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毛の長いカーペット掃除のコツとは。掃除の手順やふんわりさせるために使う道具
2018.04.06
幼い子どもがいるご家庭では特に、毛の長いカーペットを清潔に保ちたいのではないでしょうか。今回の記事では掃除の方法やコツなどについてご紹介します。
毛の長いカーペットの掃除方法の手順
掃除を効率良く済ませるには手順が大切ではないでしょうか。掃除の手順を見ていきましょう。
ブラッシングをする
まずは手で取れるようなゴミは取ってしまい、ブラッシングをします。毛の流れに逆らいながら優しい力でブラッシングしていくと、毛並みの中に入り込んだ髪の毛やゴミをかき出すことができるようです。
掃除機をかける
次にゴミを掃除機で吸い取ります。毛の長いカーペットに掃除機をかけるにはコツが必要です。掃除機はゆっくり時間をかけて動かし、目安は1平方m当たりに20秒ほどの時間をかけてみてください。
毛足の流れとは逆の方向に掃除機をかけることで毛足が立ち、中に入り込んでいるゴミも吸い取ることができるようです。
汚れを落とすには
汚れてしまったカーペットをきれいにするには洗濯するか、拭くという方法があります。洗濯できないカーペットを拭き掃除するには、ぬるま湯に中性洗剤を混ぜて洗剤液を作り、布に洗剤液をつけて固く絞ったあと拭いていくのがよいようです。
毛並みに沿って拭いた後は毛並みとは逆の流れに拭いていき、最後に水をつけたタオルで仕上げ拭きしましょう。拭き掃除をした後はしっかりと換気をし、乾燥させることが大切なようです。
毛の長いカーペットの掃除道具
毛の長いカーペットの掃除に便利な掃除道具は、どのようなものがあるのでしょうか。
ゴム手袋
ゴミを手で取るときに、家庭にあるゴム手袋を手にはめてみましょう。ゴム手袋を手にはめた状態でカーペットをなでるとゴミを絡め取ることができるようです。ゴムは、ほこりを吸着しやすい性質があり、ゴム手袋でカーペットをこすると、摩擦でゴミが集まりやすくなるようです。
ラバー製のブラシ
ブラッシングの際にはラバー製のブラシを使いましょう。無理な力を加えると毛足が抜けてしまうので、優しく力を入れずにブラッシングするのがコツなようです。
スチームクリーナー
スチームクリーナーを使うことで消臭の効果を期待することもできるようです。また、洗濯することができないカーペットはスチームクリーナーの高温で汚れを浮かせてから拭き取るという方法もいいかもしれません。
毛の長いカーペットの掃除のコツ
毛が長いカーペット掃除のコツにはどのようなものがあるのでしょうか。
臭い取りには重曹を使う
ゴミやほこりが取れても臭いが残っていると気になりますね。そんなときはカーペットに重曹をかけ、2~3時間放置後に掃除機で吸い込むと臭いが取れるようです。薄くまんべんなく振りかけるのがコツのようです。寝る前や外出前に振りかけておくとよいかもしれません。
ふんわり感を復活させるためには
毛の長いラグは使っていると毛が倒れてしまい、ふんわり感がなくなってくることもあるでしょう。そんなときは毛の部分に水分を含ませ、毛の寝ている方向とは逆に向けてドライヤーで乾かすとふんわり感が復活したというママの声もありました。
【体験談】毛の長いカーペット掃除
実際に毛の長いカーペットを掃除したママの体験談をご紹介します。
乾くまでに時間が必要
「カーペットのサイズが大きく、洗濯機の容量に収まらなかったので年末に浴槽で踏み洗いをしました。きれいにはなったのですが、脱水もできないため水分を絞り出すのに苦労し、干してからも乾くのに丸3日ほどかかってしまいました。洗う際には暖かい日を選ぶなどの工夫が必要だと感じました」
ブラッシングは慎重に
「子どもの食べこぼしなどが固まり、洗濯する時間もなかったのでブラッシングをしてみたのですが、力を入れてブラッシングしたために毛が抜けてしまいました。固まってしまった毛を元に戻すには、やはり一度固まったものを柔らかくしてからやるのがコツのようです」
カーペット汚れを予防するには
毛が長いカーペットの汚れ防止のために、次のような工夫をしているママもいます。
「食べこぼしなどで汚れがついてしまわないように、子どもが座る周りにはチラシやシートをしいています。特に片付けがラクなのはチラシです。こぼれてしまってもチラシを捨てるだけで済むので、後片付けの手間も省くことができます。シートが汚れてしまったらふき取るようにしています。手間ですが、カーペットが汚れる方が大変なのでこの方法を続けています」
毛の長いカーペットも清潔に
フローリングのようにすいすいと掃除機をかけるだけではきれいにならない毛の長いカーペット。正しい掃除方法とコツを知ることで、できるだけ清潔な状態を保つことができるようです。今回ご紹介した掃除の方法を参考にしていただけたらと思います。