哺乳瓶の種類や特徴。赤ちゃんや時期にあわせた選び方とは

素材やサイズ、形状など

哺乳瓶の種類や特徴。赤ちゃんや時期にあわせた選び方とは

赤ちゃんに哺乳瓶を用意するとき、どのような種類があるのかや時期にあった選び方が知りたいママもいるのではないでしょうか。今回は、哺乳瓶の種類と特徴や時期にあわせた選び方、新しいものに変える場合など違う哺乳瓶を用意するとき意識したことについて、ママたちの体験談を交えてお伝えします。

哺乳瓶を用意するときに気になること

赤ちゃんがミルクを飲むための哺乳瓶をどのように選んだらよいのか悩むママもいるのではないでしょうか。ママたちのなかには、種類の他に選び方や哺乳瓶の種類を変えるときのポイントが知りたいという声がありました。

実際に、ママたちはどのように哺乳瓶を用意したのでしょう。

哺乳瓶の種類や特徴

ママたちの声をもとに哺乳瓶の種類や特徴についてご紹介します。


素材

「うちではガラス製の哺乳瓶を使っていましたが、ガラス製の哺乳瓶は繰り返し煮沸消毒をしても劣化しにくく長く使えました。重みがあり割れやすかったので、主に家で使っていました」(30代ママ)

「プラスチック製の哺乳瓶を使っていました。ガラス製と比べて軽く、普段使うときはもちろんですが外出時の荷物がかさばらず重宝しました」(20代ママ)

哺乳瓶の素材の種類には、ガラス製やプラスチック製があるようです。プラスチック製の哺乳瓶を使っているママからは、子どもがミルクを飲むのに時間がかかっても、軽いので腕が疲れにくかったという声も聞かれました。


サイズ

哺乳瓶
iStock.com/stevanovicigor

「小さいタイプが一つあると使い勝手がよいかもしれないと思い、80mlの哺乳瓶を用意しました。ミルクを飲むとき以外に、お風呂上りに白湯を飲ませるときや薬を飲ませるときにも使えたので便利でした」(30代ママ)

「私の場合、職場復帰の予定もあったので赤ちゃんをミルク中心で育てようと考え、あらかじめ大きめのサイズのものを購入しました。240mlの哺乳瓶は新生児から卒乳までの長い期間使えました」(20代ママ)

哺乳瓶のサイズの種類はメーカーによっても違うようですが、小さいものだと70mlから80ml程のサイズや、大きいものだと300mほどのサイズのものまで幅広くあるようです。どのサイズを選ぼうか迷ったので、サイズ違いの哺乳瓶を何本か用意したというママの声もありました。


形状

「我が家ではストレート型の哺乳瓶を選びました。口が広いので洗いやすく、ミルクの調乳も手早くできたので普段から重宝しました」(30代ママ)

「カーブ型の哺乳瓶を選びました。授乳するとき赤ちゃんが楽な姿勢で飲める角度になるよう工夫されていたので、空気を飲み込んでしまうことも少なく息子も飲みやすそうでした」(20代ママ)

形状の種類には、口の広いストレート型や、赤ちゃんが飲みやすい姿勢になるようボトルにカーブをつけたものもあるようです。他にも、ボトルが少しくびれている哺乳瓶を使ったママからは、手にフィットしたので持ちやすかったという声も聞かれました。

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【体験談】時期別の哺乳瓶の選び方

赤ちゃんの時期によって哺乳瓶の選び方に違いがあるのか気になるママもいるかもしれません。実際に、ママたちの声をもとに、哺乳瓶の選び方を時期別にご紹介します。


新生児から生後2カ月頃まで

「2カ月頃までは、娘が一度に飲める量が100mlほどだったので120mlの哺乳瓶を使っていました。この頃はまだ授乳の間隔が整っておらず、ミルクを作る回数も多かったので小さめの哺乳瓶はお手入れしやすく便利でした」(20代ママ)

新生児から生後2カ月頃までは、飲む量にあわせて120mlから160mlくらいの小さめの哺乳瓶を用意したママがいるようです。また、家で授乳することが多いため、熱に比較的強いガラス製の哺乳瓶は、作ったミルクを冷水で冷ましたり搾乳した母乳を温めたりするときにも便利だったというママも声も聞かれました。


生後3カ月頃から

哺乳瓶
iStock.com/Birzio

「生後3カ月頃になると出かける機会も徐々に増えてきたので、軽くて持ち運びしやすいプラスチック製の哺乳瓶を使っていました。5カ月頃になり、自分で哺乳瓶を持てるようになったときもプラスチック製の哺乳瓶は軽く持ちやすそうでした」(30代ママ)

「生後3カ月頃になると、160mlの哺乳瓶ではすぐに飲み切ってしまうようになりました。赤ちゃんの飲む量にあわせてサイズを変える必要があると考え、この時期に240mlの哺乳瓶に買い換えました」(30代ママ)

生後3カ月頃からは、持ち運びのしやすさを考えてプラスチック製の哺乳瓶を使ったり、赤ちゃんが飲めるようになった量にあわせて容量の多いタイプに買い替えたりしているママがいるようです。使いやすさや赤ちゃんの様子にあわせて、哺乳瓶のサイズを使いわけるのもよさそうです。

違う哺乳瓶を用意するときに意識したこと

哺乳瓶のサイズアップをしたいときや使っているタイプが赤ちゃんにとってあわないと感じたときなどに、今使っているものとは違う哺乳瓶を用意したいと考えることもあるかもしれません。実際に、違う哺乳瓶を用意するときに意識したことをママたちに聞いてみました。


赤ちゃんの飲みやすさ

「成長とともに吸う力が強くなっても飲むのに時間がかかっていたので、ちくびの形を丸穴からクロスカットのものに買い換えました。丸穴よりも出る量が多く吸う力にあわせて飲みたい量が出るからか、息子も飲みやすそうでした」(20代ママ)

違う哺乳瓶を用意するのにあわせて赤ちゃんの飲みやすいちくびを探したママもいるようです。ママのなかには、赤ちゃんの飲みやすさを意識して哺乳瓶を買い替えるときも赤ちゃんが慣れたちくびを使えるよう同じメーカーにしたという声もありました。


消毒方法を考える

「哺乳瓶の消毒は専用容器に入れて電子レンジで加熱する方法で行っていました。違う哺乳瓶に買い替えるときも同じ消毒方法ができるどうかをチェックしてから選びました」(20代ママ)

今までと同じ方法で消毒できるかなど、消毒方法を考えて哺乳瓶を買い換えているママの声もありました。消毒方法も専用容器と電子レンジを使う方法のほかに、鍋で煮沸する方法や薬液消毒する方法などもあるようなので、ママが慣れている消毒方法にあわせて哺乳瓶を選ぶのもよいかもしれませんね。

種類と特徴を知って赤ちゃんにあった哺乳瓶を選ぼう

赤ちゃんに哺乳瓶でミルクを飲ませる子供
iStock.com/monzenmachi

ママたちに聞くと、哺乳瓶の種類や選び方はさまざまなようでした。サイズアップなどで違う哺乳瓶に変えるときは同じちくびを使えるものにしたり消毒方法を確認したりと、赤ちゃんの飲みやすさやママの使いやすさを考えるとよいかもしれません。

哺乳瓶の種類と特徴に加えて、時期別の選び方などにも工夫しながら、赤ちゃんにあった哺乳瓶を選べるとよいですね。

哺乳瓶の選び方について。サイズやちくびを選ぶポイントとは

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2019.03.10

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