離乳食の作り置きについて。初期のレシピや冷凍や冷蔵に使った容器とは

離乳食の作り置きについて。初期のレシピや冷凍や冷蔵に使った容器とは

離乳食の本などを参考に離乳食の作り置きをするとき、冷凍や冷蔵で何日保存できるのか、どのような容器を用意すればよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、ママたちが用意した保存容器や実際に作っていた初期の作り置きレシピ、保存するときの注意点など体験談を交えてご紹介します。

初期の離乳食を作り置きしたいとき

離乳食を作り始めたママのなかには、毎回少量ずつの離乳食を作るのは大変だと感じ、作り置きを活用したいと考えるママもいるのではないでしょうか。離乳食の作り置きをする場合、何日くらい保存できるのかやどのような容器を用意すればよいのか知りたいママもいるかもしれません。

今回は、初期の離乳食を作り置きするときに用意した保存容器や作り置きできるレシピ、保存するときの注意点をママたちに聞いてみました。

ママたちが用意した作り置きの保存容器

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iStock.com/Zeynurbaba

初期の離乳食を作り置きしたいとき、どのような保存容器を用意すればよいのでしょうか。実際にママたちが用意した、作り置きを保存するときに使ったアイテムについて聞いてみました。


トレータイプ

「離乳食を冷凍保存するとき、製氷皿に形状の似た蓋つきのトレーを使っていました。1つのマスが大さじ1杯にあたる15mlのタイプを選んだことで、離乳食の量を少しずつ増やしていくときなどに調整がしやすく便利でした」(7カ月の赤ちゃんのママ)

「離乳食用として改めてトレーを用意するのではなく、製氷皿を使っています。一度凍らせたものを外して、密封パックに入れて保存しておくと使いたい分だけ取り出しやすく感じています」(6カ月の赤ちゃんのママ)

製氷皿の形状は、離乳食を小分けにして冷凍するときに便利なアイテムのようです。ママのなかには、トレーの素材はシリコン製を選ぶことで、冷凍しても硬くならず取り出しやすかったという声もありました。


小容量のタッパー

「離乳食の保存をするとき、小容量のタッパーを使っていました。冷蔵保存するときはその日のうちに使い切れる50mlタイプ、冷凍保存するときは1食分の30mlタイプなど保存の仕方によって容量を使いわけることもありました」(7カ月の赤ちゃんのママ)

小容量のタッパーを離乳食の作り置きに用意することもあるようです。パッキンがついていて電子レンジにも対応しているタイプは、持ち運びがしやすく、外出先でもそのまま再加熱して赤ちゃんにあげることもできるので便利だったというママもいました。


シリコンカップのセット

「蓋つきのケースの中に、小さなシリコンカップが入っているセットを用意しました。何種類かの食材を小分けにして冷凍保存でき、使いたい分のカップを取り出して食器に移すだけだったので使いやすいです」(8カ月の赤ちゃんのママ)

蓋つきのケースと、小分けできるいくつかのシリコンカップがセットになった容器があるようです。セットに入っているシリコンカップの大きさが2種類あるタイプの場合、食材によって使いわけるのに便利だったというママの声もありました。

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離乳食初期の作り置きレシピ

作り置きできる離乳食初期のレシピを知りたいと考えるママもいるのではないでしょうか。実際に、ママたちが離乳食初期の頃に作り置きしたレシピと、保存方法の工夫をご紹介します。


野菜スープ

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「まずは離乳食の本を参考にして野菜スープを作りました。ざく切りにした玉ねぎ、にんじん、キャベツと、昆布を1時間ほど煮て、こし器でこして完成です。製氷皿を使って1食分ずつわけて保存しておくと、必要に応じていろいろなメニューに取り入れやすかったです」(5カ月の赤ちゃんのママ)

離乳食初期の作り置きメニューとして野菜スープを作ったというママもいました。野菜スープは、風味づけとしてお粥に加えたり、魚やいも類などパサつきが気になる食材を食べやすくのばしたりといろいろな場面で使えるかもしれません。


にんじん豆乳粥

「すりおろしたにんじんと10倍粥に豆乳を混ぜ、レンジで加熱したら完成です。1食分ごと小さな蓋つきパックで冷凍しておき、赤ちゃんにあげるタイミングで必要に応じて食材を足すこともありました」(6カ月の赤ちゃんのママ)

お粥をアレンジしたメニューとしてにんじん豆乳粥もあるようです。お粥と野菜、タンパク質のバランスがとりやすいメニューのようなので、外出先で離乳食を食べさせるときに持っていきやすかったというママの声もありました。


鶏肉とかぼちゃの煮物風

「茹でた鶏ひき肉に、茹でてつぶしたかぼちゃとだし汁を加えてなめらかになるよう混ぜたら完成です。密封できる袋に入れて平らにのばし、菜箸で筋を入れてから冷凍保存しておくと、使う分だけ簡単に取り出すことができました」(6カ月の赤ちゃんのママ)

鶏肉とかぼちゃを煮物風にアレンジしたメニューのようです。肉や魚などのタンパク質と野菜を混ぜたレシピを作り置きしておくことで、調理の時間がないときでも簡単に食材のバランスの取れた離乳食が用意できるかもしれません。

離乳食を作り置きするときに意識したポイント

作り置きを保存したとき、どのようなことに注意すればよいのでしょうか。実際に、ママたちが作り置きをしたときに意識したことについて聞いてみました。


加熱してから使う

「作り置きした離乳食は、必ず赤ちゃんに食べさせる前にしっかりと再加熱しています。過熱むらがないように、かき混ぜながら何度かレンジにかけ全体的に温めなおすようにしています」(8カ月の赤ちゃんのママ)

作り置きした離乳食をしっかり再過熱してから赤ちゃんにあげるよう意識していたママもいました。他にも、鍋で10倍粥を作っているときに冷凍保存した野菜を加え、いっしょに煮ることで加熱したというママの声もありました。


早めに使い切る

「離乳食の作り置きを冷凍保存するときは、1週間以内に使い切れる量を目安にして作っていました。容器に食材名と調理した日付を書いたテープを貼っておくと、いつまでに使い切ればよいかの目安がわかりやすかったです」(7カ月の赤ちゃんのママ)

離乳食の作り置きを冷凍保存する場合、1週間以内に使い切れる量を目安にしていたママもいるようです。冷蔵保存のときは何日分も用意するのではなく、その日のうちに使い切れるような量を意識して作り置きしていたというママもいました。

離乳食の作り置きを取り入れよう

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ママたちは離乳食の作り置きは何日保存できるのか、どのような容器を用意すればよいのか気になることがあるようです。冷蔵する場合も冷凍する場合も容器の使い方を工夫して保存するとよいかもしれません。

初期の頃は離乳食の本なども参考にして、毎日の離乳食作りに作り置きメニューを取り入れてみてはいかがでしょうか。


※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2018年10月29日


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