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オムツを外す時期とタイミング。オムツを外す前の準備や夜と外出時のオムツ外し
子どもが少しずつ成長してくると、オムツを外す時期はいつ頃がよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、オムツを外す時期の目安、赤ちゃんの頃からとり入れられるオムツを外す前の準備、夜と外出時のオムツを外すタイミング、オムツ外しのポイントについて体験談をもとにご紹介します。
オムツを外す時期の目安
自分で歩けるようになったり、お話が上手になってきたりすると、そろそろトイレトレーニングを始める時期かなと、気になるママもいるのではないでしょうか。オムツを外す時期の目安について、ママたちに聞いてみました。
「赤ちゃんの頃と比べるとおしっこの間隔が空いて、オムツが濡れると気持ち悪そうな仕草をするようになりました。そろそろオムツを外す時期ではないか考え、2歳半頃からトイレトレーニングを始めました」(3歳児のママ)
「1歳から預けていた保育園の方針で、夏はオムツではなくパンツですごすようにしていたので、赤ちゃんの頃から少しずつトイレトレーニングができていたようです。2歳半になる夏にオムツを外すことができました」(4歳児のママ)
「トイレトレーニングを始めるには子どもがある程度言葉を理解していないといけないかなと思い、2歳頃から意識し始めました。完全にオムツが取れたのは3歳になってからです」(3歳児のママ)
オムツを外すタイミングは、子どもの成長やママの考え方などでさまざまなようです。中には、赤ちゃんの頃からオムツなし育児を行っていたというママもいました。
オムツを外す前にできる準備
オムツを外す練習をスムーズに行えるように、事前に準備したことについてママたちに聞いてみました。
イメージトレーニング
「オムツを外す前に、トイレトレーニング用の絵本を読んだり、ぬいぐるみを使って遊んだりしながらトイレを教えました。子どもがトイレに行くときもぬいぐるみを持っていき、遊びの延長でトイレトレーニングの練習ができるように心がけました」(4歳児のママ)
おままごとの中にトイレに行く場面を取り入れたり、大人や兄弟が見本を見せたりして、トイレに行くことをイメージしやすいように工夫したというママもいました。トイレをより身近に感じられるような工夫を考えられるとよいかもしれません。
家の環境を整える
「始めのうちは、慣れた場所から始めた方がよいのではと考え、子どもが遊ぶ部屋の一角にマットを敷きおまるを置きました。失敗しても焦らないように、掃除道具や着替えもまとめて用意してあります」(3歳児のママ)
おまるや補助便座などを用意する他に、絨毯やマットを撤去して失敗したとき掃除がしやすいようにしたというママの声もありました。家の環境を整えることで、子どもが安心してトイレトレーニングができたり、ママの負担が減ったりするかもしれません。
子どもの排泄のタイミングを把握
「子どもがおしっこが出た時間を簡単にメモしておいて、間隔などをチェックしました。その間隔にあわせてトイレの声かけをするようにしました」(3歳児のママ)
「トイレに行くタイミングを観察しているうちに、おしっこをしたくなるともじもじした動きをすることに気づきました。子どものくせや行動などを目安にトイレに連れて行くようにしています」(4歳児のママ)
子どもの様子を観察しているうちに排泄の時間の間隔や排泄のサインがわかることもあるようです。赤ちゃんの頃から付けている育児日誌をもとに子どもの排泄のタイミングを知れるようになったというママもいました。
夜と外出時のオムツを外すポイント
おねしょが心配で夜のオムツを外せなかったり、外でお漏らししないようにと外出時オムツを外すことができなかったりすることもあるのではないでしょうか。夜や外出時のオムツ外しのポイントについてママたちに聞いてみました。
夜のオムツを外すポイント
「オムツが濡れない日が続いていたので、そろそろ夜もオムツを外す時期かと考え外してみました。寝る前には、必ずトイレに行くようにしています」(3歳児のママ)
寝る前に水分を取らなくても寝られるようになったことや、寝る前にトイレに行く習慣がついたことをきっかけに、夜のオムツを外したという声もありました。始めのうちは防水シーツを敷くなどしておねしょ対策をすると安心かもしれません。
外出時のオムツを外すポイント
「自宅以外のトイレも抵抗なく使えるように、外出したときはいろいろなところのトイレを使うようにしました。始めのうちは苦手なトイレもありましたが、今ではどこのトイレでも大丈夫になりました」(4歳児のママ)
慣れないトイレを使うのを嫌がる子どももいるようです。いろいろな場所のトイレが使えるように練習しておくのは大切かもしれませんね。オムツをせずに外出するときは出かける前や外出先でこまめにトイレ行きたくないか確認できるとよいかもしれません。
オムツ外しで意識したこと
オムツ外しはどのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。オムツ外しで意識したことを聞いてみました。
無理強いしない
「お漏らしをしてしまった後は、オムツがよいと言うときがありました。そんなときは、無理強いせずオムツを履かせ、しばらく経って子どもがパンツを履きたがったら切り替えるようにしていました」(5歳児のママ)
無理強いをすると、トイレに行くのが嫌になってしまったり、パンツを履くのが嫌になってしまったりするかもしれません。子どもの気持ちを尊重し、楽しくオムツを外せるようになるとよいですね。
おおらかな気持ちで向きあう
「ママ友からオムツ外しは時間がかかると聞いていたので、失敗するものと考えて挑みました。ハードルを下げて始めたので、失敗しても仕方がないと思え、上手にできたときは思いっきり褒めてあげることができました」(4歳児のママ)
オムツ外しは、すぐにできるようになる子もいれば、時間のかかる子もいるようです。成功したときはたくさん褒めてあげたいですね。子どもにあわせたペースややり方を考えながら、おおらかな気持ちで向きあえるとよいかもしれません。
オムツ外しは子どものペースを大切に
オムツを外す時期は、子どもの成長や様子を見ながらタイミングを決められるとよいようです。赤ちゃんのときからオムツを履かない時間を作ったり、遊びの中にトイレに関する内容を盛り込むなど、工夫しながら準備をするとよさそうです。夜や外出時のオムツもいつかは取れるものだと思い、焦らずに子どものペースにあわせて進められるとよいですね。