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2017年12月14日

学資保険の賢い選び方。満期におすすめなタイミングは

学資保険の賢い選び方。満期におすすめなタイミングは

高校や大学に進学する際、まとまったお金が必要になりますよね。将来必要な学費を貯蓄するために学資保険を使うかたもいるのではないでしょうか。その種類はさまざまですが、17、18歳で満期になるものか、21、22歳で満期になるものが一般的と言われています。今回は学資保険の選び方について考えてみましょう。

学資保険は満期のタイミングがポイント

子どもの将来のために保険を利用して、学資金を積み立てるのが学資保険と言われています。

学資保険には、保険会社やプランによっていくつか種類があります。その一つが、満期を迎えて受け取るタイミングです。

大学進学を見越して早い段階から計画的に学資保険で貯蓄していたとしましょう。

しかし、22歳を満期にしたプランで契約していた場合、お金が必要な大学入学時の18歳のときにお金がおりず、入学金が払えなかったら大変です。

学資保険を検討する際、満期をいつにするかというのは、子どもの将来に関わる大事なポイントであることをしっかりと覚えておいてください。

学資保険の満期が17歳、18歳

まずは、学資保険の満期が17歳または18歳のタイミングという場合を考えてみましょう。

大学進学に向けて

この年齢を満期にする目的の一つとして大学入学があげられます。

17歳や18歳は、高校を卒業して大学などに進学するタイミングがやってきます。平成28年に行った文部科学省の調査によると、大学進学率は現役で49.3%。短期大学を含めると54.8%となっています。

過去年度卒を含めると、大学進学率は52.0%、短期大学を含めた場合56.8%に上り、どちらも過去最高の進学率を記録しました。

大学に進学するとなると、まず必要なのが入学金です。文部科学省平成27年度の調べでは、私立大学でかかる入学金の平均額は25万6069円。これに授業料と施設整備費を加えると、初年度には平均130万8962円が必要となってくるようです。

国立大学の場合でも国が定めた標準額として、入学金28万2000円と授業料53万5800円の合計81万7800円を初年度には納めなければなりません。

さらには、大学進学と同時に親元を離れて一人暮らしを始めるとなると、引っ越し代や部屋代など新生活にかかるお金も加わることになります。

出典:平成28年度学校基本調査(確定値)の公表について/文部科学省
出典:初年度学生納付金の調査結果概要/文部科学省
出典:国公私立大学の授業料等の推移/文部科学省

満期を17歳、18歳に設定するメリット

学資保険の満期を17歳または18歳にする最大のメリットは、大学入学という最もお金がかかるタイミングで学資保険がおりることです。

現役で大学に合格し実家を離れ一人暮らしを始めることになったとしても、大学入学時に200万円が受け取れる学資保険に入っておけば、初年度の大学の費用と新生活に使えるお金が増えますよね。

その際、満期にする年齢はよく注意してください。保険会社によっては、子どもの誕生月と契約月で学資保険額を受け取る時期が異なります。18歳満期にした場合、契約日の後に誕生月が来ると大学入学後の受け取りになり、入学のタイミングに間に合わない可能性がありますので、入学前に確実に受け取りたい方は、17歳満期にしておくとよいかもしれません。

学資保険の満期が21歳、22歳

一方、学資保険の満期を21歳または22歳にずらすこともできます。大学卒業のタイミングで受け取ることには、どういった理由があるのでしょうか。

社会人になるための準備

面接
aijiro/Shutterstock.com

21歳や22歳といえば、大学を卒業して就職する時期です。地元の大学に進学し就職から親元を離れる場合は、このタイミングでの受け取りが便利かもしれません。またスーツやリクルートバッグを揃えたり、遠方の面接会場へ行ったりなど、就職活動にも多少お金がかかります。こうした社会人になるための学資保険の選び方としては、21歳や22際満期が適しているかもしれません。

満期を21歳、22歳にするメリット

各保険会社や契約するプランにもよりますが、一般的に満期を遅くすると、払った金額より多くの金額がもらえる返戻率が上がるとされています。

大学院への進学や海外留学など、大学卒業後にも教育費がかかるかもしれないと考えるならば、満期を21歳か22歳に設定してもよいかもしれません。また、大学入学時は祖父母に援助してもらえると確定している場合や、別の貯蓄を用意しているのであれば21歳・22歳満期を検討してみましょう。

学資保険にまつわる体験談

学資保険に入ったママは、どのようなプランを選んだのでしょうか。

選んだポイントは、生活の負担にならないこと


「32歳主婦、同い年の夫と3歳の子どもがいます。子どもが1歳の誕生日を迎える前に、学資保険に加入しました。

支払い開始時期が早いほど払込み期間は短くて済む内容だったので、子どもが生まれたときに検討を始めていました。

金額は毎月9,500円ほどです。夫の月収の負担にならないことと、高校入学前に支払いが終わること、そして大学入学時に150万円は確保できるプランにしています。家計を圧迫せず、かつ私立大学の入学金は貯められることが決め手でした」

学資保険に入らずに学資金を確保する方法

「年下の夫と、2歳の子どもがいる35歳主婦です。毎月23,000円程度の学資保険に加入していましたが、高額な掛け金で家計圧迫していたので解約。

自分が無保険だったことがきっかけで投資タイプの死亡・医療保険に加入し、10年後以降に解約できる生命保険をオプションとしてつけました。

毎月の掛け金は、18,000円程度に抑えています。子どもが大学に入学するタイミングで、オプションの保険を解約する予定です」

受け取るタイミングをよく考えて決めよう

学生
DK Samco/Shutterstock.com

17歳、18歳の満期と21歳、22歳の満期にする理由を交えながら学資保険の選び方についてご紹介をいたしました。学資保険は、保険会社やプランによって受け取る時期が異なります。

子どもは大学入学後も自立するまではお金がかかるもので、中でも入学時が最もかかるとされていますが、自宅を離れるか否かでも大きく変わってくるでしょう。

選び方のポイントはいろいろありますが、子どもの将来や自分たちの明るい未来を想像して前向きに検討するとよいですね。

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