教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
2022.09.29
子どもに自由な発想で物語を作ってもらい、KIDSNA STYLE 動画チームがアニメ化。第二弾となる今回は、9歳と4歳の子どもに参加してもらいました。子どもらしい物語に対して、教育学が専門の東京大学汐見稔幸先生に、子どもの心の発達を分析してもらいました!
まずは9歳のにっちちゃんによる、二匹のかえるを主人公にした物語。仲良しではあるがお互いライバル視をしている部分もある二匹のかえる。お互いのライバル心が旅の途中で露呈するも、トラブルを乗り越えることで友情を再認識するという、9歳が作ったとは思えない構成力が光る作品です。
このお話を汐見先生はどのように分析されたのでしょうか。
続いては、ゆうひ君(4歳)のお話。自分と家族を登場させた微笑ましいお話を披露してくれました。
話を聞きながら、ゆうひ君の家族が実際に目に浮かぶようですと言う汐見先生。どのような分析をされたのでしょうか。
子どもは成長するにつれ、親から受け継いだ遺伝子に基づいて行動することを減らしていき、社会で評価してくれるような行動をとるようになる側面もあるという汐見先生。そういう意味では、オリジナルのお話を自由につくって表現することで、自分が本来考えていたことや、やりたいことに対する気づきにもなるとても良い行為だと教えてくださいました。
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