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2016年11月21日

今日からできる。子どもにガミガミイライラしないためのシンプルな方法

今日からできる。子どもにガミガミイライラしないためのシンプルな方法

毎日子どもと接しているとついガミガミ叱ってしまったり、素直にいうことをきいてくれない子どもにイライラしてしまったり......でも、できればガミガミイライラしたくないもの。しつけもきちんとするけれど、できたらいつも笑顔のママでいたい。そのためのシンプルなコミュニケーション法をご紹介します。

子どもにきつくあたって自己嫌悪......

忙しいときや気分が落ち込んいるとき、つい子どもに感情的に叱ってしまったり、きつくあたってしまって自己嫌悪......。これは誰にでもある経験だと思います。

でも、そんなときでも子どもとのコミュニケーションがもっと楽になるちょっとしたコツがあります。これを実践するだけで、イヤイヤ期や反抗期もうまく乗り越えられるのでぜひ試してみてください。パートナーや友人とのコミュニケーションにも応用できますよ。

まずは子どもの話をきく

もし「あ、ワガママいってるな」と感じても、とりあえず一度、子どもの話をきいてみましょう。うまく話を聞いてあげると、それだけで気持ちが落ち着くこともあります。また子どもが悩んでいるときに自分の力で解決する手助けにもなります。

そのために有効なのは「能動的な聞き方」をすること。コツは以下の2つです。

1. 子どもが言う言葉を繰り返してみる

子どもが言った言葉をほぼそのまま繰り返してあげましょう。たとえばスーパーなどで「このお菓子が欲しい!買って!」と言われたら、つい「今日はダメ。また今度ね」とか「ワガママを言うんじゃありません」と言ってしまっていませんか?

そのかわりに「このお菓子が欲しいのね。どうしても買ってほしいのね」と、子どもが言ったことをそのまま言ってみましょう。そのやりとりを何度か繰り返すうちに、子どもが「お菓子を買ってほしい気持ち」を受け止めてもらえことで満足することもあります。試してみてください。

2. 子どもの言葉を言い換えてみる

たとえば、子どもが「○○ちゃんが絵本とった。もう○○ちゃんなんてキライ!」と言ったとします。そこで「お友だちのことキライなんて言わないの」や「別の絵本を読んだらいいでしょ」などと言ってしまっていませんか?

こういう状況では、まず子どもの言葉の裏にある気持ちを汲み取って、うまく言い換えてあげましょう。「○○ちゃんに絵本を取られて悔しいのね」や「○○ちゃんのことキライになっちゃうほど嫌な気持ちになっちゃったのね」などです。子どもの言葉をうまく言い換えて、客観的に状況を説明してあげましょう。

子どもの言葉と気持ちを受け止めて、そのまま投げ返すのがポイント

言葉のキャッチボールを何度か繰り返すことで、子どもが自分自身で自分の気持ちを解決する方法を見つけるきっかけになることがあります。少し時間はかかるかもしれませんが、この「能動的な話の聞き方」をしてあげることによって自己解決力が身につきます。ぜひ実践してみてください。

大人も自分の気持ちを語る

次は、大人も自分の気持ちを伝えましょう。そのときに言い方をちょっと工夫するだけで、子どもが素直に話をきいてくれます。例として「子どもがおもちゃを片づけない状況」でのコミュニケーションを、以下のような3部構成にまとめてみました。

1. 子どもの行動や事実をそのまま伝える

「おもちゃを片づけなさい」や「片づけなさいって何回言ったらわかるの!」などと非難するのではなく、「おもちゃを片づけないのね」「そのままおもちゃをここに置いておくのね」など、事実をそのまま表現してみてください。

2. ママにどういう影響があるか具体的に伝える

その事実が自分にどう影響するかをできるだけ具体的に伝えます。「おもちゃが出しっぱなしだと掃除機がかけられないから、ママが○○ちゃんのかわりに片づけなくちゃいけないね」などです。

3. ママがどういう気持ちになるか伝える

最後に自分がそれによってどんな気持ちになるかを率直に伝えてみましょう。たとえば「本当は早く掃除機をかけたいのに、ママがおもちゃを片づけるのは、ちょっとめんどうで困る」などです。また「おもちゃを片づけてくれたらすっきりして、ママはとってもうれしい」などポジティブな側面も伝えましょう。思ったことをそのまま素直に語るだけでOKです。

子どもにママの気持ちを素直に伝えよう

子どもの行動をよく観察して、それによって自分がどんな気持ちになるかを素直に伝えましょう。子どものしつけのために自分の気持ちを押し殺すのではなく、逆にオープンになってみましょう。子どもはママに喜んでもらえることが大好き。ママの気持ちを知ることで行動が変わるかもしれません。

ママも自分の気持ちを大切にしよう

「子どもをしっかり育てなきゃ」と一生懸命になりすぎると、自己嫌悪に陥ったり、子育てに関する情報を知れば知るほど自信をなくしてしまったりしがち。でも本当は、子育てはもっとシンプルでいいのかもしれません。

子どもの気持ちを受け止めて、自分の気持ちを語る。それだけで親子の信頼関係が強くなるのではないでしょうか。毎日のより良いコミュニケーションで、親子で一緒に成長していけたらいいですね。

参考文献
トマス・ゴードン著 『親業-子どもの考える力をのばす親子関係のつくり方』

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