親の言葉がプレッシャーに…「今日は楽しかった?」はNG。「学校嫌いの子ども」を追いつめる"親のひと言"

親の言葉がプレッシャーに…「今日は楽しかった?」はNG。「学校嫌いの子ども」を追いつめる"親のひと言"

教師からの「無理をしなくてもいいよ」も要注意

親の反応が子どもへのプレッシャーになる

Q.子どもから「明日は行こうかな」と言われたら?

会話を重ねるうちに、子どもから「こういう授業は嫌だ」「こういうのは嫌じゃない」といった話が出てくることもあります。そういった形でじっくりコミュニケーションをとっていると、少し意欲が出てきたタイミングで、本人が「明日は行ってみようかな」と言い出すこともあるかもしれません。

そのときは大げさに喜んだりせず、子どもの話をよく聞いたうえで、例えば「3時間目から行ってみる?」「今度の火曜日に行く?」と提案してみてもいいでしょう。行ける授業・行ける曜日だけでもいいのだと伝えると、緊張がほぐれることもあります。本人が「学校に行くなら、ちゃんと行かなきゃ」と思っている場合もあるので、いろいろなやり方を提案してみましょう。

ただし、次の日の朝になると「やっぱり行けない」ということも珍しくありません。そういうときは、子どもの気持ちを尊重して、残念なそぶりは見せずに淡々と「わかった」と応じることです。

長く休んでいた子どもが久しぶりに登校したら、親御さんとしては救われた気持ちになるかもしれません。ただ、子どもが登校するかどうかに親が一喜一憂していると、それが子どもへのプレッシャーになることもあります。

あくまでも淡々と対応しましょう。

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https://kidsna.com/magazine/article/entertainment-report-250718-78991271

2025.07.19

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