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離乳食期の赤ちゃんと旅行を楽しむ方法
離乳食期の赤ちゃんと旅行にいくとき、ごはんをどのようにあげたらよいかを悩む保護者は多いでしょう。離乳食が完了するまでは旅行をやめておくのも1つの手ですが、時期によっては赤ちゃんと一緒にお出かけを楽しめることもありますよ。この記事では離乳食期の赤ちゃんと旅行に行く際に使える工夫や便利グッズなどを紹介します。お出かけを検討中の方は、ぜひ事前にチェックしておいてください。
離乳食期、旅行中のごはんはどうしたらいい?
離乳食が始まると、旅行中のごはんに頭を抱えるママは多いようです。離乳食期の子どもを連れて旅行に行く場合は、旅行は何泊するのか、移動時間はどれくらいかなどを考慮したうえで、旅行期間中の離乳食の回数をあらかじめ計算しておくようにしましょう。おおよその回数がわかっていれば、ママも事前の準備がしやすくなるかもしれません。
また、宿泊先によっては”赤ちゃんプラン”などの用意があり、離乳食やオムツなど赤ちゃんに必要なものを宿側が用意してくれるサービスを行っているところもあるようです。旅行先で利用できそうなサービスがあるかどうか事前に調べておくことで、ママの旅行先での負担も軽減できるかもしれませんね。
【時期別】旅行先で離乳食をあげるときのポイント
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せっかく家族みんなで行く旅行であれば、大人も赤ちゃんも旅行先での外食を楽しみたいものでしょう。出先で子どもに離乳食を食べさせる場合は、どのような方法があるのでしょうか?離乳食の月齢別に紹介します。
離乳食初期(1回食)の場合
離乳食はじめたての生後5~6カ月ごろの赤ちゃんは、1日の栄養のほとんどを母乳やミルクから取っています。1~2泊程度の短い旅行であれば、少しくらいスキップしても問題ありません。
離乳食中期(2回食)の場合
離乳食中期が始まる生後7~8カ月ごろは、母乳やミルク以外の食事のリズムも整ってくる時期です。パクパク食べてくれる赤ちゃんの場合は、中期用の離乳食を用意してあげましょう。あまり進みが良くない場合は、無理してあげようとしなくても大丈夫ですよ。
離乳食後期以降の場合
離乳食後期以降は、1日3回食事をとるようになります。大人の取り分けなどもできる時期になりますので、無理のない範囲で赤ちゃんの離乳食を用意してあげましょう。
旅行先で離乳食をあげる方法
旅先で赤ちゃんに離乳食をあげる方法をいくつか紹介します。旅程の長さや赤ちゃんの好みに合わせて選んでみてください。
宿泊先の離乳食サービス
旅行先の宿によっては、レストランなどで離乳食の提供がある場合があります。赤ちゃん連れのプランの場合、市販の離乳食の用意があったり、宿内の売店などで販売するサービスを実施しているところもあるようです。またファミリー向けのレストランなどでは赤ちゃん1人につき市販の離乳食を1個無料サービスしてくれるようなお店も増えてきています。
旅行先で離乳食サービスを利用できる場合は積極的に利用し、赤ちゃん連れだとかさばりがちなママの荷物を少しでも軽減できるとよいですね。
市販のベビーフード・レトルト
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旅行先へ離乳食を持参する場合は、食中毒のリスクもあるため手作りのものよりも市販のベビーフードを利用した方が衛生的です。密閉された瓶詰のものであれば、カバンのなかで中身がこぼれたり、傷んでしまう心配もないでしょう。カレーのレトルトを持参すれば、お店でご飯をもらうだけでカレーライスの完成です。
「せっかく持参したのに、赤ちゃんが食べてくれない!」などということがないよう、外食で市販のベビーフードを利用する場合は、日頃から赤ちゃんが食べ慣れているものであったり、旅行前に1度食べさせたものなどを持っていくようにした方がよいかもしれません。
現地で調達する
旅行先にもよりますが、ドラッグストアやスーパー、コンビニなどで現地調達する方法もあります。バナナやヨーグルト、野菜スティックなど、赤ちゃんの好きなものを選んであげましょう。パン好きな赤ちゃんであれば、地元のベーカリーなどで購入するのもよいですね。
大人の食べ物を取り分ける
離乳食後期~完了期であれば、大人の食べ物を取り分けることもできるようになってきます。うどんやみそ汁などのスープをごはんにかけて柔らかくしてあげたり、煮物などを小さく取り分けて食べさせるのもよいかもしれません。味付けが濃いと感じる場合は、外食先でお湯をもらって薄めてあげるのがよいそうです。
大人の食べ物を取り分ける場合は味が濃すぎるものや、油もの、からいものなどは避けるようにし、普段あげている離乳食に近い状態のものを取り分けてあげた方がよいようです。
離乳食期の赤ちゃんが使える旅行の外食時の便利グッズ
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ママも子どもも旅行先での食事の時間を楽しく過ごせるよう、離乳食期の子どもを持つママにおすすめの外食便利グッズを調べてみました。なかには現地調達が難しいものもあるかもしれないので、出先で困ることがないよう、出発前に準備を整えておけるとよいですね。
エプロン
赤ちゃんが離乳食に慣れてくると、食べこぼしなどで周りを汚してしまうことに悩むママも多いようです。旅行先での食べ散らかしを防止するため、外食時には赤ちゃん用のエプロンを活用してみてはいかがでしょうか。布製のものだと洗うのが大変なため、ビニール製のものや、旅行用に防水加工のある使い捨てエプロンなどを用意しておくと便利なようです。離乳食の食べこぼしをキャッチできるポケットがついているデザインのものだと、より便利かもしれませんね。
ヌードルカッター
離乳食で出てくるうどんパスタなどの麺類は、大人用のお箸やフォークだと切りづらい印象を受けるママも多いようです。そのようなときに離乳食用のヌードルカッターが便利かもしれません。ヌードルカッターは少し押し付けるだけで簡単に麺類を切り分けることができ、また持ち運びにも便利なサイズのため旅行中には活躍しそうなアイテムです。
また、ヌードルカッターの側面を利用すれば、食材の簡単なすりつぶしもできるようです。外食時に1つあるだけで、ママが赤ちゃんに離乳食を食べさせやすくなるかもしれませんね。100円ショップなどで手軽に手に入るため、1つは持っておくと安心です。
スプーンとフォーク
旅行先の外食で離乳食をあげる場合、赤ちゃん用のスプーンとフォークを持参しておくというママは多いようです。宿泊先や外食先に赤ちゃん用のスプーンやフォークの用意がない場合も、普段から使い慣れているものがあれば、赤ちゃんも食事がしやすくなるようです。市販のベビーフードを食べさせる場合も、大人用のスプーンやお箸では赤ちゃんに食べさせるのが大変なこともあるので、普段使いしているスプーンとフォークを持参しておけば安心できるかもしれません。
シリコンカップ
シリコンカップを持っていると、離乳食を電子レンジであたためるときに便利です。離乳食初期~中期だと食べられる量が少ないので、小さめのシリコンカップを用意しておくと離乳食をあげるときにも役立つでしょう。
チェアベルト
ファミリー向けのレストランではない場合、ベビーチェアの用意がない場合があります。チェアベルトがあれば、大人用の椅子でも赤ちゃんが座れるよう固定できるため、非常に便利です。パパやママもゆっくり食事を楽しめますよ。
離乳食期に旅行をする際の注意
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旅行先で赤ちゃんに離乳食をあげる方法はいくつかありますが、注意点があります。1つずつ確認していきましょう。
アレルギーに注意する
旅行先で赤ちゃんに離乳食を与える場合、いつもと違う食材を口にする可能性があります。ベビーフードを与えるときは成分表をチェックし、食べたことがない食材は避けるようにしましょう。また宿泊先で手作りの離乳食の提供がある場合もアレルギー表や成分表をしっかりチェックしてくださいね。
旅行中は栄養面を気にしない
旅行時は手に入る食材が限られているため、栄養バランスが気になってしまう保護者は多いでしょう。「なるべく手作りの離乳食をあげたい」という人も、旅行の際は一時的なものとわりきるのも1つの方法です。普段と様子が違う場合は赤ちゃんがなかなか離乳食を食べてくれないケースもありますので、あまり気にせず旅行を楽しむようにしましょう。
離乳食期も楽しく旅行ができる!便利グッズを活用して
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離乳食期の赤ちゃんがいても、事前に旅行先でのサービスを調べておいたり、外食に便利なグッズを持参することで、負担を感じることなく旅行を楽しめます。特に離乳食初期~中期は、母乳・ミルクで済ましてしまうのもおすすめです。
「大変そうだから」と断念せずに、離乳食期の赤ちゃんと旅行や出先での外食を楽しめるよう、家族で検討してみてはいかがでしょうか。
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