男の子の子育ては大変。しんどいときや楽しいとき、少し楽になる方法

男の子の子育ては大変。しんどいときや楽しいとき、少し楽になる方法

ママにとって異性である男の子の子育て。子どもはもちろんかわいいし楽しいけど、ちょっとしんどいな…疲れた…と感じることもあるのではないでしょうか。男の子の気持ち・行動を理解するためにはどんな方法があるのでしょうか。また、男の子の育児での体験談や男の子ならではのかわいい仕草あるあるや一緒に楽しむ方法などもご紹介します。

男の子の子育ては「しんどい」?

電車などに乗っていて「あら、男の子。ママは大変ねえ」と声をかけられた経験がある男の子ママは多いのではないでしょうか。筆者自身にも


「なぜ?」と思うような行動・発言をされて対応の仕方がわからない

子どもの体力が想像以上でついていけない


などの経験があります。でも、本当に男の子の子育ては「しんどい」のでしょうか。

男の子はとにかく元気

がんばりすぎなくてもいい

「子どものために」「男の子は体力があるから」と思って、毎日外遊びなどに全力で付き合っていませんか?


「YES」と答えたママはとても素敵なママだと思います。


でも、もし少しでもしんどいと感じているなら、時には「今日はちょっとママ疲れてるかも」と素直に伝えることも必要なのではないかと思います。それは「誰かの意見に耳に貸す」という経験にもつながるのではないでしょうか。

もしくは「今日はいいけど、次回ママの用事があるときにはお願いね」と譲る日も作り、相談しあえる関係になるのが理想なのかもしれません。

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お友達と遊ぶことで

他のお友達と一緒に遊んでみると、男の子だからしんどいというよりは、体力や性格のちがいがあるということに気づくこともあります。

自分の子どもよりもさらに活発で元気なお友達と接することで「新しい気付き」を得られるかもしれません。

先輩ママ、ママ友と話すことでアドバイスがもらえる場合もあります。活発な子同士であれば「お互い様だから」と理解してもらいやすいこともあります。

男の子の子育ては大変…【体験談】

男の子の子育ての大変…!という"あるある"エピソードを集めてみました。


無理して子どもと出かけたら…

息子が2歳頃。もっともしんどいと感じた時期でした。正直「今日は外に出たくない」と感じながらも無理して公園遊びに付き合いました。

「ほら、遊んでおいでよ」と息子に言うと、少し一人で遊んだあと、つまらなそうな表情で「もう帰る」と言い出しました。そこで初めて


「この子は公園で遊びたいわけでなく、私と遊びたかったんだ」


と気づくことができました。

それ以来、無理して出かけるのはやめ、自分の余裕のある時に公園や児童館に行くようにしました。

もちろんママと遊ぶのではなく「とにかくお外で遊びたい!」という子もいるとは思いますが、無理しているママを好きな男の子はおそらくいないのではないでしょうか。


パパからの話を聞いて

現在4歳の息子。おもちゃの剣や木の枝を握りたがり、時に振り回します。

「何が楽しいのかな~」という私の独り言を耳にしたパパが


「俺も昔そうだったな~。長いものを見るととにかく振り回していたし、小学生の頃は傘を剣に見立てて振り回しながら毎日下校していたよ」


という事実を教えてくれました。最も身近な男性であるパパから話を聞くことで「男の子ってそういうものなのかな」と理解しやすかったし、少し受け止めやすくなったような気がします。

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男の子ならではの素直さがかわいい

当時は息子よりも年下の娘がいましたが、女の子は同性ということもあって、叱ると歯向かい、ほめても斜めに取られることがありました。ですが、男の子は褒めると喜び、叱るとへこむというかわいい素直さで、いうことを聞いてくれるんです。

同性であると、ついうっかりと言ってしまう事も、男の子だと情報が少ない分とやかく言うことも少なくて、あれ?かわいい!男の子のほうが楽かも?と感じました。


いつの間に大きくなって…

毎日一緒にいると小さな変化には気づきませんが、ふとした瞬間に気づく成長が男の子だとわかりやすいと思いました。

身長がいつの間にか私よりも高くなっていたり、声が低くなっていたりと驚かされます。


どこで覚えたの?紳士的な対応の息子

現在、二歳と四歳の息子がいますが、私が荷物を運んでいるとタタタタッと走ってドアを開けてくれます。何も言わずに荷物をヒョイっと持って行ってくれることもあり、この子たちはよく見てるな~と思います。

朝出かける前には「今日もおしゃれだね!」と褒めちぎってくることもあり、女泣かせ顔負けのほめ上手な息子たちに私も元気をもらって 楽しい日々を過ごしています。

困った時は誰かに相談

パパに相談してみる

パパに男の子の子育てについて相談してみると、ママは「え、そうなの?!」と意外に思うようなことも、男同士で理解し合えることがありそうです。

「うちの息子はなんで●●なんだろう」と理解できずに頭を悩ませたときには、


最も身近な男性であるパパに質問してみるのもいいでしょう。


また「もしパパが子どもだったら、こういうとき何と言って欲しい?」と声がけの仕方についても同性ならではのアドバイスがもらえることもあります。

「俺も昔そうだったよ」などという話を聞くことで、負けず嫌いはパパ譲りなのかな…など子どものことが理解できるきっかけになることもあります。


両親に「自分の子どもの頃」を聞いてみる

自分は忘れているだけで、実はママも子ども時代はやんちゃで親を困らせていたということもあります。

ぜひご両親に「息子の〇〇について困っているのだけれど、私って子どもの頃どうだった?」と聞いてみてください。


子どもの頃の思い出がよみがえるかもしれませんね。


そして同時に思い出す「こうしてもらって嬉しかったな」という感情を、今の子育てに生かせたらいいですよね。

がんばりすぎない子育てを

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子どもと遊ぶのが「しんどい」と感じているなら、それは同時に


無理をしているという証拠なのだと思います。


子どもの立場からすると、ママに「しんどいなー」と思われながら一緒に過ごされるのは少し悲しいものです。

ママが少しでも楽になる方法を考えるのは決して悪いことではないと思います。何より、ママの笑顔は男の子女の子関係なく子どものパワーの源。がんばりすぎない子育てを目指したいものですね。

2017.05.10

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