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2017年07月02日

2017年の七夕は金曜日!飾りと由来や行事食。子どもが喜ぶアレンジ料理

2017年の七夕は金曜日!飾りと由来や行事食。子どもが喜ぶアレンジ料理

7月7日の七夕は「笹の節句」とも言われています。園で笹を用意して、子どもたちや親が願いごとを書くところも多いと思います。七夕とはそもそもどのような行事なのでしょうか?七夕の由来や家庭で楽しめる行事食などを紹介していきます。

七夕の由来

神事であった「たなばた」の起源

七夕(たなばた)は「しちせき」とも読まれていました。

その昔日本の禊(みそぎ)の行事として、「棚機(たなばた)」という織り機を扱う乙女「棚機女(たなばたつめ)」が着物を織って棚にそなえ、神様を迎えて豊作や人々の平和を祈る神事がありました。

この行事がお盆を迎える前の7月7日の夜に行われており、七夕(たなばた)と呼ばれるようになったそうです。

おりひめとひこぼしの神話

七夕というと「おりひめとひこぼし」の話が有名ですが、おりひめ(ベガと呼ばれる星)は縫製の仕事を、ひこぼし(アルタイルと呼ばれる星)は農業をつかさどる星とされていました。

この2つの星は7月7日に天の川を挟んで最も強く輝きました。

そのことから、このようなロマンティックなお話が作られたようです。

七夕飾りの意味

笹竹と折り紙

「笹の葉がふれあう音は神様を呼ぶ」といわれるほど笹竹は神聖なものとして、神事などに使われていました。

また、虫よけの効果もあるとされ、田畑などでも使われていたようです。先人たちの知恵は素晴らしいですね。

歌の「たなばた」には「5色の短冊」という歌詞が出てきます。この5色とは

「青(緑)=木・赤=火・黄=土・白=金・黒(紫)=水」を表していて、『この世のすべての根源』とされています。

そこから、さまざまな色の折り紙を使って短冊として使うようになりました。

願い事を短冊に

短冊に願いごとを書くことは、「乞巧奠(きこうでん)」という風習から来ているそうです。

本来は織物の上達を願ったものだといわれています。

のちに芸事などの上達も願われるようになりました。

江戸時代ごろからは「寺小屋」で学ぶ子どもたちが、短冊に願いごとを書くようになり、現在の形になったといわれているようです。

随分と昔から、子どもたちは短冊に願いごとを書いていたのですね。

飾りの種類は7つ

実は七夕の飾りというと短冊がもっとも有名ですが、じつは全部で7種類あります。1つ1つに意味があり、全て折り紙で制作できるものです。

1.吹き流し

吹き流しは織り糸を表現していて、縫製技術を含めた習い事の上達を願い、作られます。

2.巾着

巾着はお財布ということで、節約やお金が溜まるようにという願いを込めて作られます。

3.投網

漁業に使われる網を表現していて、豊漁の祈りと幸せをたぐり寄せるという意味があります。

4.くずかご

飾りを制作するときに出たごみを拾い集めるために飾られると言われています。整理整頓と倹約の祈りが込められています。

5.折り鶴

折り紙と言えば『鶴』を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、鶴も七夕の飾りの1つなのです。長寿の意味と折り方を学ぶことで人から教わる心、人に教える心を学んだ、と言われています。

6.紙衣

七夕の日に神にささげた衣を指します。飾りのなかでも笹竹の一番上に飾る風習があると言われています。裁縫の上達や、着るものに不自由しないように、という祈りも込められています。

7.短冊

七夕の定番である短冊です。

七夕の行事食

七夕の行事食は「そうめん」と言われているようです。筆者は幼いころから七夕にはそうめんと併せてちらし寿司を食べていました。

ちらし寿司は行事食ではないようですが、そうめんと相性が良く、一緒に食べる家庭も多いようです。

そうめん

小麦粉と水で作られるそうめんは夏の保存食としても使われていました。

平安時代から宮中では七夕のお供え物として「そうめん」が使われており、七夕には「そうめん」を食べる風習があったそうです。
現在では7月7日は「そうめんの日」と言われています。
また、「五色そうめん」と呼ばれるそうめんもあり「5色の短冊」とあわせてつくられた「緑(青)・赤・黄・白・黒(紫)」に見立てた色をしたそうめんも販売されています。

由来

そうめんを糸に見立て、織物の上達を願う意味から、また、小麦は毒を消すといった言い伝えから「健康を願い」、年一度の彦星と織姫のデートにあやかって「恋の成就を願い」行事食である「そうめん」を食べたという説もあるようです。

子どもが喜ぶ七夕料理

七夕すまし汁

七夕というと象徴的なのが星です。にんじん・ハム・パプリカ・きゅうりなどを星型に型ぬき、そうめんをいれたすまし汁に浮かべると、見た目も楽しく、七夕にそうめんを食べる風習も子どもたちに伝えることができますね。

豚肉おくら巻き

オクラは輪切りをするだけで星型になります。オクラに豚肉を巻いて塩コショウをして焼く、または電子レンジで肉に火が通るまで温め、切って盛り付ければ、お星さまの形のオクラがお皿を彩ってくれるでしょう。

七夕カレー

子どもたちに人気メニューのカレーライス。にんじんやジャガイモを星型にして、カレールーを天の川に見立てて盛り付ければ、楽しい七夕カレーが出来上がります。

季節を家族で楽しむ

七夕の由来や意味が分かると、子どもといろいろな話ができます。家族でいっしょに願いごとを考えたり、七夕飾りを作るのも楽しいですね。

行事食の「そうめん」も色んなメニューに応用できそうなので、作ってみてはいかがですか?家族で楽しい夏の夜を過ごしましょう。

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