小さな子どもがいるからこそ、カビや害虫を予防するべき。梅雨に入る前に掃除した方がいい場所

小さな子どもがいるからこそ、カビや害虫を予防するべき。梅雨に入る前に掃除した方がいい場所

年末の大掃除から5か月が過ぎようとし、もうすぐ梅雨がやって来ます。家の中で掃除を怠っている箇所によってはカビなどが心配な場合もあるかもしれません。今回は、ジメジメした梅雨前の掃除の仕方やポイント、場所などについて考えてみました。

梅雨前に掃除する理由

「梅雨に入ると出かけられないから部屋の掃除をする」という方もいらっしゃいますが、小さい子どもがいるとそうもいかないものです。

また、雨続きだと何だか気持ちが乗らない、低気圧が原因で不調になってしまうなど、雨だとテキパキ動けないタイプの方も女性には多いのではないでしょうか。

梅雨時期はちょっとした手抜きが、カビや食中毒、ダニやゴキブリなどが発生しやすい原因になってしまうそうです。

そんなトラブルが発生する前にしっかり掃除しておくと、梅雨に入ってからも安心して生活できるのではないかと思います。

掃除が手薄になる時期~体験談~

新年度の慌しい生活が少し落ち着いた5月は少し余裕が出てきて、天気も良く、つい出かけたくなってしまい、毎年掃除が手薄になってしまいます。そして気がつけば梅雨に入ってしまい、


「掃除しておけばよかったなぁ」と毎年反省しています。


これまでベビーカーにカビが生えて大打撃を受けたこともありました。

また、晴れている今の時期は、パパに子どもと公園で遊んでもらってその間に掃除時間を確保することはできますが、雨になるとそうもいきません。

「僕もやるー!」と言う子どもをあしらいながら掃除することになり、さらにぐったりしてしまうこともありました。

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掃除すべき場所

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お風呂場

お風呂場のカビは天井から繁殖するといいます。梅雨前にしっかりと天井掃除をしておきたいものです。また、いつも濡れたままになりがちな


子どものお風呂用おもちゃは、しっかり消毒すると安心です。


定期的にチェックして清潔を保ちたいものですが、梅雨前には改めてやっておきたい箇所といえます。


洗面回り

洗面台の棚や引き出しなどめったに掃除しない箇所も、心地よい気候のこの時期にやっておくとよい場所です。

乾燥機や乾燥機付きの洗濯機があるご家庭は、梅雨に入れば使用頻度が確実に上がるので、事前にきれいにしておくとよしょう。


キッチン回り

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これから食中毒が心配な季節に突入します。冷蔵庫の取っ手、庫内も改めて掃除しておきたいですね。

同時に食品の賞味期限、小麦粉などの粉ものを冷蔵保存しているかなど確認しておきましょう。

また包丁やまな板の除菌など、毎日使う調理器具をしっかり除菌するとともに、夏になってから活躍する製氷機の清掃も今のうちに済ませておきたいものです。


リビング

エアコン、除湿機、空気清浄機などは、掃除と同時にしっかりメンテナンスしておくとよいでしょう。

筆者が、暑くなってから「エアコンが動かなくなった」と修理依頼したところ、「全国で依頼が多発するため1週間ほどお時間頂きます」と言われ困った経験があります。

数年使っているとフィルターが劣化して、変なにおいがすることもあるので試運転してみるとよいでしょう。リモコンは動くか、冷たい風は出るかなども確認しておくと夏本番になっても安心です。


ベランダ

ベランダや室内に植物があるお宅も多いのではないかと思います。

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水のやり過ぎや雨水が溜まって水受けにカビが生える、根が腐ってしまう、蚊の発生源になる場合もあるので注意が必要です。鉢の植え替え、土の入れ替えなども、


天気がいい梅雨前にやりたいものですね。


また、ベランダの排水溝に落ち葉が詰まっていると、梅雨時期に雨がうまく流れなくなってしまいますのでしっかり掃除しておきたい箇所といえます。

掃除と共にやると安心

日々あまりできないことも、梅雨前の掃除と一緒にやってしまえば一石二鳥です。


靴のメンテナンス

靴の収納スペース(下駄箱)は、日頃掃除を後回しにしがちな箇所です。これから靴が濡れることも増えてくるので、塵・埃・泥を払っておく必要があります。

これから履く靴は、晴れている日に防水スプレーしておくと、急な雨の日も安心です。

また、靴底がしっかりしていないと滑ったり転倒の原因にもなります。磨り減ったソールの修理、ヒールのかかとゴム交換など今のうちに行っておくと大雨の朝に「履く靴がない!」という事態も防ぐことができます。

子どものレインブーツもサイズが合っているか確認しておくと安心です。


ファブリック類の洗濯

カーテンやクッションカバー、ベッドカバーなど、梅雨に入ってしまうとなかなか思い切って洗うことができません。

よく乾くこの時期に洗ってしまいましょう。洗えるカーペットやラグなら、この時期一緒に洗ってしまいたいものです。


整理整頓

どうして掃除を怠るかというとモノが多いからという要因もあるのではないでしょうか。

モノが少なければ掃除の効率化はもちろん、「あれがない」と探す時間もなくなります。

モノがなくなることで、部屋全体のスペース確保につながり、これまでよりも広く感じることもあるでしょう。

また子どものおもちゃも際限なく増えてしまいがちです。数を減らすことで片付け時間短縮につながります。

梅雨でも快適な家づくりをする

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子どもの健康、安全を守るためにも掃除は欠かせないものですよね。

年末の大掃除から5カ月が過ぎようとする梅雨前のこの時期に、日頃掃除していないような箇所、メンテナンスが必要な箇所を改めて清潔にしておきたいものです。

そしてこれからやって来る梅雨に左右されず、快適に生活ができるお家づくりを目指したいですね。

2017.05.30

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