保育園の入園申し込みの流れ。理由など申込書の書き方のコツなど

ママたちが考えるアピールポイントとは

保育園の入園申し込みの流れ。理由など申込書の書き方のコツなど

保育園に入園申し込みをするときの申込書の書き方や、求職中の場合にどのようなアピールの仕方をするとよいのか知りたいママもいるのではないでしょうか。今回は、保育園の入園申し込みの流れや就労証明など申し込み時に用意したもの、通勤時間など申込書の申請理由の書き方のコツを体験談を交えてご紹介します。

保育園の入園申し込みの準備

保育園の入園申し込みの時期が近づくと、申込書の書き方が気になるママやパパもいるようです。求職中の場合、どのようなアピールをするとよいのか気になるママもいるかもしれません。

今回は、保育園の入園申し込みについてママたちに聞いてみました。

保育園への入園申し込みの流れ

保育園に入園申し込みをしたいとき、どのような流れで申込書を提出するのか知りたいママもいるのではないでしょうか。ママたちに聞いた、保育園への入園申し込みの流れをご紹介します。


申込書を入手する

30代ママ
30代ママ

私の住んでいる地域では、認可や無認可に関係なく保育園の入園申込書は自治体の窓口と各保育園で配布していました。希望している保育園の様子を見られると思ったので、子どもといっしょに保育園へ申込書をもらいに行きました。

自治体によって申込書を配布する場所はさまざまなようです。事前に配布期間や時間帯も確認しておくと、スムーズに申込書が手に入りやすいかもしれませんね。


自治体または保育園に申し込みをする

保育園
iStock.com/Rawpixel
20代ママ
20代ママ

申込書に記載されている受付期間に、保育課の窓口へ申込書と必要な書類を提出しました。念のため印鑑を持参しておくと、捺印を忘れた箇所があっても自宅まで取りに帰らなくてよいと思いました。

自治体の指定されている窓口へ入園申込書を持参したママがいるようです。自治体によっては、認可や無認可に関係なく各保育園で受け付けをしている場合もあるようなので、希望する保育園で直接申し込みをしたというママの声もありました。


通知を受け取る

40代ママ
40代ママ

うちの場合、入園申し込みをした3カ月後に自治体から通知が届きました。申込書には第1希望から第4希望まで記入したのですが、通知が届くまでどの保育園に決まったのかはわかりませんでした。

入園が決まったとき、自治体から通知が届いたというママの声がありました。公立の保育園の場合は通知といっしょに入園説明会の案内が入っていたり、私立の保育園の場合は別便で案内が届いたりとさまざまなパターンがあるようです。

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保育園の入園申し込みに用意したもの

保育園の入園申し込みをするためには、どのようなものが必要なのでしょうか。ママたちに、保育園の入園申し込みに用意したものを聞いてみました。


必要なもの

保育園の入園申し込み時に、必要なものをご紹介します。


  • 入園申込書
  • 支給認定申請書
  • 保育を必要とする理由を証明する書類
  • 保育料決定のための税資料

入園申込書の他に、就労証明書など保育を必要とする理由を証明する書類を用意するようです。必要な書類は地域によって違いがあるかもしれないので、認可保育園の場合は各自治体の決まりにあわせたり、園独自の必要書類の有無を確認しておいたりするとスムーズな申し込みができそうですね。


状況によって用意するもの

書類
iStock.com/Dibas

家庭の状況にあわせて用意したものをご紹介します。


  • 延長保育申込書
  • 採用内定証明書

ママやパパの就業時間によっては、申込時に延長保育の申し込みが必要になる場合もあるようです。また、求職中ですでに内定を受けている場合は採用内定証明書を提出したというママの声もありました。

申込書の申請理由の書き方のコツ

入園申し込みには、保育を必要とする理由や第1希望の保育園を選んだ理由を記入する欄があるようです。ママたちに聞いた、申込書の申請理由の書き方のコツをご紹介します。


家庭環境を詳しく書く

30代ママ
30代ママ

私と夫どちらの両親も遠方に住んでいて、共働きをすると子どもを家庭で保育できる環境ではありませんでした。両親がそれぞれ仕事をしていることもあり、手伝いに来てもらうことが難しいという内容も添えると、保育の必要性を伝えられたのではと思います。

子どもを自宅で保育することが難しい理由として、家庭環境を詳しく記入したママがいるようです。ママのなかには、実家との具体的な距離と移動時間も記入し、気軽に子どもを預かってもらえない環境を伝えたという声も聞かれました。


共働きの必要性を書く

20代ママ
20代ママ

私が考える申込書の書き方のコツは、夫婦が共働きをする必要性を伝えることです。我が家の場合は子どもが3人いるので、将来の学費のために夫婦で働きたいという内容を記入しました。

夫婦が共働きをする必要性を書いたママがいるようです。ママのなかには、育休が終わるため職場に復帰しないと退職扱いになってしまうことから、これまでの経験を活かした仕事を続けたい内容を書いたという声も聞かれました。


希望する園を選んだ理由をアピールする

40代ママ
40代ママ

自宅や私の職場との距離が近い保育園を第1希望にしました。通勤時間が短くなるので、延長保育を利用せずに子どもとの時間も長く取れそうだったことをアピールしました。

園と自宅や勤務先との距離が近いことで子どもにもよい環境を与えられるなど、その園を選んだ理由をしっかりアピールすることも大事かもしれません。園開放やプレ保育などを通じて、子ども自身が気に入っていることや保育内容が家庭の方針と近いことを理由として考えたママもいるようです。

しっかり準備して保育園の申し込みに備えよう

パソコンを見るママと赤ちゃん
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認可や無認可の保育園への入園申し込みは、入手した申込書に記入をしてから所定の窓口へ提出し、通知を受け取るという流れがあるようです。入園申し込みのために用意する書類には、申込書の他にも、仕事をしている場合は就労証明書を、求職中でも内定している場合は採用内定証明書などがあるようです。

申込書の申請理由の書き方のコツとして、保育の必要性や通勤時間の短さなど、その園を希望する事情を細かくアピールしたりと工夫したママもいました。申し込みの流れや申請書の書き方を確認しておくなど、しっかりと準備をして入園申し込みができるとよいですね。

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2019.07.01

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