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2017年01月01日

子どもと一緒におさらいしよう。おせち料理の意味と由来

子どもと一緒におさらいしよう。おせち料理の意味と由来

あけましておめでとうございます。今年もKIDSNAをよろしくお願いします。お正月といえばおせち料理。もともと神様にそなえる料理であり、さらに、家族の幸せを願うめでたい料理です。子どもにも説明できる、おせち料理についてのあれこれを調べてみました。

おせち料理の基本情報

由来は?

平安時代に宮中で行われていた中国から伝わる「節日」の行事が由来とされています。元旦や五節句の行事の時にふるまわれるごちそうは「御節供(おせちく)とよばれていました。

江戸時代には庶民も節日を祝う行事を行うようになり、特に正月に食べるお祝いの料理のことを「おせち」と呼ぶようになりました。

どうして重箱に詰めるの?

現在のように重箱に詰めるようになったのは明治以降といわれています。

「福を重ねる」という願いを込めて縁起をかつぎ、重箱に詰めるようになりました。与(四)段重あるいは五段重が正式と言われていますが最近は家族の人数の変化などから「三段重」が一般的です。

おせち料理、それぞれの意味は?

海の幸、山の幸がふんだんに盛り込まれたおせち料理。それぞれの料理には意味があり、古くからの言い伝えや願いがこめられています。

ひとつひとつの食材にどんな意味があるのか、子どもといっしょに話をしながらおせち料理を楽しんでみませんか?

一の重

重ねた時に一番上になる一の重はおとそを祝うための「祝い肴」や「口どり」を詰めます。「祝い肴三種」はお正月に欠かせないものと言われていますが、関東と関西では三種が異なります。

関東・・・数の子、田作り、黒豆」

関西・・・数の子、たたきごぼう、田作りまたは黒豆

数の子

数の子はニシンの卵です。 ニシンは卵の数が多いので「二親」から子宝に恵まれるという子孫繁栄の願いがこめられています。

田作り

イワシの稚魚の佃煮です。 またはごまめ(五万米)と呼ばれます。 イワシを田んぼの肥料に使ったところ豊作になったことから 「五穀豊穣」 の象徴として縁起の良いものとされています。

黒豆

黒色は古くから魔を除けるという意味があり、 「まめ(勤勉)に働けるように」 と無病息災の願いがこめられています。

ごぼう

ごぼうは細く深く根を張るので縁起がよいとされています。 豊作の時に飛んでくる 「瑞鳥(たんちょう)」 という黒い鳥を連想させるという縁起の良い食材です。 たたきごぼうは「開きごぼう」とも呼ばれ「運を開く」縁起物といわれます。

栗きんとん

きんとんは「金団」と書き、金銀財宝を表して金運が良くなるようにという願いがあります。 また「かち栗」は「勝ち栗」に通じ縁起物といわれています。

伊達巻

「伊達」という言葉はシャレたもの、華やかなものなど派手な様子を表しています。 さらに巻物は「書物」に似ていることから学問や知識を得られるようにという願いがこめられています。

二の重

海の幸を中心に酢の物と焼き物を詰めます。

紅白なます

紅白は祝いの水引に通じ、めでたい色の組み合わせとしてにんじんと大根で作られる酢の物です。 古くは「生の魚」を使って酢のものにしていたことから「なます」といわれています。

レンコン

レンコンは穴がたくさんあることから 「将来を見通し、先見の明あり」 と縁起がよいとされています。

エビ

腰が曲がるまで長生きをするという「長寿」の願いがこめられています。 さらにエビは脱皮をするので「出世」を表す縁起のよいものともいわれています。

ブリ

ブリは大きさによって呼び名がかわる「出世魚」として縁起をかつぎ「立身出世」の願いがこめられています。

「めでたい」という語呂合わせから祝い事によく使われる縁起のよい食材です。

うなぎ

「うなぎのぼり」で「出世」の願いをこめ、最近使われるようになった食材です。

三の重

山の幸を中心に季節の野菜の煮物を詰めます。

昆布巻き

「よろこぶ」という語呂合わせから縁起のよい食材とされています。 また「子生婦(こんぶ)」という言葉から 「子宝に恵まれ、子孫繁盛する」 という願いがこめられています。

煮しめ

めでたい食材を組み合わせて 「家族が結ばれる」 願いをこめた煮物です。 さまざまな組み合わせがありますが、 「八ツ頭(里芋) たくさん小芋が育つことから子宝に恵まれる」 「くわい 大きな芽が一つ出ることから出世する」 などそれぞれの食材におめでたい意味があります。

たくさんの願いが込められた料理

さまざまな願いや祈りのこもったおせち料理。その意味を、1年の始まりの日にちゃんと子どもにも伝えたいですね。

みなさまが楽しい元旦をすごしていますように。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

KIDSNA編集部一同

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