赤ちゃんのための椅子選び。選ぶポイントや赤ちゃん用椅子のメリットをご紹介

赤ちゃんのための椅子選び。選ぶポイントや赤ちゃん用椅子のメリットをご紹介

離乳食が始まる頃になると、赤ちゃん用の椅子を買うべきなのか悩むママもいると思います。いざ買おうと思っても、種類が多くどう選べばよいのかわからないというママもいるかもしれません。主に食事で使うことになる、赤ちゃん用の椅子。実際に選ぶときのポイントや、赤ちゃん椅子を購入するメリットについてご紹介します。

赤ちゃん用椅子を選ぶ前に

椅子のタイプを決める

赤ちゃん用の椅子も、さまざまなタイプが販売されています。どのタイプの椅子が適しているのかは、各家庭の生活環境によって異なるでしょう。

食卓テーブルが小さめだからテーブルつきの赤ちゃん椅子にするとか、ローチェアとハイチェアのどちらがよいのかなど、子どもが成長したときを見越して想像してみましょう。


サイズを決める

赤ちゃんの体格によっては、大きめサイズの椅子を探した方がよいこともあります。首すわり後すぐに使えるローチェアのなかには、座る子の体格によっては足の部分がキツイと感じるものもあるそうです。
ただし、ダイニングテーブルで赤ちゃん椅子を使う場合、あまりに幅が広いと横に大人用のダイニングチェアが並ばない可能性もあるかもしれません。体格や置き場所を考慮して、サイズを選んでいきましょう。

赤ちゃん用椅子の種類

ローチェア

ローテーブルで食事をする家庭には、ローチェアがおすすめです。基本的には腰が完全にすわった7カ月ごろから使用しますが、なかには首すわり後から使えるものもあるようです。ダイニングチェアに取りつけ、ハイチェアのように使えるものもあります。


ハイチェア

ダイニングテーブルで食事する家庭は、ハイチェアがおすすめでしょう。高さを調節しながら、大人まで使えるものもたくさんあるようです。
大人用の椅子で食事ができるようになったとき、ハイチェアなら食事用から勉強机の椅子へと用途を変えられるのもメリットといえるでしょう。食事用の赤ちゃん椅子に、ローチェアとハイチェアのどちらかを食卓の高さに合わせて選ぶママが多いようです。


豆椅子

豆椅子も、ローチェアの仲間です。他の椅子に比べて、比較的に安価で手に入るのがメリットでしょう。座面に、座ると音が鳴る仕掛けがしてあるものもあります。


持ち運べるタイプの椅子

他の椅子に比べて比較的にコンパクトになるので、持ち運びしやすいのがメリットです。テーブル自体に、直接取りつけるタイプなどさまざまあるようです。帰省先など、外出先でも気軽に持っていけるので、一つ持っておいても便利かもしれません。

こちらの記事も読まれています

赤ちゃん用椅子を選ぶポイント

赤ちゃん用のイス
Andrei Kuzmik/Shutterstock.com

赤ちゃんが座ったとき足がつくか

足がつく椅子は食べるときの姿勢が安定し食事がしやすいといわれています。ローチェアならきちんと足がつく高さかどうか、ハイチェアなら座面と足場の間隔を調整できるかどうかも選ぶポイントに入れておくとよいですね。。ハイチェアの場合、足場に立ち上がるなど、落下の危険がないように気をつけましょう。


ハイチェアの場合は高さが調節可能か

子どもはあっという間に大きくなってしまいます。椅子とテーブルの高さが合わないと食事の姿勢が悪くなってしまうので、成長に合わせて高さを変えられる椅子がおすすめです。高さ調整ができれば、ダイニングテーブルを買い替えても赤ちゃん椅子はそのまま使用できるでしょう。


テーブルが取り外し可能か

赤ちゃんも行動範囲が広がってくると、さまざまなものに興味を持ちます。ほんの少し目を離した一瞬の隙をついて、テーブルの上のものに手をのばすことも。大人は届くはずがないと思っていても、想像以上に身を乗り出すこともあります。
テーブルつきの椅子であれば、大人のテーブルと分けることができるので、思わぬトラブルを回避しやすいのがメリットです。取り外しができれば、成長に合わせて椅子だけ使うこともできるでしょう。

実際に赤ちゃん用の椅子を購入したママの声

「すぐ必要なくなるかと思い、はじめは赤ちゃん椅子を用意していませんでした。離乳食が始まってからはバウンサーや大人のひざの上で食べさせていましたが、食事が難しそうだったので赤ちゃん椅子を買うことにしました。
すると、娘も私も食事がしやすくなりました。以前よりも、食べこぼしの拭き取りもラクになった気がします」(30代ママ)

「赤ちゃん用の椅子を用意したことで、食事のときは食卓にきちんと座るという習慣づけがしやすくなりました。椅子をおりるときはごちそうさまをしてからなど、遊ぶ時間と食事のメリハリがつきました」(40代ママ)

「安全面を重視して、ガードがしっかりしている椅子を選びました。赤ちゃん用の椅子は落下防止のためのベルトやガードがついているものも多く、安心して食事ができました」(30代ママ)

赤ちゃん椅子を上手に利用しているママも多いようです。

生活環境に合う赤ちゃん椅子を選ぼう

カラフルな赤ちゃんイス
O n E studio/Shutterstock.com

赤ちゃん用椅子の種類や選ぶ前にすること、選ぶポイントなどについてご紹介しました。生活環境によって、適した椅子もさまざまでしょう。
また将来を見据えた、賢い椅子選びも必要かもしれません。この機会に、家庭に合った赤ちゃん用の椅子を選んで、赤ちゃんと家族が楽しく、快適に食事ができるとよいですね。

2017.12.02

インテリアカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
てぃ先生が見守る!卒園生たちの”チャレンジダンスプロジェクト”

入園当初にコロナ禍となりリアルイベントが少なかった園児たちが、卒園を迎えるシーズンとなりました。園児たちのかけがえのない思い出を作りたいという想いから、”チャレンジダンスプロジェクト”が始動。子どもたちが「卒園ダンス」に取り組む様子から、てぃ先生に子どもの成長を促進するコミュニケーションを教えていただきます。コナミスポーツクラブの全面協力のもと、ダンス未経験の園児たちが一生懸命取り組み、イベント当日を目指す様子を密着取材しました。