1歳ごろの子どもの幼児食に魚を取り入れたいと考えるママは多いのではないでしょうか。魚が苦手な子どもにどのように与えればよいか悩むママもいるかもしれません。幼児食に魚を取り入れるときのポイントや、1歳ごろの子どもが食べられる簡単な魚レシピをご紹介します。
魚は骨があって子どもが食べるのを嫌がったり、肉は好きだけど魚は食べてくれない、など魚が苦手な子どもは多いかもしれません。さまざまな栄養素が含まれている魚を子どもに食べてほしいと思うママは多いのではないでしょうか。
離乳食が完了した1歳ごろの子どもが魚レシピをおいしく食べるにはどのような工夫やレシピを取り入れるとよいのでしょう。
1歳ごろの子どもが食べる幼児食に魚を使ったレシピを作るとき、どのようなことをポイントにするとよいのかご紹介します。
魚の独特な臭いが苦手な子どももいるかもしれません。魚の臭いを和らげるために、下処理をするとよいでしょう。
魚に塩を振って、しばらく時間を置きます。魚の表面に水気が出てくるため、キッチンペーパーなどでしっかりとふき取ることで臭いを和らげることができるようです。置く時間は魚の種類などによって異なるようですが、脂肪分の多い魚は塩を振ってから15~20分ほど置くとよいようです。
大人は気にならない魚の小骨も、1歳ごろの子どもは食べづらいと感じることがあるかもしれません。場合によっては、魚の骨が喉に引っかかってしまうこともあるかもしれないため、骨はしっかりと取りましょう。
魚を切るときに、背骨や腹骨など大きな骨に沿うように切り落とすとよさそうです。落としきれなかった小骨は魚用のピンセットで丁寧に取りましょう。煮付けやホイル焼きにすると身がやわらかくなり、骨が取りやすくなります。
魚のハンバーグや竜田揚げ、炊き込みご飯などなるべく魚の形がわからないように調理をすると、魚が苦手な子どもも食べやすいかもしれません。
チーズやトマトソース、カレー風味など子どもの好きな味付けに工夫してみるのもよいでしょう。
魚の骨抜きは手間がかかるため、なるべく一度で済ませたいですよね。骨抜きをした魚を調理するときは、作り置き用に多めに作っておくとよさそうです。
骨抜きをした魚を小分けに冷凍保存して、いろいろな魚を使ったレシピを楽しんでもよいかもしれません。
1歳ごろの子どもが食べやすい魚を使った簡単な幼児食レシピをご紹介します。
1.鍋にだし汁、しょうゆ、みりん、砂糖を入れ煮立たせる
2.洗って食べやすい大きさに切った白身魚を入れる
3.落し蓋をして煮込み、魚に味が染みたら裏返して煮込む
煮付けは赤身魚やさんまでもおいしく食べることができますが、カレイやタラ、タイなどの白身魚だとあっさりとした味わいのため子どもが食べやすいかもしれません。しっかりとだし汁を取ることで、少ないしょうゆでも白身魚に味が染みこむようです。
1.鮭に塩を振り下処理をする
2.たまねぎをみじん切りにする
3.皮を剥いたじゃがいもは加熱してマッシュする
4.アルミホイルにたまねぎ、鮭、じゃがいもの順にのせる
5.チーズとマヨネーズをかけてアルミホイルで包み、グリルで焼く
魚の苦手な子どももポテトとチーズをのせたホイル焼きなら食べてくれるかもしれません。ホイル焼きは冷凍保存をすることができますが、じゃがいもは冷凍すると食感が変わってしまうため、冷凍するときはじゃがいもを除きましょう。
1.タラに塩を振り下処理をする
2.小麦粉をまぶす
3.フライパンにバターを敷き、きつね色になるまで両面を焼く
魚に小麦粉を付けてバターで焼いた料理をムニエルと呼びます。小麦粉を焼いたサクッとした食感とバターで焼いたタラのふっくらした食感が同時に楽しめそうです。小麦粉は焼く直前につけるとよさそうです。
1.イワシは皮を取り、たたいて細かくする
2.ボウルに片栗粉、味噌、木綿豆腐と1をを入れ混ぜ合わせる
3.スプーンですくって食べやすい大きさに形成し両面を焼く
イワシと豆腐で作られているヘルシーなハンバーグです。ハンバーグは手づかみできるため1歳の子どもでも食べやすそうです。ブレンダーがあれば、ブレンダーでイワシを細かくしてもよいでしょう。
1.食べやすい大きさに切った鯖にしょうゆ、酒、みりんに漬ける
2.1に片栗粉を付ける
3.フライパンに油を敷き揚げ焼きする
揚げずに少量の油を使った、鯖の竜田揚げです。香ばしい竜田揚げは子どもも気に入り、喜んで食べるかもしれません。
1歳ごろの子どもが食べられる魚を使った幼児食のレシピはさまざまあるようです。魚の骨や、独特の臭いが苦手でも、下処理やメニューを工夫することで子どもが食べやすくなるかもしれません。
栄養のある魚を1歳ごろの幼児食に取り入れたいですよね。いろいろな魚のアレンジレシピを作って、上手に幼児食に魚を取り入れましょう。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2019年11月03日
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