赤ちゃんの離乳食に、焼き芋はいつから?焼き芋の用意の仕方やアレンジレシピ、保存方法について

赤ちゃんの離乳食に、焼き芋はいつから?焼き芋の用意の仕方やアレンジレシピ、保存方法について

離乳食で焼き芋をいつから取り入れてもよいのか、気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、焼き芋をいつから離乳食に取り入れられるか、離乳食のアレンジレシピや保存方法をご紹介します。

離乳食で焼き芋はいつから食べられる?

おやつや軽食として、焼き芋を買ったり食べたりするママもいるのではないでしょうか。焼き芋は離乳食の食材としていつから使うことができるのでしょうか。

厚生労働省の資料によると、離乳食初期では37.5%のママが、離乳食中期になると79.5%のママが、離乳食でさつまいもを取り入れているようです。実際にママたちは、さつまいもをいつから離乳食に取り入れ始めたのでしょうか。

「離乳食が始まって2週間くらいで、離乳食にさつまいもをあげていました。甘くておいしいのか赤ちゃんもよろこんで食べてくれました」(6カ月の赤ちゃんのママ)

「離乳食が始まって1カ月が過ぎたころに、私が食べていた焼き芋をほしそうに見ていたので、手をつけていない部分を湯冷ましでのばしてあげてみたら、すごくよろこんで何度もおかわりしていました」(6カ月の赤ちゃんのママ)

離乳食初期からさつまいもや焼き芋を取り入れているママもいるようです。焼き芋は柔らかく、甘味もあるので離乳食にも取り入れやすいかもしれませんね。

出典:離乳食Ⅱ/ 厚生労働省 
離乳食はいつから?さつまいもの離乳食時期別の進め方とアイディア

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離乳食の焼き芋をどう用意した?

離乳食で使う焼き芋を、ママたちはどのように用意したのでしょうか。


家で手作り

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「よく洗ったさつまいもをアルミホイルで包んでトースターでじっくり焼きます。最近はさつまいも専用のような黒いホイルが売っているので、それを使って作っています。スプーンで少しだけすくってあげています」(11カ月の赤ちゃんのママ)

「私が昔から焼き芋が好きで、時間があるときに家で手作りします。ふかし芋より作るのに時間がかかりますが、甘味が強いので、子どもも喜んで食べてくれます。おかゆに混ぜてあげています」(10カ月の赤ちゃんのママ)

焼き芋を家で簡単に作ることもできそうです。トースターではなくフライパンや電子レンジでも作ることができるようです。さつまいもが安く売られているときにたくさん購入して、一度に何本も焼き芋を作るというママもいました。


スーパーなどで購入

「スーパーで売っている焼き芋を購入して、子どもの離乳食と自分のおやつにしていました。私が食べる前に子どもの分を取り置き、子どもには湯冷ましでのばしてからあげています」(6カ月の赤ちゃんのママ)

「最近は冷凍した状態で売っている焼き芋もあるので、インターネットのサイトでまとめて購入しています。必要な分だけ解凍して離乳食に使っています」(11カ月の赤ちゃんのママ)

スーパーなどで売っている焼き芋を使用して離乳食作りをしているママもいるようです。生のさつまいもを調理するより簡単で、手早く離乳食に使えるかもしれませんね。焼き芋を使う場合は、焼き芋の黒く焦げた部分や皮を取り除いてから使っているというママがいました。

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焼き芋を使った離乳食レシピ

焼き芋を使った離乳食のレシピにはどのようなものがあるのでしょうか。


焼き芋のペースト

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「離乳食開始から1カ月頃に、焼き芋のペーストをあげてみました。焼き芋の皮をむいて、中身の部分を裏ごしし、湯冷ましやお湯で溶いたミルクでのばしてペースト状にしていました」(6カ月の赤ちゃんのママ)

焼き芋をお湯やミルクでのばしてトロトロのペースト状のものを作ったというママもいました。離乳食初期の頃は、ねっとりしている焼き芋をお湯などでのばせば、赤ちゃんも飲み込みやすくなるかもしれませんね。


焼き芋の7分がゆ

「かるくつぶした焼き芋を7分がゆにまぜてあげていました。焼き芋が甘いためか、おいししそうにパクパク食べてくれました」(8カ月の赤ちゃんのママ)

離乳食の中期頃に、おかゆに焼き芋を混ぜてあげていたママもいました。赤ちゃんの苦手な野菜を焼き芋と混ぜてあげると、焼き芋の甘味のおかげで食べやすいかもしれません。赤ちゃんの様子を見ながら焼き芋のつぶし加減を調節してあげるとよさそうです。


焼き芋のサンドイッチ

「手づかみ食べを始めた頃に、焼き芋のサンドイッチを作りました。焼き芋をお湯で溶いた粉ミルクでのばしてペーストにして、みみをきった食パンを食べやすい大きさに切った後、焼き芋のペーストを挟んで作りました」(11カ月の赤ちゃんのママ)

離乳食が後期に進むと、手づかみ食べができるサンドイッチに焼き芋を使うこともできるようです。同じように手づかみ食べができるメニューとして、焼き芋のペーストを小麦粉に混ぜ、おやきを作ってあげたといううママもいました。

焼き芋の保存方法

離乳食作りに活用できる焼き芋ですが、大きいものだと使い切れずに残ってしまうこともありそうですね。ママたちは焼き芋をどのように保存しているのでしょうか。


ペーストやマッシュして冷凍保存

「焦げや皮を取り除いた焼き芋を裏ごしして、ペーストにした後、製氷器に入れて冷凍保存しています」(6カ月の赤ちゃんのママ)

「焼き芋をフォークやマッシャーで荒く潰した後、ラップに包み、平たく伸ばして板状にしたものを冷凍します。使うときはパキッと折って、必要な分だけ解凍します」(11カ月の赤ちゃんのママ)

焼き芋をペーストやマッシュにして冷凍保存をするママがいるようです。1回に使う分量ずつ小分けしておくと離乳食を作るときに便利かもしれませんね。


ひと口大に切って冷凍保存

「歯茎で噛めるようになってきたので、焼き芋をひと口大に切って、使う分ずつ冷凍保存していました」(8カ月の赤ちゃんのママ)

焼き芋をそのまま冷凍すると解凍するのに時間がかかりますが、ひと口大に切って冷凍保存すると、解凍の時間も短く、料理への使い勝手もよいかもしれません。1食分ずつラップに包んだり、小さめのタッパーに入れて保存したりするとよさそうです。

焼き芋を使って子どもがよろこぶ離乳食を

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© aijiro - Fotolia

さつまいもや焼き芋は、離乳食初期から取り入れることができそうです。焼き芋は柔らかくて甘味も強く、保存もしやすいので、離乳食に取り入れやすい素材かもしれません。焼き芋の甘味を活かして赤ちゃんがよろこぶ離乳食を作れるとよいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2018年8月10日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2018.08.10

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