納豆をそのまま食べられるのは何歳から?1歳児の食事に作る納豆レシピ

納豆をおいしく食べるためのポイント

納豆をそのまま食べられるのは何歳から?1歳児の食事に作る納豆レシピ

1歳の子どもの食事に納豆を取り入れたいママやパパもいるでしょう。納豆は加熱すべきかや、そのまま食べられるのは何歳からか気になる場合もあるかもしれません。今回は、1歳の食事に納豆を使うときの量やポイントとあわせて、納豆巻きや納豆おやきなどのレシピをご紹介します。

納豆は何歳から食べられる?量は?

納豆
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さまざまな栄養を含むといわれる納豆を、子どもの食事に取り入れたいと考えるママやパパもいるでしょう。離乳期に取り入れる他の食材と同じように、初めて与えるときは加熱した方がよいのかや、与える量が気になる場合もあるかもしれません。

納豆をいつから与えたかと、加熱の有無や量について、ママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

納豆を子どもに与えたのは離乳食完了期からで、初めからそのままで与えていました。小粒の納豆を包丁で刻みましたがうまくできず、ひきわり納豆も食べなかったので、小粒納豆をそのままが与えるのが一番よかったです。量は大さじ1杯を目安にしていました。

30代ママ
30代ママ

1歳になり、そのままの納豆を与えてみましたが、食感が苦手なようで食べませんでした。保育園に通うようになり、いつの間にか『納豆が好き』と言うようになっていたので、保育園の給食のメニューを参考にして、刻んだ野菜といっしょに炒めると食べてくれました。

20代ママ
20代ママ

子どもは納豆が比較的好きな方だったと思います。初めて与えたのは1歳半頃で、量は食べすぎないよう大さじ1杯くらいにしていました。納豆ご飯にするときは、ご飯の上に納豆をのせるのではなく、全体を混ぜてから与えると子どもが食べやすそうでした。

20代ママ
20代ママ

初めて納豆を与えたのは1歳の終わり頃でした。そのままあげてみましたが子どもが食べなかったので、小松菜といっしょに炒めたものを作りました。他の野菜と混ぜていたので、1度に与える量は多くありませんでした。

今回お話を聞いたママたちからは、納豆を取り入れたのは子どもが1歳のときだったという声が多くありました。初めてのときからそのままの納豆を与えていたというママも複数いました。

そのままの納豆を食べないときは、加熱したり他の食材と混ぜるなど、さまざまな工夫をしているようです。与える量は1回につき大さじ1杯くらいを目安に、食べすぎないよう気をつけるとよいかもしれません。

1歳児の食事に納豆を使うときのポイント

1歳の子どもに納豆をおいしく食べてほしいと考えるママもいるでしょう。1歳の食事に納豆を使うときは、以下のようなポイントに気をつけるとよいかもしれません。


調味料は少量にする

市販の納豆にはたれやからしがついていることが多いでしょう。付属のたれにはさまざまな調味料が使われているため、1歳の子どもに与える納豆には使わず、醤油を1滴~数滴混ぜる程度にするとよいかもしれません。


流水やお湯で洗う

納豆のねばねばが苦手な子どももいるでしょう。納豆のねばりをとりたいときは、調理をする前に流水やお湯で洗うとよいようです。

茶こしやざるに納豆を入れ、上から水やお湯を回しかけましょう。すこしだけねばりを残したい場合やできるだけ取り除きたい場合は、納豆の状態を確認して調整しながら洗うとよいかもしれません。


他の食材と混ぜる

溶き卵
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納豆特有のにおいを隠すために味の濃いカレーと合わせたり、小さいサイズに切った野菜に少量の納豆を混ぜたりしているママがいました。子どもが生卵を食べられるようになったら、生卵と混ぜ合わせてとろとろ食感の中にまぎれさせるという方法もあるようです。

子どもが納豆に苦手意識をもたず、おいしく食べてもらうためにできる工夫はさまざまあるようです。

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1歳児の食事に作る納豆レシピ

1歳の子どもの食事に作る、納豆のレシピをご紹介します。


レシピ①納豆巻き

  1. 納豆に少量の醤油をたらし、混ぜる
  2. 巻きすに焼き海苔をのせ、その上にご飯を薄く広げる
  3. ご飯の上に細く1をのせ、手前から巻いていく
  4. 巻きすを外し、包丁で1cmほどの厚さに切る

手づかみ食べができる納豆巻きのレシピです。1歳の子どもに与えるときは、大人が食べるときよりも短く切るとよいでしょう。包丁を濡らすと納豆巻きをきれいに切りやすいようです。

焼き海苔が口の中に貼りつく感覚が苦手な子どももいるかもしれません。海苔の代わりに薄焼きの卵で巻くなどしてアレンジするのもよいでしょう。


レシピ②納豆そぼろ

  1. 長ネギをみじん切りにする
  2. フライパンに1と納豆、ひき肉、少量のしょうがのすりおろしを入れて炒め合わせる
  3. 火が通ったら醤油、みりん、酒を加え、混ぜながら加熱してアルコールを飛ばす

納豆とひき肉を合わせて炒め、しょうがや長ネギの風味を加えたそぼろは、ごはんにのせたりオムレツに入れたりと、さまざまなメニューに使えるでしょう。

納豆のにおいが気になりにくいので、納豆巻きなどそのままの納豆を使った料理が苦手な子どもには、このそぼろを使って作ってみるとよいかもしれません。


レシピ③納豆おやき

  1. にんじんとほうれん草を茹で、細かく刻む
  2. ボウルに1と納豆、ごはん、片栗粉、水、醤油を入れて混ぜ合わせる
  3. フライパンに油をひき、2をスプーンですくって落とし入れる
  4. うすく焦げ目がついたら裏返し、もう片面を焼く

朝ごはんやおやつにぴったりな、納豆おやきのレシピです。ご飯の代わりに茹でてつぶしたじゃがいもやかぼちゃを取り入れると、野菜の甘みを楽しめるメニューにもなりそうですね。


レシピ④納豆と野菜の卵炒め

  1. だいこん、にんじん、小松菜を、納豆と同じくらいの大きさに細かく切る
  2. フライパンに油をひき、だいこんとにんじんと小松菜の茎部分を炒める
  3. 2に火が通ったら小松菜の葉の部分と納豆を加え、軽く炒める
  4. 3に溶き卵を加えて炒め合わせ、少量の塩と醤油で味をととのえる

保育園の給食メニューを参考に、小さく切った野菜と納豆をあわせ、卵炒めを作ったママがいました。食材が細かくてすくいやすいので、スプーンを使う練習をしている1歳の子どもにもぴったりかもしれません。

1歳の子どもが納豆をおいしく食べられるように工夫しよう

子どもの食事
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1歳の子どもの食事についてママたちに聞いたところ、そのままの納豆を取り入れたことがあるという声が複数ありました。納豆のそのままの食感やにおいを好んで食べる子どももいれば、加熱しないと食べない子どももいるようです。

小粒やひきわりなど納豆にはいくつか種類があるので、さまざまなものを試しながら、子どもがよろこんでくれる形状や調理方法を見つけたいですね。

市販の納豆についているたれはいろいろな調味料が入っているため、1歳のうちはシンプルに醤油のみをかけるなど、薄味を心がけましょう。

食べすぎに気をつけながら、毎日の食事に納豆巻きや納豆おやきなどのメニューを少しずつ取り入れて、子どもが納豆を好きになってくれるとよいですね。


※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

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