教育熱心はどこまで?
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不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
2021.04.21
政府が「選択的週休3日制」導入の検討を始め、各メディアでも取り上げられ話題になっている。アルバイト、正社員、管理職などさまざまな立場で働くママ・パパに話を聞いた。
政府が「選択的週休3日制」導入の提言をまとめたとし、SNS上でも好意的な意見や批判的な意見などがさまざま飛び交っている。
好意的な意見としては、
・しっかり休息を取ることでリフレッシュされ、仕事の生産性も上がりそう
・副業をしてみたいが時間がなかったので、休みが増えたら始めてみたい
・多様な働き方を推進することにつながる
逆に批判的な意見としては、
・サービス業なので休みが増えたら、職場は回らない
・出社日には勤務時間が長くなると思うので、過労にならないか心配
・その分給料が減るのでは生活が厳しくなる
などがあった。
週休3日制に対して感じることは人それぞれで、会社での立場、家庭の事情、子育ての状況などによっても違うだろう。
そこでKIDSNAでは、正社員で働くママ、アルバイトで働くママ、管理職として働くパパ、会社役員として働くママの4名に話を聞いた。
3人の子どもを育てながら正社員で働く30代の女性は、給与面への懸念を上げつつ、子育てや自分の時間への投資に期待の声をあげた。
アルバイトとして働く30代のママは、勤務時間のハードルを超えられるかが不安だと語った。
私が勤める会社では正社員の方が遅くまで残業をしているようなので、家事・育児とのバランスを考えて今はアルバイトとしての働き方を選択しています。
週3日勤務で正社員という会社があるようで、もし私の会社でも選択できるのなら選びたいです。ただ、一日あたりの勤務時間が長くなると思いますので、保育園のお迎えについては家族と相談して調整する必要がありますね……。
とはいえ、給与が控除されるとしても「正社員」の保証は厚いと思うので、国策として働き方の多様性を掲げているのはとてもありがたいです!
マネージャー職としてチームの部下を抱える30代の男性には、「週休3日制」における部下の労働時間や仕事量の課題について話を聞いた。
もし週休3日制が導入され自分の部下が希望をしたら、と考えると難しい問題ですよね……。週休2日の人が週休3日の人の労働力をカバーしないといけなくなりますから。会社全体の目標水準を変更してみんなが合意して、はじめて制度として機能するのではないでしょうか。
自分が週休3日制を使うとしたら、帰省する機会を増やしたいです。両親には、子どもが小さいうちにたくさん会わせてあげたいなと思うので。
経営側の会社役員の意見はどうだろう。2児の子どもを育てる会社役員の女性には、経営側からの意見と、ひとりのママとしての考えを聞いた。
私が人事責任者として働く会社では、一部の職種・役職に限り週休3日制が既に取り入れられています。
社員の満足度の向上などのメリットもありますが、パフォーマンスの低下もやはり否めません。
対象範囲を広げるとしたら育児や介護など事情があってどうしても4日しか働けない方などでしょうか……今は全社的な導入の検討はしていません。
私個人としても、子どもは平日に保育園に行っているので、休みが増えたからといって子育ての負担が変わるわけではない気がしています。
仕事としても責任のある立場ですし、全体の仕事量が変わるわけではないので、1日休みが増えることへのメリットがあまり感じられません。
国として働き方の多様化を推進することに対しては好意的な意見が多いものの、制度として導入することは簡単ではないと感じている人が多いのではないだろうか。
さまざまな立場で働く人が、より働きやすい環境になることを期待したい。
<執筆>KIDSNA編集部
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仕事に育児に家事に忙しい毎日では、子どもといっしょに遊ぶ時間をなかなか作れないですよね。遠くのお出かけにも連れて行ってあげたいけれども余裕がなかったり、「本当はもっといろいろな体験をさせてあげたいのに…」と感じているママ・パパもいるかもしれません。 そんな悩みを抱えているママ・パパにおすすめしたいのが、ハウジングステージで開催している数々のイベント。 親子がいっしょに楽しむことができるイベントが盛りだくさんで、笑顔いっぱいの思い出が作れることでしょう。
もし週休3日になっても給料が今と変わらない制度なのであれば、使いたいと思います。勉強や運動など自分への投資や、子どもとゆっくり会話をする時間にあてたいですね。
また、子どもの夏休みや春休みなど長期休暇の時に週休3日制度を使えたらとても便利だと思います。勉強を見てあげたり、習い事の送迎もできるようになりますね。
週休3日制に限らず、フレックス制やテレワークなど働き方の多様化が日本全体でもっと浸透することを願います。