里帰り出産の病院選びはいつまで?選び方のポイントや決める時期

ママたちが病院を選ぶときに意識したこと

里帰り出産の病院選びはいつまで?選び方のポイントや決める時期

里帰り出産を初めて経験するママの中には、病院を決める時期や病院の選び方がわからないと思っている人もいるかもしれません。里帰り出産をするときの病院選びはいつまでしたらよいのかや里帰り出産をするときの病院選びのポイントについて、ママたちの声をもとにご紹介します。

里帰り出産の病院はいつまでに選んだらよい?

里帰り出産を予定しているママの中には、里帰り先の病院がまだ決まっていないという人もいるかもしれません。病院選びはいつまで行うのがよいのでしょうか。

実際に里帰り出産を経験したママはいつまで病院選びを行ったのか聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

里帰り出産を決めたのは、妊娠2カ月のときでした。地元の病院の情報収集を始め、病院が決まったのは妊娠3カ月後半くらいです。

30代ママ
30代ママ

友人から里帰り出産をしたとき、転院先が見つからず苦労したという話を聞いていたので、妊娠がわかってからすぐに情報を集め、妊娠10週目に病院を決めました。

30代ママ
30代ママ

里帰り出産を決めたのが安定期に入って妊娠5カ月をすぎたころ、病院が決まったのは妊娠6カ月くらいです。第一希望だった病院は分娩予約が取れず、実家から少し離れた距離の産院になりました。

里帰り先の病院が決まった時期は、ママによってそれぞれ違うようですが、里帰り出産を決めてから、すぐに情報収集を行い、病院探しを始めたママが多いようです。

妊娠が確定したあとは、出産を希望する病産院を決めて分娩予約をする必要があります。

人気のある個人病院、助産院、ベッド数や医師や助産師の数が少ない施設は、すぐに予約が埋まってしまったり、分娩予約を早期に締め切ってしまうこともあるようです。

また、1度健診を受けないと予約ができない病産院もあるので、里帰り出産をするときは、なるべく早めに病院を決めたほうがよいとママの声がありました。

出産ができる施設の種類

分娩室
iStock.com/uchar

里帰り出産を決めたあとに病院選びをする際、どのようなお産がしたいかによって選ぶ病院の種類も変わるでしょう。それぞれの施設の特徴をご紹介します。


個人クリニック・診療所

ベッド数が20床未満の施設を診療所やクリニック、医院と呼びます。小規模な病院での出産はアットホームな雰囲気があり、助産師さんや先生とのコミュニケーションが取りやすかったというママの声もありました。


産科専門病院

ベッド数が20床以上ある産科以外の科がない出産専門の病院です。施設によっては、部屋の設備や食事などのサービスが充実していることも多いようです。


総合病院

産婦人科以外の科がある病院です。持病がある妊婦さんの場合、万が一トラブルがあった際に他の科と連携して対応が可能です。


大学病院

総合病院と同じく産婦人科以外の科がある、大学の付属施設である病院です。病院によってはNICU(新生児集中治療室)など最新の医療設備が整っているので、ママや生まれた赤ちゃんにトラブルがあった際、他の科と連携して対応してもらえます。


助産院

助産師さんが運営している施設です。医師が常駐していないので、医療行為を受けることはできませんが、自然分娩をしたいママに人気があるようです。

こちらの記事も読まれています

里帰り出産をするときの病院選びのポイント

里帰り出産をするときの病院選びはどのようなことを意識したらよいのでしょうか。病院選びのポイントをママたちの声をもとにご紹介します。


友人から情報を得て参考にする

スマホをさわる妊婦
iStock.com/petrunjela
30代ママ
30代ママ

里帰り先の病院を選んだときは、出産経験がある地元の友人数人に実際に入院してみてどうだったかや先生の対応などを聞きました。とても参考になり、よい病院選びができました。

インターネットの情報だけではなく、地元に住んでいる友人の意見を病院選びの参考にしたというママもいました。病院の評判は、里帰り先に家族や友人から得るほう確実かもしれませんね。


里帰り先からの距離を考える

30代ママ
30代ママ

産後に上の子と母が歩いて通いやすいように、実家から10分くらいの産院に決めました。

出産する病院が近いと何かと便利なことも多いですよね。サポートしてくれる家族の通いやすさや、ママ自身のトラブルに備えて、里帰り先から病院までの距離を考えるとよいようです。1時間以内で通える範囲を探してみるとよいかもしれません。


希望する出産ができるか確認する

30代ママ
30代ママ

前回の出産時にとてもお産がつらかったので、里帰り出産で2度目の出産を行ったときは、無痛分娩ができる病院を母に探してもらいました。

希望の出産方法に合わせて、病院選びを行ったというママもいました。インターネットに情報が載っていない場合は、電話で問い合わせを行うのもひとつの方法です。


入院費・滞在費など里帰り出産にかかる費用を考える

30代ママ
30代ママ

里帰り先が遠方だったため、交通費や荷物の送料など里帰り出産にかかる費用の総額を考慮して、個室よりもかかる費用が少ない、大部屋がある病院にしました。

病院によって、入院費用には差があります。里帰り出産の場合、入院費の他に里帰り先までの交通費や両親へのお礼など、自宅で出産を迎えるよりも出費がかさむこともあるかもしれません。

入院や分娩にどれくらいの費用がかかるのか、調べて比較してみると病院選びの参考になるかもしれないですね。

里帰り出産の病院選びは早めに行おう

新生児
iStock.com/ziggy_mars

地方の病院によっては、地元の妊婦さんへの対応に追われ里帰り出産者の受け入れまで手が回らないことがあり、分娩予約を早めに締め切る場合もあるようです。

里帰り出産をするときは、なるべく早めに情報収集を行い、病院を決めた方がよいでしょう。

里帰り先が離れている場合、病院の情報が得にくいこともありますよね。病院の評判や口コミをインターネットから得るのもよい方法ですが、家族や地元の友人の情報は信頼性が高いかもしれません。

どんなお産がしたいのか、里帰り先からの距離や費用などを考慮して、病院選びを行いましょう。

2019.11.05

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。