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毛の長いカーペットの遊び毛・ゴミ取りのコツとは。カーペット掃除の手順や毛長をふんわりさせる方法
毛足の長いカーペットの掃除方法やごみ・ホコリ除去のコツなど
毛の長いカーペットの汚れが気になるけど、なかなかうまく掃除ができない、掃除方法が分からないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか?特に、幼い子どもがいるご家庭では、毛足の長いカーペットや絨毯、ラグを清潔に保ちたいと考える方も多いでしょう。今回の記事では、毛長タイプのカーペットの掃除方法や掃除のコツ、ダニ対策などについて紹介します。
毛の長いカーペットの掃除方法の手順
毛足の長いカーペットの掃除は、フローリングよりも手間がかかります。掃除機をかけるだけでは汚れが完全に落ちないため、水拭きや洗濯などが必要になります。
このような毛足の長いカーペットの掃除を効率よく済ませるには手順が大切でしょう。ここではかしこい掃除の手順を見ていきましょう
ブラシ掛け
まずは手で取れるようなゴミは取ってしまい、毛長部分にブラシをかけます。毛の流れに逆らいながら優しい力でブラシを使うと、毛長の中に入り込んだ髪の毛やゴミをかき出すことができるようです。掃除ブラシやカーペットブラシを使うと効果的です。
掃除機掛け
次に、毛足の長いカーペットに付着している髪の毛やゴミを掃除機で吸い取ります。毛の長いカーペットのごみを取るために掃除機をかけるにはコツが必要です。
掃除機はゆっくり時間をかけて動かし、目安は1平方m当たりに20秒ほどの時間をかけてみてください。 掃除機をかける際はブラシを回転させると毛足を傷めてしまうので、回転ブラシはオフにして使用しましょう。
毛足の流れとは逆の方法で掃除機掛けをすることで毛足が立ち、中に入り込んでいる毛長の髪の毛やゴミ、ホコリを吸い取ることができるようです。遊び毛は、掃除機でこまめに取り除くことが大切です。遊び毛はダニの餌になるので、定期的に掃除機で取り除きましょう。
なお、毛足の長いカーペットとロボット掃除機は相性があまりよくないようです。カーペットの毛足が抜けてしまうことにつながるので、カーペット掃除の際、ロボット掃除機の使用は避けましょう。
ロボット掃除機の種類によっては、掃除場所をアプリなどから登録できる商品もあるようです。毛長タイプのカーペットは避けて掃除する場所を登録しておくとよさそうですね。
水拭き
洗濯できない毛長のカーペットをお菓子の食べこぼしなどで汚れてしまった場合は、カーペットを拭くという方法があります。
水拭きは、毛足の長いカーペットの表面に付着した汚れを落とすのに効果的な方法です。毛長部分を中性洗剤を薄めた水で拭きとるようにしてお菓子のごみなどの汚れを拭き掃除しましょう。
毛並みに沿って拭いた後は毛並みとは逆の流れに拭いていき、最後に水をつけたタオルで仕上げ拭きしましょう。拭き掃除をした後はしっかりと換気をし、乾燥させることが大切なようです。乾燥後の仕上げにお菓子のごみなどをブラシで取るのもよいでしょう。
毛の長いカーペットの掃除道具
毛の長いカーペットの掃除に便利な掃除道具は、どのようなものがあるのでしょうか。
ゴム手袋
ゴミを手で取るときに、家庭にあるゴム手袋を手にはめてみましょう。ゴム手袋を手にはめた状態でカーペットをなでるとゴミを絡め取ることができるようです。ゴムは、ホコリを吸着しやすい性質があり、ゴム手袋でカーペットをこすると、摩擦で髪の毛やゴミ、ホコリが集まりやすくなるようです。
ラバー製のブラシ
毛足の長いカーペットをブラシ掛けする際には、ラバー製のブラシを使いましょう。無理な力を加えると毛足が抜けてしまうので、優しく力を入れずにブラシ掛けするのがコツなようです。
毛足の長いカーペット用の掃除ブラシには多くの商品があるようです。ラバー製で力を入れずにブラシ掛けできる掃除ブラシが見つかると、カーペット掃除が楽になるかもしれませんね。
スチームクリーナー
スチームクリーナーを使うことで消臭の効果を期待することもできるようです。また、洗濯することができないカーペットはスチームクリーナーの高温で汚れを浮かせてから拭き取るという方法もいいかもしれません。
スチームクリーナーは高温で掃除ができるため、カーペットのダニ対策にもなりそうですね。ダニは掃除機掛けだけでは完全に除去できないので、定期的にスチームクリーナーを使用すると効果的です。
毛の長いカーペットの掃除のコツ
毛が長いカーペット掃除のコツにはどのようなものがあるのでしょうか。
臭い取りには重曹を使う
髪の毛やゴミ、ホコリなどの汚れが取れても臭いが残っていると気になりますね。そんなときはカーペットに重曹をかけ、2~3時間放置後に掃除機で吸い込むと臭いが取れるようです。薄くまんべんなく振りかけるのがコツのようです。寝る前や外出前に振りかけておくとよいかもしれません。
大切にしている絨毯の臭いが気になっていたので、重曹を薄く振りかけたところ、絨毯の臭いが気にならなくなったという声もありました。また、重曹を水で溶かして、重曹洗剤としてカーペットの拭き掃除をしたら臭いが取れたという体験談も。
ふんわり感を復活させるためには
毛足の長いラグは使っていると毛が倒れてしまい、ふんわり感がなくなってくることもあるでしょう。そんなときはラグの毛の部分に水分を含ませ、毛の寝ている方向とは逆に向けてドライヤーで乾かすと毛足のふんわり感が復活したという声もありました。
ドライヤーも高温の風をカーペットに当てるため、ダニ対策にもなるようです。ダニは熱に弱いので、この方法はダニの駆除にも効果的です。
【体験談】毛の長いカーペット掃除
実際に毛の長いカーペットの汚れやごみが気になって掃除したという方の体験談を紹介します。
乾くまでに時間が必要
40代女性
掃除ブラシ掛けは慎重に
30代女性
子どものお菓子の食べこぼしが固まり、洗濯する時間もなかったので、専用のカーペットブラシを買ってきてブラシかけをしてみました。ただ、力を入れてブラシかけしたためか毛が抜けてしまいました。固まってしまった毛を元に戻すには、やはり一度固まったお菓子やゴミを柔らかくしてブラシで掃除するのがコツのようです。掃除ブラシの選び方も重要で、毛足に合った柔らかさのブラシを選ぶことが大切だと学びました。
ペットの毛はペットの毛専用のカーペットブラシで
30代女性
猫の毛はふわふわしていて、毛長のカーペットに入り込むと毎日の掃除機掛けではなかなか取り切ることが難しいため、ペットの毛専用のカーペットブラシを使用していました。掃除機掛けだけでなく、カーペットブラシを使うことでペットの毛をより効果的に除去できました。また、ダニ対策として定期的にスチームクリーナーも使用しています。
毛足の長いカーペットに入り込んだ犬や猫などのペットの毛に悩んでいる人も多いでしょう。掃除機だけでは取り切れないようで、ペットの毛を集められるカーペットブラシを使っていたという声がありました。
カーペットの遊び毛の掃除方法
カーペットの遊び毛とは、カーペットの使用したての状態で抜けた毛足のことを指します。カーペットやラグは製造工程で糸が付着します。この糸が、カーペットの使用したての頃に遊び毛として取れるようです。毛足の長さや素材、商品によっては遊び毛が少ないものもあるようですが、ほとんどのカーペットで遊び毛が発生します。
遊び毛の除去には掃除機掛けをしていたという声がありました。新品のカーペットが痛まないよう、遊び毛が吸い取れる程度の吸引力で掃除していたようです。掃除機の方法を工夫することで、遊び毛を効果的に除去できます。
カーペットのダニ対策
ダニは、アレルギーの原因となるだけでなく、アトピー性皮膚炎などを悪化させることもあります。毛足の長いカーペットはダニが繁殖しやすい環境になりがちなので、ダニ対策が重要です。
掃除機掛けは、ダニの死骸やフンを吸い取るのに効果的です。スチームクリーナーは、高温でダニを駆除することができます。防ダニ加工のカーペットは、ダニの繁殖を抑制することができます。ダニ捕りシートは、ダニを捕獲することができます。
毛足の長いカーペットを清潔に保つためには、掃除やダニ対策をこまめに行うことが大切です。
毛足の長いカーペットの汚れ予防
毛が長いカーペットの汚れ防止のために、次のような工夫をしている方もいます。
20代女性
食べこぼしなどで汚れがついてしまわないように、子どもがお菓子を食べているときは周りにチラシやシートをしいています。特に片付けがラクなのはチラシです。こぼれてしまってもチラシを捨てるだけで済むので、後片付けの手間も省くことができます。シートが汚れてしまったらふき取るようにしています。手間ですが、カーペットが汚れる方が大変なのでこの方法を続けています。
お菓子のゴミ対策として、カーペットの床にシートを敷くという声がありました。また、食べこぼしなどの汚れは、時間が経つほど落ちにくくなります。すぐに拭き取ることで、シミや汚れを防ぐことができます。
汚れの種類に合わせて、洗剤を使い分けるのも効果的です。油汚れには中性洗剤、食べこぼしには酵素洗剤などを使いましょう。
40代女性
毛足が長いカーペットはダニやカビの発生が気になるので、防ダニ・防カビ加工のカーペットを選びました。
防ダニ・防カビ加工のカーペットは、ダニやカビの増殖を抑制し、清潔な空間を長く保ちます。掃除機掛けや洗濯などのお手入れも簡単で、毛足の長いカーペットを快適に長く使うことができそうです。ホコリや髪の毛も絡まりにくく、アレルギー対策にもおすすめです。
商品選びの際は、加工方法や効果をしっかり確認し、家族のニーズに合ったものを選びましょう。
20代女性
洗濯機洗濯機で洗えないカーペットは、コインランドリーの大型洗濯機で一気にカーペット掃除をすませてしまいます。
毛長のカーペットが洗濯できるかどうかは、カーペットについている洗濯マークで判断できます。一度洗濯したいと思っているカーペットがある場合は、洗濯マークとコインランドリーで洗濯できるサイズかどうかを確認しましょう。カーペットによっては洗濯、乾燥機どちらも使用可能な商品もあるようです。
毛足の長いカーペットは、ダニやカビ、髪の毛、遊び毛などが絡まりやすいことや、毛長部分の汚れが目立ちやすいことが気になって購入に二の足を踏んでいる方は、洗濯機で洗えるカーペットを選んでみましょう。ラグなど小ぶりなものなら家庭の洗濯機でそのまま洗えます。洗濯機に入らないサイズのカーペットは、コインランドリーを利用しましょう。
洗濯マークを確認して、洗濯できないカーペットを拭き掃除する場合は、ぬるま湯に中性洗剤を混ぜて洗剤液を作り、布に洗剤液をつけて固く絞ったあと一気に拭いていくのがよいようです。汚れの種類に合わせて、洗剤を使い分けるのも効果的です。油汚れには中性洗剤、食べこぼしには酵素洗剤などを使いましょう。
毛足の長いカーペットは定期的な掃除を
毛の長いカーペットの掃除は手間がかかり、効率的な方法を見つけるのが難しいかもしれません。しかし、スマートデバイスやアプリを活用することで、掃除の手間を軽減することができます。ここではデジタルデバイスや家事代行などを活用した掃除方法について紹介します。
スマートデバイスの登録で効率的に
30代女性
ロボット掃除機を使っているので、スマートフォンと連携して毛の長いカーペットのみの掃除をアプリで登録しています。普段の掃除とはのモードで忘れずにやってくれるので安心です。
最新のロボット掃除機などは、掃除の登録をしておくことができるものもあるようです。毛足の長いカーペットは、掃除機掛けなどにコツがあるため、普段の掃除以外で集中して時間を確保できるとよいでしょう。アプリでカーペットエリアを登録することで、適切な掃除方法を地実行してくれます。
家事代行に登録して定期的に掃除
40代女性
毛足の長いカーペット掃除は手間がかかるので、月に2回登録して頼んでいる家事代行スタッフの方にお願いしています。忘れずに掃除できるし、プロの掃除方法でやってくれるので仕上がりも最高です。
定期的に登録している家事代行サービスがある場合は、その際に毛の長いカーペットの掃除もまとめて依頼してしまうという声もありました。カーペットブラシなど掃除道具などの使い方にもなれたスタッフに頼めば、定期的に完璧なカーペット掃除ができそうです。
毛の長いカーペットも清潔に
今回の記事では、毛の長いカーペットの掃除方法の方法や掃除のコツなどについて紹介しました。毛足の長いカーペットは、ダニやカビ、汚れが付きやすいというイメージがあります。しかし、毛長部分の掃除やダニ対策をこまめに行うことで、清潔に保つことができます。
毛足の長いカーペットの掃除には、専用のブラシや掃除機を使うのもおすすめです。ブラシは、毛足を傷めずにゴミや髪の毛をしっかりと取り除くことができます。
フローリングのようにすいすいと掃除機をかけるだけではきれいにならない毛の長いカーペット。正しい掃除方法とコツを知ることで、毛長タイプでもできるだけ清潔な状態を保つことができるようです。記事で紹介したカーペット掃除の方法やコツを参考にしていただけたらと思います。
カーペットのサイズが大きく、洗濯機の容量に収まらなかったので年末に浴槽で踏み洗濯をしました。汚れは落ちてきれいにはなったのですが、脱水もできないため水分を絞り出すのに苦労し、干してからも乾くのに丸3日ほどかかってしまいました。洗濯する際には暖かい日を選ぶなどの工夫が必要だと感じました。大型のカーペットや絨毯はコインランドリーの大型洗濯機を利用するのも一つの方法かもしれません。