【体験談】5歳でおむつが取れない。トイトレの工夫や大切にしたこと

【体験談】5歳でおむつが取れない。トイトレの工夫や大切にしたこと

2018.10.26

5歳頃、子どもが幼稚園や保育園に入園してまだおむつが取れないと、大丈夫かなと焦るママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、5歳でおむつが取れない悩みや原因、子どもが夜に下着で寝るための工夫、トイトレで大切にしたことについてママたちの体験談を交えてご紹介します。

※この記事の内容は、2025年11月7日に更新されたものです。

5歳でおむつが取れないときトイトレはどう工夫する?

5歳のトイトレで、ママたちが取り入れている工夫を聞いてみました。


お気に入りのパンツを買う

ギンガムチェックのパンツ
© moonrise - Fotolia
4歳児のママ
4歳児のママ

自分で選んだお気に入りのパンツなら、パンツを汚さないようにトイレをがんばると言ってくれるのではないかと考え、子どもといっしょにパンツを買いに行きました。帰ってきたら早速履き替えていました。

子どもが履きたいと思うお気に入りのパンツを用意してみるのもよさそうです。子どもの気に入るパンツがない場合はキャラクターなどのアップリケを付けてオリジナルのパンツを作ってあげるのもよいかもしれませんね。


ご褒美シール

5歳児のママ
5歳児のママ

夜のオムツがなかなかとれなかったので、パンツで寝たらシール1枚、おねしょしなかったらシール1枚と、がんばったらご褒美のシールをあげるというような形を取ってみました。すると、自分からパンツで寝るようになり小学校に上がる頃にはおねしょもすっかりなくなりました。

4歳児のママ
4歳児のママ

うちの子はおしっこを我慢してしまうことが多かったので、トイレに行くという行動が楽しくなるよう、ご褒美シールを使っていました。トイレでおしっこができたら、台紙にシールを1枚貼っていました。成功するたびにどんどん自信がついたようです。

ご褒美シールをあげることで、子どもも前向きにトイレにという行動を取ってトレーニングをしてくれるかもしれません。ご褒美シールの他にスタンプカードやポイントカードを作ったというママもいました。


いろいろなトイレで練習する

20代ママ
20代ママ

家以外のトイレが苦手で、外出時はオムツをしたがりました。なんとか克服しようと思い、ショッピングセンターや公共施設など、出先ではいろいろなトイレに行くように意識しました。そのうちどのようなトイレでも抵抗なくなり、オムツもしなくなりました。

家のトイレではできるのに、外のトイレでできないという子どももいるようです。中なかには和式トイレが苦手なため、オムツがなかなか取れないという子どももいるようです。


トイレトレーニングに関する絵本を一緒に楽しむ

5歳児のママ
5歳児のママ

トイレトレーニングがなかなか進まずに悩んでいたため、子どもが大好きなキャラクターがトイレに行くという絵本を買いました。絵本で見た通り、余裕を持ってトイレに行ってみようとする行動が見られ、成長を感じました。

5歳でおむつが取れないことについてママたちの悩み

5歳の子どものいるママたちに、おむつがなかなか取れない悩みについて聞いてみました。


5歳児のママ
5歳児のママ

家のトイレでしかおしっこができず、外出するときだけはオムツを履いています。子どもがお漏らしをしてしまうと大変だという思いから、なかなかオムツをやめられずにいます。

5歳児のママ
5歳児のママ

おしっこをしたいのに幼稚園のトイレでできないようです。先生方もいろいろ声掛けをしてくださっているようなので、一度成功すればできるようになるかなと様子を見ています。

トイトレに成功したばかりで慣れない、トイレには行きたがらないという子どももいるようです。幼稚園や保育園での集団生活が始まると、オムツがとれないことに焦りを感じ始めるパパとママもいるかもしれません。


5歳児のママ
5歳児のママ

うちは5歳になった今でも夜だけはオムツをはいています。一度パンツで寝たときにおねしょをしてしまい、それが嫌だったみたいで、それからオムツ履いて寝るようになってしまいました。

5歳児のママ
5歳児のママ

保育園のお昼寝でおねしょをしてしまい、おしっこでパンツが濡れる感覚が嫌なようでした。それからお昼寝や夜など寝るときはオムツをつけたがるようになりました。

昼間は大丈夫なのに、夜だけはオムツがはずれなかったり、おねしょをきっかけにオムツに戻ってしまったりすることもあるようです。おねしょをしてしまうことを考えると、パンツで寝ることに対して積極的になれないというママの声もありました。

5歳でおむつが取れない原因

5歳でおむつが取れない原因のひとつとして一般的に考えられるのは、排尿機能などの発達不足があげられます。膀胱が尿を溜めたり尿意を我慢する機能の発達には個人差があります。夜尿症の場合は、睡眠中の尿意への気づきにくさやホルモンの影響などが原因となることもあるようです。

また、生活習慣や心理的な要因も5歳でおむつが取れない原因となりえます。寝る前にたくさん水分を摂ったり体が冷えていると、おねしょをしやすくなりますし、周囲からのプレッシャーや親子のコミュニケーション不足、トイレへの不安も起因するかもしれません。

心配な場合は、かかりつけの小児科やおねしょ外来、泌尿科、発達障害の専門機関などへ相談し、診察や評価をしてもらうとよいでしょう。

こちらの記事も読まれています

5歳で昼間はおむつが取れて夜だけ取れないとき下着で寝るには?

昼間のおむつは取れても、夜のおむつが取れない場合に悩むこともあるようです。夜のおむつを外し下着で寝るための工夫をママたちに聞いてみました。


寝る前にトイレに行く

トイレに座る子ども
iStock.com/eldemir
5歳児のママ
5歳児のママ

夜のオムツだけがなかなか取れなかったので、寝る前にトイレに行く習慣を付けようと思い、毎晩声掛けをしていました。寝る前にトイレに行けたら、子どもも安心してパンツで寝られるようです。

「おしっこ出ない」と子どもが言う場合でも、「余裕を持って行っておくといいよ」と一度は座るようにしてみるとよいかもしれません。寝る前にトイレに行くだけでなく、寝る前に水分を取りすぎないように気をつけたというママの声がありました。


防水シーツを使う

5歳児のママ
5歳児のママ

敷布団が濡れると洗濯が大変なので、濡れないように防水シーツを敷いています。おねしょをしても洗濯の心配がないとおおらかな気持ちでいられます。

布団が濡れてしまうことが嫌で、ママやパパが積極的に夜のオムツを取れないという場合は、布団が濡れないよう防水シーツなどを活用するとよいかもしれません。もしおねしょをしてしまった場合でも、防水シーツをすることで布団やマットレスを濡らさないで済むかもしれませんね。

5歳でおむつが取れないときトイトレで大切にしたこと

5歳の子どものいるママとパパに、トイトレをするにあたって大切にしていたことや心がけていたことを聞いてみました。


焦らない

5歳児のママ
5歳児のママ

保育園に入園すると周りの子どもたちがオムツがはずれていたので焦る気持ちもありましたが、いつかははずれると考え、周りと比較しないように心がけました。思っていたより早く昼間のオムツははずれました。

周りの子どもがオムツがはずれていると焦ってしまうこともあるかもしれません。ママが焦ると子どももプレッシャーに感じ、うまくできなくなってしまうこともあるようです。周りと比較することなく、子どものペースでトイレトレーニングを進めたいですね。

トイレトレーニングについて、あまりにも進まない、こだわりが強すぎて進められないといった理由から、知的発達症や自閉症などが心配な場合は、かかりつけの小児科医や保育園・幼稚園の先生に相談してもいいかもしれません。


失敗するものと思って向き合う

5歳児のママ
5歳児のママ

トイレトレーニングは失敗するのが当たり前と考えて、失敗したときもいつも通り接するようにしています。失敗が続くと怒ってしまいそうになりますが、深呼吸をしてから子どもと接するようにしています。

失敗が続くと子ども自身も気にしたり、やる気がなくなったりしてしまうこともあるかもしれません。失敗を繰り返しながらオムツは取れていくものだと思えば、失敗したときも落ち込んだり怒ったりすることなく向き合うことができそうです。


できたときは褒める

4歳児のママ
4歳児のママ

トイレでおしっこが上手にできたときは、必ず褒めるようにしています。私だけでなくパパからもしっかり褒めてもらうようにしています。

5歳児のママ
5歳児のママ

おねしょをしなかったときは、「寝る前にトイレ行ったもんね」と子ども自身の努力についても認めて褒めるようにしてます。

いろいろな人からたくさん褒めてもらえると子どもの自信を持つようになり、結果オムツはずしにつながるかもしれませんね。失敗が続いているときでも、まず何かしらの変化を見るようにし、褒めることから伝えるようにしているというママの声がありました。

5歳でおむつが取れないときは焦らず進めよう

赤ちゃんのオムツ替えをするママ
iStock.com/iryouchin

今回の記事では、5歳の頃のおむつの悩み、夜のおむつを外すための工夫、トイトレで大切にしたいことについて体験談とともにご紹介しました。

5歳の子どもは、家ではできるのに保育園や幼稚園のトイレが苦手だったり、夜のおむつがはずれないなど、記事でご紹介したようなさまざまな悩みがあるようです。お気に入りのパンツを買うなど、年齢に応じたトイトレを取り入れてみるのもよいかもしれません。夜のおむつをはずす工夫やトイトレで大切にしたいことを参考に、おむつはずしを焦らずに進められるとよいですね。

2018.10.26

家族カテゴリの記事

KIDSNA STYLE 動画プロモーションバナー
【天才の育て方】#25 古里愛~夢はグラミー賞。名門バークリー音楽大学に合格した、13歳のジャズピアニスト

天才の育て方

この連載を見る
メディアにも多数出演する現役東大生や人工知能の若手プロフェッショナル、アプリ開発やゲームクリエイターなど多方面で活躍する若手や両親へ天才のルーツや親子のコミュニケーションについてインタビュー。子どもの成長を伸ばすヒントや子育ての合間に楽しめるコンテンツです。