共働きママの義母との関わり方。子どもの預かりをお願いするには

共働きママの義母との関わり方。子どもの預かりをお願いするには

義母へのお礼やマナー、工夫したことなど

2019.06.12

共働きの場合など義母に子どもの預かりをお願いしたり助けてもらいたいと思うことは多いかもしれません。今回は、義母との関わり方で困ったこと、義母に助けてもらったこと、義母にお願いをするときのマナーやお礼など工夫したことについて体験談をまじえてご紹介します。

義母との関わりで気になること

実母に甘えることはできても、義母にはなかなか素直に甘えられないという共働きのママは多いかもしれません。パパがママと義母の間をうまく取り持つことができないこともあるでしょう。

実際に義母との関わりで気になることはあるか共働きのママたちに聞いてみました。


自分と考え方が違う

30代ママ
30代ママ

子どもが1歳を過ぎた頃、早めに卒乳するよう何度か言われたことが気になりました。夜中の授乳が辛く離乳食もなかなか進まないので私も卒乳したい気持ちはあるのですが、授乳をやめることがさみしかったり複雑で。卒乳のタイミングは自分で決めたいという気持ちもありました。

授乳や食事など子どもに関することで義母とママの考え方が合わないことは多いようです。育児方針の違いは夫婦喧嘩の原因にもなりやすいかもしれません。

お互いに子どものためを思っていたり悪気がないことも多いので、相手の意見を気にしすぎない方がよいかもしれませんね。


生活リズムが違う

時計
iStock.com/TwilightShow
30代ママ
30代ママ

義母は夜型生活のため、家族でいっしょに終日会う日に子どもの寝る時間が遅くなってしまうことが気になります。子どもの眠たそうな様子を見てさりげなく『もうねんねの時間かな』と私が言っても義母とパパが盛り上がって名残惜しそうな感じになるので、もう少し子どもの生活リズムを積極的に意識してほしいと思いました。

世代が違うと生活リズムが合わなくなることは多いでしょう。

子どもの生活リズムの大切さについて、保育園の意見や保健センターの資料を、義母やパパといっしょに見たり聞いたりできる機会など作ると伝わりやすいかもしれませんね。


義実家に子どもを預けにくい

30代ママ
30代ママ

義母は子どもをかわいがってくれるので子どもを預けたいのですが、義実家は喫煙家のため預けることに抵抗を感じてしまいます。そのためいつも義母に子どもを見てもらうときは自宅になります。

子どもの健康や安全のことを考えると自宅と違う環境に対して慎重になってしまうことはあるでしょう。

どうしても気になる場合は無理をせず、お互いの妥協案を出し合って解決できる場合もあるかもしれませんね。

義母に助けてもらったエピソード

義母とはお互いに気を遣いながら関わることが多いかもしれませんが、人生の先輩として教わる部分も少なくないでしょう。

実際に義母から教わったり助けてもらったことについて共働きのママたちに聞いてみました。


母乳の飲ませ方を教えてくれた

30代ママ
30代ママ

出産して退院後の1カ月間、実母と義母に交代で家事や育児を手伝ってもらいました。母乳の飲ませ方がよくわからなかったとき、義母のアドバイスのおかげでうまく飲めるようになりとてもうれしかったです。1歳を過ぎた今も、私が体調を崩し子どもの世話や自分の食事もままならないときに義母に病院に連れて行ってもらいました。誕生日や季節ごとに服やおもちゃもたくさん買ってくれます。

育児経験が豊富な義母にささいなことでも相談してみると、すぐに解決できることもあるかもしれませんね。


料理やおいしいお店を教えてくれた

ひな祭りの料理
© nana77777 - Fotolia
30代ママ
30代ママ

1歳の娘のひな祭りパーティをしたときに、ちらし寿司やオードブルを作って持ってきてくれて、食卓がとても華やかになりうれしかったです。料理が得意でおいしいお店もいろいろ知っているので参考になります。

料理が得意な義母は少なくないかもしれません。義母の得意分野なら会話もはずみそうですよね。


子どもの面倒を見てくれた

30代ママ
30代ママ

義実家でみんなで食事をしたときに、次女がコップをこぼして割れてしまい、次女のケアや片付けで私とパパの手が空かなかったので、義母に長女を離れた場所で見てもらい助かりました。

子どもの面倒を積極的に見てくれる義母は多いようです。

うまく義母に頼ることができると、頼られた方もうれしくて信頼関係が深まりそうですよね。

こちらの記事も読まれています

義母にお願いするときの工夫

義母にお願いをするときなど世代の違いからマナーやお礼の仕方に悩んでしまうことはあるかもしれません。

実際に義母へのマナーやお礼の仕方、お願いをしやすくするための工夫はあるか共働きのママたちに聞いてみました。


定期的に会ったり子どもの写真を送る

30代ママ
30代ママ

妊娠前は義母の付き合いに少し抵抗があり距離を置きがちになっていましたが、あるとき子どもが寝ているところを義母が愛おしそうにずっと見つめているところを見て、もっと孫と会う機会を増やした方がよいと気づきました。それからは1~2カ月に1度はいっしょにご飯を食べたりお出かけに誘ったりしています。その日の夜にメールでお礼や子どもの写真を送るとよろこんでくれます。

定期的に会って子どもの成長具合を知ってもらうことで、子どもの預かりなどもお願いしやすくなるかもしれませんね。


パパから義母へお願いしてもらう

30代ママ
30代ママ

義母に何かお願いをするときは、パパからお願いしてもらうようにしています。お世話になったときはきちんとお礼を言ったり、子どもに「おばあちゃんに絵本を読んでもらえてよかったね」など話し、ありがたいと思ったことは具体的に言葉に出すようにしています。

自分の子どもであるパパからなら少々無理なお願いでも聞いてもらいやすいかもしれませんね。

いずれにしても目上の人に対してのマナーや礼儀は忘れないようにしたいですね。

義母との関係を円滑に

赤ちゃんを抱く祖母
iStock.com/JGalione

今回は、 共働きの場合に義母との関わり方で困ったこと、義母に助けてもらったこと、義母にお願いをするときのマナーやお礼など工夫したことについて体験談をまじえてご紹介しました。

共働きで義母に子どもの預かりなど何かお願いをするときの参考にしてみてはいかがでしょうか。義母との関係を円滑にすることで、パパとより仲良くできたり、子どもにもママとパパ以外の人との関わりを学ぶよい機会になるかもしれません。

子どもが成長して大きくなっても、家族みんなで仲良く過ごせるとよいですね。

2019.06.12

家族カテゴリの記事

天才はどう育ったのか?幼少期〜現在までの育ちを解明

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。ぜひご覧ください。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。