん玉、おばあちゃんにはおりがみという感じで教わっています」
それぞれの家庭で祖父母と関わるための工夫をしたり、アイテムを取り入れたりとママが少し祖父母と孫の関わりにサポートしているようです。
祖父母は子育てを経験している、いわば先生のような存在なのかもしれません。その豊富な経験を子どもとの交流でもぜひ活かしてもらいましょう。
孫やママに頼られれば、祖父母は喜んで力になってくれるかもしれません。祖父母となかなかうまく関係を作る自信がないなと思う方も、簡単なことから関わりを持てるきっかけ作りを始めてみてはいかがでしょうか。
2017年12月20日
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