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4歳、5歳のトイレトレーニング。夜や保育園でのオムツはずしの工夫
子どもが幼稚園や保育園に入園し4歳、5歳でオムツがはずれないと、大丈夫かなと焦るママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、4歳、5歳の頃のオムツの悩み、トイレトレーニング、夜のオムツを外すための工夫、トイレトレーニングで大切にしたいことについて体験談とともにご紹介します。
4歳、5歳のオムツの悩み
4歳や5歳の子どものいるママの中には、オムツがなかなか取れないことを悩んでいる方もいるかもしれません。4歳、5歳それぞれの悩みを聞いてみました。
4歳
「保育園に入園してみると、周りの子はほとんどオムツがはずれているようなのですが、うちの子はなかなかはずれないので、焦ってしまいます」(4歳児のママ)
「家のトイレでしかおしっこができず、外出するときだけはオムツを履いています。お漏らしをしてしまうと大変だという思いから、なかなかオムツをやめられずにいます」(4歳児のママ)
トイレトレーニングに成功したばかりで慣れない、トイレには行きたがらないという子どももいるようです。園での集団生活が始まると、オムツがとれないことに焦りを感じ始めるパパとママもいるかもしれません。
5歳
「5歳になった今でも夜だけはオムツをはいています。一度パンツで寝たときにおねしょをしてしまい、それが嫌だったみたいで、それからオムツ履いて寝るようになってしまいました」(5歳児のママ)
昼間は大丈夫なのに、夜だけはオムツがはずれなかったり、おねしょをきっかけにオムツに戻ってしまったりすることもあるようです。おねしょをしてしまうことを考えると、パンツで寝ることに対して積極的になれないというママの声もありました。
4歳、5歳の子どものトイレトレーニング
4歳、5歳のトイレトレーニングで、ママたちが取り入れている工夫を聞いてみました。
お気に入りのパンツを買う
「自分で選んだお気に入りのパンツなら、パンツを汚さないようにトイレをがんばると言ってくれるのではないかと考え、子どもといっしょにパンツを買いに行きました。帰ってきたら早速履き替えていました」(4歳児のママ)
子どもが履きたいと思うお気に入りのパンツを用意してみるのもよさそうです。子どもの気に入るパンツがない場合はキャラクターなどのアップリケを付けてオリジナルのパンツを作ってあげるのもよいかもしれませんね。
ご褒美シール
「夜のオムツがなかなかとれなかったので、パンツで寝たらシール1枚、おねしょしなかったらシール1枚と、がんばったらご褒美のシールをあげるというような形を取ってみました。すると、自分からパンツで寝るようになり小学校に上がる頃にはおねしょもすっかりなくなりました」(5歳児のママ)
ご褒美シールをあげることで、子どもも前向きにトイレトレーニングをしてくれるかもしれません。ご褒美シールの他にスタンプカードやポイントカードを作ったというママもいました。
いろいろなトイレで練習する
「家以外のトイレが苦手で、外出時はオムツをしたがりました。なんとか克服しようと思い、ショッピングセンターや公共施設など、出先ではいろいろなトイレに行くように意識しました。そのうちどのようなトイレでも抵抗なくなり、オムツもしなくなりました」(20代ママ)
中には和式トイレが苦手なため、オムツがなかなか取れないという子どももいるようです。
夜のオムツをはずすための工夫
昼間のオムツははずれても夜のオムツをはずすことができず、悩むこともあるようです。夜のオムツをはずすための工夫をママたちに聞いてみました。
寝る前にトイレに行く
「夜のオムツだけがなかなか取れなかったので、寝る前にトイレに行く習慣を付けようと思いました。寝る前にトイレに行けたら、子どもも安心してパンツで寝られるようです」(5歳児のママ)
「トイレ出ない」と子どもが言う場合でも、一度は座るようにしてみるとよいかもしれません。寝る前にトイレに行くだけでなく、寝る前に水分を取りすぎないように気をつけたというママの声がありました。
防水シーツを使う
「敷布団が濡れると洗濯が大変なので、濡れないように防水シーツを敷いています。おねしょをしても洗濯の心配がないとおおらかな気持ちでいられます」(5歳児のママ)
布団が濡れてしまうことが嫌で、ママやパパが積極的に夜のオムツを取れないという場合は、布団が濡れないよう防水シーツなどを活用するとよいかもしれません。もしおねしょをしてしまった場合でも、防水シーツをすることで布団やマットレスを濡らさないで済むかもしれませんね。
トイレトレーニングで大切にしたいこと
4歳、5歳の子どものいるママとパパに、トイレトレーニングをするにあたり、大切にしていたことや心がけていたことを聞いてみました。
焦らない
「保育園に入園すると周りの子どもたちがオムツがはずれていたので焦る気持ちもありましたが、いつかははずれると考え、周りと比較しないように心がけました。思っていたより早く昼間のオムツははずれました」(5歳児のママ)
周りの子どもがオムツがはずれていると焦ってしまうこともあるかもしれません。ママが焦ると子どももプレッシャーに感じ、うまくできなくなってしまうこともあるようです。周りと比較することなく、子どものペースでトイレトレーニングを進めたいですね。
失敗するものと思って向き合う
「トイレトレーニングは失敗するのが当たり前と考えて、失敗したときもいつも通り接するようにしています。失敗が続くと怒ってしまいそうになりますが、深呼吸をしてから子どもと接するようにしています」(5歳児のママ)
失敗が続くと子ども自身も気にしたり、やる気がなくなったりしてしまうこともあるかもしれません。失敗を繰り返しながらオムツは取れていくものだと思えば、失敗したときも落ち込んだり怒ったりすることなく向き合うことができそうです。
できたときは褒める
「トイレでおしっこが上手にできたときは、必ず褒めるようにしています。私だけでなくパパからもしっかり褒めてもらうようにしています」(4歳児のママ)
「おねしょをしなかったときは、『寝る前にトイレ行ったもんね』と子ども自身の努力についても認めて褒めるようにしてます」(5歳児のママ)
いろいろな人からたくさん褒めてもらえると子どもの自信を持つようになり、結果オムツはずしにつながるかもしれませんね。失敗が続いているときでも、まず何かしらの変化を見るようにし、褒めることから伝えるようにしているというママの声がありました。
オムツはずしは焦らず進めよう
4歳や5歳の子どもは、保育園のトイレが苦手だったり夜のオムツがはずれないなど、さまざまな悩みがあるようです。お気に入りのパンツを買うなど、年齢に応じたトイレトレーニングを取り入れてみるのもよいかもしれません。夜のオムツをはずす工夫やトイレトレーニングで大切にしたいことを参考に、オムツはずしを焦らずに進められるとよいですね。