生涯の伴侶としていっしょになることを決めた夫婦。ところが、いろんなボタンの掛け違いですれ違ってしまうこともあるでしょう。夫婦とはいえ他人なので、あり得る話です。でもこのままではふたりにとっても辛いはず。今回は、夫婦関係が仲悪いと感じているときに、良好にする方法についてご紹介していきます。
そもそもなぜ夫婦仲が悪くなってしまったのでしょうか?その原因を探っていきましょう。
仕事や家事に疲れているときは、今まで気にならなかった相手の行動も目につくことがあります。例えばお互いに仕事をしているのに、家事の分担が夫の方が少なかったり、協力的じゃなかったりなど理由はさまざまです。
どんどん相手に対して優しくなれず、仲が悪くなってしまいます。自分に余裕がないときに、相手を気遣えないことが原因になっているようです。
夫婦は会話が大事です。そもそも時間が合わずに、ふたりで会話をする時間が取れないと、コミュニケーション不足になってしまいます。そうなってしまうと、小さなケンカも意思疎通がうまくいかずに引き返せなくなってしまうことも。
夫婦関係を継続していく上で、生活の基盤となる金銭感覚は大切です。例えば初めのうちはお互いに働き、自由にお金を使って特に気にすることがなかったとしても、子どもが産まれたり、家を買ったりと環境が変わると経済的な価値観も変わります。
時間が合わないなど物理的にコミュニケーションが取れないのではなく、意図してちゃんとコミュニケーションを取ろうとしないと仲が悪くなってしまうのです。
思ったことをすべて口にすることが正しいわけではないけれど、きちんと言葉にして伝えないと相手に伝わらないこともあります。少しのすれ違いが大きな溝に繋がってしまうのです。
夫婦仲が悪いままでは、いっしょに生活していくのは辛いものです。自分だけでなく、相手にとってもよいことではありません。夫婦仲をよくするためにできることを考えてみました。
相手に対して不満を持ったときに、すぐに口にして相手に言ってしまう人は、一旦その言葉を飲み込んでみてください。感情に任せて相手に言葉をぶつけると、思ってもいないことを言ってしまってより相手を傷つけたり、怒らせたりしてしまうこともあるのです。
冷静になるためにも一旦時間をおいて、それでも相手に言いたいと思ったら伝えてみましょう。そうすると自然と冷静に言いたいことを言えて、相手にもすんなりと伝わりやすいです。
仕事が忙しかったり、子育て中の場合は子どもが中心でどうしても優先してしまったりしますが、たまには夫婦だけの時間も作ってみましょう。ふたりだけの時間を持つことで、普段じっくりと話せないことが話せたり、相手の心情を理解できたりすることもあります。
相手がしてくれていることが、日常生活の中の一部となって当たり前になってしまっていることもあります。ありがとうと思っていても、口にしないと相手には伝わりません。
まずは自分が感謝の気持ちを素直に伝えてみると、相手もあなたに感謝していることを伝えてくれるかもしれません。
仕事や子育てなど、生きていれば不快に思ったり悩んだりすることはたくさんあります。しかし、毎日愚痴やマイナスなことばかりを話していると、そんな相手と話をするのがしんどくなってしまうものです。
実際に夫婦仲が悪い状態を乗り越えた先輩たちの声を聞いてみました。
「子どもを産んでからは、子どもの世話に追われる毎日で夫のことは構わず、段々とお互いの気持ちにズレが生じてささいなことでケンカをしてしまう日々が続きました。
それでも子どもの前では普通にしていて、家族で手を繋いで歩いているときに、とても幸せな気分になったんです。そのときにこのままではダメだなと思って、私もすぐにイライラして思ったことをそのまま言わずに、少し考えてから発言するようにしたんです。本当に伝えたいことは何か考えることで見えてくるし、不快な言い方にならないようにできたんです。
そこから徐々にお互いに譲歩するようになって、夫婦関係は改善傾向にあります」
「結婚してからも共働きで、それぞれ自由な暮らしをしていました。子どもが生まれてからは、私の生活が一変し何事も子ども中心に。一方、夫は結婚してからも、子どもが生まれてからも生活スタイルは変わらず、家事・育児は私がして当たり前。そう思われている気がして、夫の一挙一動にイライラし夫婦仲は最悪に。
でも自分も、夫が働いて当たり前になっていたなとふと気が付き、お疲れさまと声を掛けたり、ささいなことでもありがとうと伝えたりするようにしました。徐々に夫も家事や育児を手伝おうとする素振りが見られ、お互いに会話も増え、感謝を口にすることの大事さを感じています。」
夫婦であっても何もかも理解し合えるわけではありません。価値観のズレや感覚のズレも出てくることもあり、仲に影響が出てしまうこともあるでしょう。相手を否定することから始めるのではなく、相手の意見も尊重しつつ、それぞれの夫婦に合った道を探りましょう。
2017年09月29日
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