
習い事として定番となっているピアノ。子どもにピアノ教室へ通わせたい場合、いつから始めたらよいか、月謝はおよそいくらぐらいなのか、などいくつかの疑問点がわいてくるでしょう。子どもにピアノを習わせようと考えているママへ向けて、ピアノ教室に関する内容や体験談をご紹介します。これを参考に、ピアノとの関わり方を考えてみましょう。
幼い子どもの手はまだ小さいため、早期教育としてピアノを習いだしても、すぐに弾けるようになるわけではありません。ピアノの鍵盤は意外と重さがあるため、上手に音を出すにはある程度の手の大きさと練習が必要です。そのため、ピアノの鍵盤が押せるかどうかは、ピアノを始める時期を検討するときにひとつの目安になるといわれています。
そうはいっても、将来ピアノが弾けるようになるために、幼い子どもでもピアノ教室でできることはあります。ピアノの前に座って「さぁ弾きなさい」と正面から向き合うというよりも、ピアノという楽器についてワークを使って鍵盤名や位置をひとつずつ覚えていったり、音名を習得していったりすることから始めていくケースが多いようです。
色塗りをしたり音名を書いたりしていくうちに、スムーズにピアノや音楽に慣れていくことができるようになるものだといわれています。歌ったりリズムを叩いたりすることも、将来ピアノを弾くために大いに役立つでしょう。
ピアノを子どもに習わせていると、自然と音感が身についていきます。耳に入ってくる音が、次第に身体に馴染んでいくからです。音感があると、自分の思うように歌が歌えたり、曲の前半だけでも楽譜を見ずに弾けたりするようになるといわれています。
音楽に対してより興味が出たり、もっと楽しめる方法がないか自分で探したりできるでしょう。
将来、子どものピアノの腕が上達していくためには、レッスン以外で自宅練習をすることが必要です。楽譜と向き合い、できるようになるまでひたすら練習しなければ、満足できるレベルになりません。そのため、ピアノ練習に対して積極的に取り組めば取り組むほど、子どもの集中力がおのずと培われます。
ピアノで養った集中力は、ピアノ以外の勉強やスポーツなどで本領を発揮するといわれています。子どもの日々の生活において、その集中力を多方面で役立てていけるでしょう。
楽譜は、音楽を奏でるために記号や音符をたくさん使い、細かな指示が書き込まれたものです。楽譜をしっかり読み込むことで作曲家の意図を知ることができ、素敵な音楽を創り出すことができます。楽譜上に登場する数多くのサインが読めるようになると、音楽の楽しさに子どもも気付くことができるといわれています。
小学校以上の音楽の授業に対する理解力もぐんとあがり、クラスでも活躍できる場が増えていくでしょう。
ピアノのレッスン代は、子どもが通う教室によって異なります。設定されたレッスン時間が同じでも、講師の考え方や経歴により値段が違うケースも多いです。そのため、ピアノ教室を選ぶ前に各教室のレッスン代をしっかりとリサーチしておくと、ピアノ教室のレッスンに対する姿勢がどのようなものかを見極めるのに、参考になるでしょう。
幼児のピアノレッスン代の相場はおよそ1カ月あたり6,000~8,000円で、成長するにつれてカリキュラムやレッスン時間も変化していくため、レッスン代は徐々に上がっていくといわれています。その他に、教材費も必要なケースもあります。
幼児からピアノを習い始め、引き続きピアノを続けていくのであれば、レッスンでの効果をより上げるために自宅練習が必要になります。レッスンにおいて子どもがよい状態で曲を披露できれば、講師からよりレベルの高い指導を受けられるからです。そのため、子どものピアノに対する姿勢に合わせて、ピアノを用意してあげるとよいでしょう。アップライトピアノ、グランドピアノ、電子ピアノなどさまざまな種類がありますが、値段、音色、大きさが全て異なります。おおよその値段は、アップライトピアノは80万円前後、グランドピアノは100万円から、電子ピアノは15万円程度からが相場でしょう。
中古ピアノを探すのもひとつの手段といえます。住宅の環境や予算などの制約も検討しつつ、子どもと相談しながらピアノ選びをしましょう。
3歳でピアノを習い事として始め、音楽を身近に感じながら生活できたためか、娘は大の音楽好きになりました。絶対音感があるため、1度聴いた曲は再現することができ、周りの友人も驚くそうです。今でも、音楽が好きだと生活が豊かになると言っています。
息子は4歳からピアノを始め、小学生になると次第にお友だちと遊ぶことの方が楽しくなり、練習をしなくなりました。母として続けてほしいという思いをぐっとこらえ、何も言わないことにしたら、月謝がもったいないと思ったのか最低限の練習はするように。
見守る強さを、親も試されたような気がします。
ピアノを習うことで、子どもが得られるメリットは多くあるでしょう。しかし、子どもが好きになるかどうかは、試してみないことにはわかりません。いざ習い事として教室に通うようになると、主役である子どもをそばであたたかく見守る姿勢が親にも求められるでしょう。
親子でいっしょに、ピアノと音楽を楽しめる機会を見つけてみてはいかがでしょうか。
2017年08月13日
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