スマホで原材料欄を撮影するだけのアレルギー表作成代行サービスが開始
独自の自動判定システムで、人間の目視のみでは見落としやすいポイントも正確にチェック
「すべての人の食事をおいしく・楽しく・健康的にする」をミッションとして、飲食店の食物アレルギー対応をサポートしている「CAN EAT」が、スマートフォンで原材料欄を撮影するだけで、簡単にアレルギーを判定できる独自の技術を活用した「アレルギ一表作成代行サービス」を開始。
これまで多くの手間や時間、教育コストを要してきたアレルギー表作成業務を効率化し、飲食店のアレルギー対応に関する業務負担を軽減すると同時に、読み間違いや把握漏れを防止し、正確かつ迅速なアレルギー対応を可能にする。
食物アレルギー対応において重要なポイントのひとつが、原材料に関する正しい情報を把握すること。それを怠ると、トラブルや事故の原因にもなるため、いつでも誰でも正確な情報を確認できる「アレルギー表」を作成しておくことは大きなリスクヘッジになる。
しかし、アレルギー表を自前で作成するためには、食品表示法の知識が必須。作成者の負担が大きいのはもちろん、チェックに人手を多く割く必要があるため、対応できていない飲食店も少なくない。
そこで、「CAN EAT」は、スマートフォンで加工品の原材料欄を撮影して送るだけで、アレルギー表を作成代行。独自に開発した自動判定システムを用いているため、人間の目視のみでは見落としやすいポイントも正確にチェックする。
たとえば、乳成分が含まれる表記として「牛乳」 「バター」「チーズ」「乳糖」などがあるが、「乳酸カルシウム」「乳化剤」「ピーナッツバター」などは乳成分ではない。こうした判断が難しく間違いやすい表記も正確に把握し、表に反映する。
アレルギー事故の原因の一例として、「アレルギー表示にサバが含まれると書かれていなかったため提供したが、実際にはサバの成分が入っていた」というものがある。サバや大豆など、特定原材料に準ずる21品目は、アレルギー表示を行う義務がないため、正確に判断するためにはメーカーへの確認が必要。
また、2019年9月には表示推奨項目としてアーモンドが追加され、2020年4月には新⾷品表示法が施⾏。さらに今後「くるみ」が表示義務化される可能性があるなど、食物アレルギーをとりまく法律や制度はめまぐるしく変化している。
こうした状況にしっかりと対応するため、「CAN EAT」はシステムによる判定に加えて専門家によるチェックを行うほか、必要に応じてメーカーへの確認も代行する。
飲食店のアレルギー対応を効率化するサービスを、ぜひチェックしてみては。
問い合わせ先/CAN EAT
info@caneat.jp