結婚式に赤ちゃんと参列。持参した方が良いものと注意したいポイント

結婚式に赤ちゃんと参列。持参した方が良いものと注意したいポイント

子育て中に、結婚式に招待されたときにお子さんを連れて行きますか?誰かに預けていきますか?筆者は子どもが0歳のとき、二度参列したことがあります。赤ちゃんといっしょに招待された、赤ちゃんが小さく預けられない、なんてときにいろいろと気になってしまいますよね。赤ちゃん連れで参列する際、どんなことに注意したらよいのでしょう?ママの体験談と、周りの人の反応を調査しました。

赤ちゃんと結婚式の参列ってどうなのか?

「結婚式では静かにしていてね」と話しても、赤ちゃんには伝わらないですよね。式や披露宴中、泣いて騒いでしまうこともあるでしょう。赤ちゃん連れでの結婚式はどうなのでしょうか。周りの声を集めてみました。


【体験談】赤ちゃん連れの結婚式

「子どもが生後1カ月のとき、親戚の結婚式へ参列しました。式場には事前に連絡を入れ、ベビーベッドなど用意してもらいました」

「自分の結婚式に友人家族を招待しました。新郎新婦とも友人関係だったので、生後半年のお子さんも誘うのが当たり前だと思っていました。式場が遠方のため、前日にホテルへ宿泊してもらいましたよ」

「子どもが5カ月と7カ月のときに招待されました。会場が荘厳な雰囲気で、招待客も偉い人がたくさんいたので、親や夫に預けて一人で参列しました」

「自分の結婚式に、1歳のママである友人を招待しました。人生の大切な節目だし、友人にゆっくり披露宴を楽しんでもらいたかったので、子どもは遠慮してもらうようやんわり伝えました」


周りの声を聞くと、赤ちゃん連れでの結婚式に対する反応はさまざまでした。親戚の結婚式には参列するけれど、友人の結婚式は子どもは不参加が無難では?という声もあり、新郎新婦との関係性や距離感によって参列するかどうかを判断するママもいるようです。

赤ちゃん連れの結婚式、事前に確認することは?

式場への確認

新郎新婦もしくは式場に問い合わせて、いろいろ確認しているママが多いようです。

結婚式 ミルク

・授乳やオムツ替えするためのキッズスペースはあるか

・ミルクをあげるためのお湯はあるか

・ベビーベッドや子ども用の椅子はあるか   
    
・座席は退出しやすい場所にあるか

・ベビーカーで参列する場合、置き場所はあるか


筆者は、子どもが生後5か月と10カ月のときに親戚の結婚式に参列しました。5カ月のときはほとんど寝て過ごしましたが、10カ月で参列した式はハイハイしたくてたまらず、会場内にあるソファで動き回っていました。

子どもが自分で動ける場合、ハイハイやあんよができるちょっとしたスペースがあるとよいかもしれませんね。


ママと赤ちゃんの服装

母乳で育てているママは、授乳しやすいドレスコードがよいでしょう。細かな刺繍やビジューなど飾りのあるドレスは、抱っこしたときに赤ちゃんを傷つけてしまったり、赤ちゃんが誤飲してしまう恐れもあるので注意したいポイントです。

ママだけでなく、赤ちゃんもドレスコードで参列するママも多いようです。筆者は退院した際に着たベビードレスを着せました。礼服がない場合、白やピンク、水色など上品な色のベビー服での参列をおすすめします。

こちらの記事も読まれています

持参するもの

ママたちの声を参考に、赤ちゃんを連れて行くときに必要な物を考えてみました。式場で用意してもらえる物もあるかもしれませんので、事前に必要な物だけ持参できるとよいでしょう。


・ミルク用品→ミルク・哺乳瓶・お湯・湯さまし

・離乳食用品→離乳食・スプーンやフォーク

・授乳ケープ

・ベビーカーや抱っこ紐

・おもちゃ

・お菓子


離乳食が始まっている赤ちゃんは、温める必要のない、手軽に食べられる離乳食がおすすめです。おもちゃはできるだけ音の出にくいもの、お菓子は食べ散らかしにくいものがよいかと思います。

結婚式当日に気をつけること

いざ結婚式当日、ママはどんなことに気をつけるとよいでしょう。体験談を参考に考えてみました。


参列前に赤ちゃんの調子を整えておく

「お腹がすいて赤ちゃんが泣かないよう、早めに会場入りし、ベビールームでたっぷりミルクをあげました」

充分な睡眠や食事、オムツを交換しておくなど、赤ちゃんが泣く原因を作らないようにできるとよいでしょう。


ママの装い

「胸元までくる長いパールのネックレスを付けていきました。子どもを抱いたときに当たって邪魔になってしまい、途中でとりました」

赤ちゃんのお世話があるので、できるだけ動きやすい服装がよいかと思います。抱っこしたとき赤ちゃんに触れて危なかったり、絡まりやすいアクセサリーは控えたほうがよいかもしれません。オムツ交換など、かがむ機会も多いかと思いますので、髪は乱れにくいようにセットしておくとよいでしょう。


周りの人に声掛けを

「友人の結婚式に生後6カ月の子どもを連れて参列しました。新郎新婦から写真を頼まれていたので、近くの友人に『私がいないとき、少しの間子どもを見てもらえますか』と伝えておいた」

「親戚の結婚式に家族で参列。親族だけの結婚式だったため、相手方の親族に『騒がしくしてしまうかもしれませんが、よろしくお願いします』と声掛けしておいた」

赤ちゃんを連れている、というのは一目でわかりますが、式が始まる前に周りの人に声掛けしておくのがよいでしょう。周りの人の理解が得やすいですし、サポートしてもらえるかもしれません。


赤ちゃんが泣いてしまったら?

「新郎新婦の紹介ムービーで騒ぎだしてしまったことがあります。小分けにしたお菓子をずっとあげて静かにさせていました」

「友人の結婚式で、赤ちゃん連れのママがいました。新郎の職場関係の方のスピーチを聞いているとき、その赤ちゃんが大泣き。ママと退席するのかなと思いましたが、出ることなくその場で泣き続けていたので、まわりがざわざわして見ている私が焦ってしまいました」

友人や上司の方のスピーチや両親への手紙など、静かにしなくてはいけない場面ってありますよね。あやしても泣きやまない場合は退席するのがよいでしょう。

赤ちゃんと結婚式をお祝いできるように

結婚式

赤ちゃんを連れて結婚式へ参列するのは、事前準備・事前確認も発生しますし、気をつけることも多いですよね。失礼のないよう準備して、赤ちゃんといっしょに新郎新婦をお祝いできるとよいですね。

2017年08月24日


広告の後におすすめ記事が続きます


家族カテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。