
子どもが大きくなるにつれて、祖父母といっしょにお出かけする機会も増えてくるでしょう。ママが仕事や出張のときに、自分の両親か夫の両親に子どもを預けることもあるかもしれません。祖父母と孫だけのお出かけには、どのような場所を選ぶと疲れずに楽しくすごせるでしょうか。日帰りのお出かけをテーマにご紹介します。
祖父母と孫のお出かけには、孫の両親も含めた3世代でお出かけする場合と、孫を祖父母に預かってもらう間にお出かけする場合があります。
祖父母と孫だけで出かける場合は、子どもを預かってもらう立場として、祖父母と孫がいっしょに楽しめる場所をいくつか提案して準備しておくとよいかもしれませんね。
祖父母と孫のお出かけのポイントにはどのようなことがあるのでしょうか。
お出かけ先に遠方を選んだり、目的地まで乗り換えの多い場所を選んだりすると、移動が大変になります。
特に低年齢の子どもは移動の途中で寝てしまったりぐずったりする可能性もあるため、乗り換えは少なく、乗っている時間もできるだけ短く、楽に移動できる場所を選ぶとよいでしょう。その方が祖父母にとっても負担が軽くなります。
お出かけ場所として選びたいのが、ゆっくりとすごせる場所です。人の多いイベント会場を訪れることや、スポーツイベントへ参加することは、祖父母の負担を考えて避けた方がよいです。
できるだけ一カ所でじっくりとすごせる場所を選ぶよう心がけましょう。例えば大型のショッピングセンターなどは、子どもの遊び場やフードコートがあり屋内だけですごせるので、祖父母が少しは楽かもしれません。
お出かけ前には大まかでも目的を決めておくと、小さい孫がいっしょでも楽しめるのではないでしょうか。祖父母がお出かけ先に着いてから困ることがないようにしてあげたいですね。
子どもを祖父母に預ける前に、事前に知っておいてほしいことは伝えておくようにしましょう。できれば紙にまとめて渡しておくとよいかもしれません。
孫の年齢によってはオムツが外れていないこともありますよね。オムツの場合は何時間おきに交換をしてほしいことを伝え、オムツが外れている子どもの場合は、おでかけのときに目的地でまずトイレの場所を把握して、遊ぶ前、食事の前、帰る前などに定期的にトイレに連れて行ってもらうようにお願いしておくとよいでしょう。
食べ物のアレルギーがあるなら必ず伝えましょう。その他には、子どもの好きな食べ物や、お菓子はどのようなものを食べさせているか伝えておくと、お出かけ先でも祖父母が食事の選択に迷うことが少なくなります。
もしも子どもが飽きてぐずったり泣き出したりした場合、祖父母は困ってしまうかもしれません。その際には、「これをしたら子どもは泣き止む」「この遊びが大好き」など、いくつか具体例を挙げて伝えましょう。
お出かけの際に重要になるのが持ち物です。飲み物、ウェットティッシュ、ゴミ袋、着替え、母子手帳とオムツまたは下着は忘れず持ちましょう。あとは、月齢や年齢によって離乳食やおやつ、ミルクが必要になることがあるかもしれません。
ほかに、子どもの好きな小さなおもちゃやお絵かきノートと書くものを持っていれば、いざ子どもがぐずったときにも安心です。もし出かけている先で子どもが寝てしまったときのために、ベビーカーを預けて持って行ってもらうのもよいでしょう。
ここでは、祖父母と孫がいっしょに楽しめる日帰りスポットをご紹介します。
子どもが好きな映画を観に行くのもよいですね。映画館によっては子どもが怖がらないよう、音量を小さくしたり、照明を明るめにしたり、観やすい席を確保してくれたりして、子どもの「映画館デビュー」を応援してくれるところもあります。祖父母もゆっくり座って映画が楽しめます。
博物館や美術館のなかには、展示物に触ったり、体験したりできる施設もあります。また子ども向けのワークショップを開催している施設もあるので、飽きずに芸術に触れることが可能です。子どもが楽しめる美術館や博物館の情報は、父母の方でリサーチしておいて、祖父母に伝えましょう。
遊びながら交通ルールやマナーが学べる交通公園。一般的な交通公園は小さな道路と信号機、標識があり、管理事務所などで自転車や三輪車を借りて走ることができます。
施設によっては園内をミニSLが走っているところがあったり、お弁当を持ち込んだりできるので、一日滞在して遊ぶことができます。子どもの年齢や祖父母の体力と相談して決めたいですね。
祖父母は孫といっしょに遊んでくれ、ときには預かってくれてお出かけもしてくれるありがたい存在ですね。
孫にとっても、日帰りでもいっしょにお出かけしてくれることはきっと嬉しいはずです。祖父母と孫が共に負担なくお出かけが楽しめるよう、事前に伝えることは伝え、準備をして送り出してあげましょう。
2017年12月15日
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