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2017年03月30日

「ワンワンわんだーらんど」恵畑ゆうさんにきく・子どもの気持ちに寄り添う方法【インタビュー第2回】

「ワンワンわんだーらんど」恵畑ゆうさんにきく・子どもの気持ちに寄り添う方法【インタビュー第2回】

子どもに大人気の、Eテレ「あつまれ!ワンワンわんだーらんど」でいつも楽しいダンスや歌を披露してくれている恵畑さん。第2回目は、子ども向け番組への出演などで培われた子どもとのコミュニケーション術、子どもの気持ちへの寄り添い方などを教えてもらいました。

前回記事≪「ワンワンわんだーらんど」恵畑ゆうさん・体操のお兄さんになるのがずっと夢だった【インタビュー第1回】

「楽しみ方」は子どもそれぞれ

表現の仕方はひとつじゃない

――子ども向け番組に出演される前と後でご自身の変化はありましたか?

恵畑:最初は、収録で大人しくしている子がいると、「どうしたらノリノリになってくれるかな~」と考えていました。でも、よくみると体を動かさなくても、ちょっとニコニコしながら歌を聴いている子、顔は笑っていないけれど手拍子をしている子がいました。

そこで「楽しみ方って人ぞれぞれなんだ」ということに、改めてに気づきました。

ーーたしかに、その子の個性によるかもしれません。

恵畑:大泣きしている子は別ですが、笑顔で体をダイナミックに動かすことだけが「ノリノリ」の表現方法じゃない。だから子どもそれぞれの楽しみ方を尊重して、無理にのせるのはやめました。

「いつも通り」が一番子どもの心に伝わる

――でもノリが悪い子がいると、番組収録では大変じゃないですか?

恵畑:そりゃ、みんながノリノリな方が、画面を通して楽しさが伝わると思います。だから最初は「ちょっと無理ししてでものせよう」と思い、オーバーリアクションを取ったこともありました。

――どんな風にしたんですか?

恵畑:たとえば収録前の子どもたちへのあいさつで「おはよう!」と言うところ、

「おー!はー!よー!」

という感じ(笑)。でもこれをやると、ノリノリどころか子どもたちがドン引きしちゃうことが多いんですよね。「いつも通り」が一番子どもの心に伝わるんだな~と改めて気づかされました。

子どもとのコミュニケーション術

子ども扱いせず、同じ目線で

――そのほかで子どもと接する際に気をつけていることは?

恵畑:相手が子どもだとどうしても大人の目線になってしまいがちですが、できるだけ子ども扱いしないことを心がけています。

たとえば怒っている子がいたら、大人目線だと「なんで怒っているの?」となりがちですが、「僕がこの子の友達だったらどう話しかけるだろう?」と考えるようにしています。そうすると、「どうしたの?怒るなよぉ~」という語りかけになり、子どもも「だってさ…」と理由を話してくれやすくなるようです。

泣き止ませる秘策は?

――子どもの気持ちに寄り添うのが上手な恵畑さん、泣いている子どもを笑顔にする「秘策」があったらぜひ教えてください。

恵畑:「秘策」というほどではないんですが、僕がやるのは「ふいをつく」という方法です。たとえば、泣いている子の近くで

「あいたたたたたっ!」

といって自分の足を押さえると、それをきっかけに泣き止み気分が変わるらしく、僕に「どうしたの?大丈夫?」と話しかけてきてくれることがあります。残念ながら効果は100%じゃないんですが(笑)ぜひお試しください!

いつも子どもに見られている意識

――そのほか、子ども番組への出演をきっかけが変わったことは?

恵畑:基本的な生活習慣やルールはきちんと守るように心がけています。信号は無視しない、あいさつはきちんとする、電車などには整列して乗るなど、本当に超がつくほど基本的なことですが。

忙しいと忘れてしまいがちなので、「いつも子どもたちが見ている」と常に意識するようにしています。

取材を終えて

表情豊かにいろいろな話を聞かせてくれた恵畑さん。子どもに対するまっすぐなまなざしやコミュニケーション術は、毎日の子育てに活かせるものが多くありました。本当にありがとうございました!

恵畑さんには、NHKのEテレで月1回放映されている「いないいないばぁっ! あつまれ!ワンワンわんだーらんど」などで会うことができます。ぜひチェックしてみてくださいね。

「いないいないばぁっ! あつまれ!ワンワンわんだーらんど」
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