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【体験談】生後1カ月の赤ちゃんがぐずる。ママたちが実践したぐずりの対処法
生後1カ月の赤ちゃんがぐずって大変だと悩んでいるママも多いのではないでしょうか。授乳後やオムツ替え後もぐずっていて、ぐずる理由がわからないときもありますよね。今回の記事では、KIDSNA読者のママたちの声を参考に、ママたちが考えるぐずる原因と対処法について調査しました。
生後1カ月はよくぐずる
赤ちゃんが生まれて生後1カ月の時期は、授乳後なのにぐずる、夕方になるとぐずるなど、ぐずりで悩んでいるママも多いのではないでしょうか。「どうしてぐずるの?」と一人で考え込んでしまう場合もあるかもしれません。ぐずる生後1カ月の赤ちゃんにはどのように向き合えばよいのでしょう。今回はキズナ読者のママたちに赤ちゃんのぐずりについてアンケートを実施、原因と対処法などについてご紹介します。
参考:生後1カ月の発達について
生後1カ月の赤ちゃんにはどのような発達が見られるのでしょうか?厚生労働省の資料を見てみましょう。
生後1カ月頃の赤ちゃんに見られる発達の目安として、ものを見て上下左右に目で追ったり、「あー」「うー」などの喃語を発することがあるようです。顔を見て笑うこともあるかもしれません。ただし、赤ちゃんの発達には個人差が大きいといわれています。
生後1カ月の赤ちゃんがぐずるのはなぜ?
泣いたりぐずったりする機会の多い赤ちゃんですが、ぐずる理由はどこにあるのでしょう。生後1カ月の時期、ママたちが感じたぐずる原因や対処法について聞いてみました。
抱っこをしてほしい
30代ママ
20代ママ
生後1カ月の時期は私が抱っこしていないとぐずるときが多々ありました。パパの帰りが早い日や休日は、家事をパパに任せることも多かったです。
40代ママ
生後1カ月頃に抱っこするまでとにかくぐずっている状態のときがありました。この時期はアタッチメント形成のためにも抱っこした方がいいかもしれないとたくさん抱っこしていました。
抱っこをしてほしくてぐずる赤ちゃんも多いようです。生後1カ月の時期は「とにかく抱っこした」という声がたくさんありました。ママの中にはアタッチメント形成のために抱っこをたくさんしたという声もありました。
抱っこのしすぎで身体の負担になりすぎないよう、パパに協力してもらったり抱っこ紐を使ったり、工夫できるとよさそうですね。心身ともに辛いときは、パパや家族に協力してもらって気分転換できる時間を作るようにしましょう。
眠れなくてぐずる
iStock.com/poligonchik
30代ママ
眠そうな仕草を見せた後は、抱っこして眠りにつくまでずっと泣いていました。スリングや抱っこ紐で寝かしつけ、自分もいっしょに眠って休んでいました。
20代ママ
寝たと思って布団に下ろすと起きて泣き出し、眠れずにぐずることが多かったです。大変でしたが、泣いてる赤ちゃんも大変なのかなと思い「大丈夫、大丈夫」と言い聞かせながら背中やお腹をトントンしていました。
30代ママ
里帰りしていた実家から戻ってから生活ペースが乱れたのか、なかなか眠れなくてぐずっていることがありました。カーテンや照明の具合など睡眠環境を見直すことからアプローチしました。
ママたちからは「眠そうなのに眠れなくてぐずる」という声もたくさん集まりました。背中を布団に着けた途端泣き出す、背中スイッチに苦労しているママは多いようです。生活ペースが乱れたときにうまく寝つけないと感じたママもいるようです。赤ちゃんが寝ついたらいっしょに休みつつ、無理をしないよう心掛けたいですね。
眠れなくてぐずる場合、寝室のカーテンや寝具、室温など睡眠環境を見直したというママの声もありました。
ぐずる理由がわからない
20代ママ
夕方になると必ずぐずっていました。授乳後やオムツを替えた後でもぐずるので、ひたすら抱っこして歩いていました。里帰り中だったので抱っこを母や父に代わってもらうこともありました。
30代ママ
育児本でいろいろと知識を身につけたつもりでしたが、生後1カ月ごろは子どもがぐずる原因がわからず大変でした。午後や夕方にぐずるときは、お風呂にいれて気分転換させたりしていました。
授乳後やオムツを替えた後でも泣き続け、どうしてぐずるのかわからないママも多いようです。ずっと赤ちゃんの泣き声を聞いているのもつらいですよね。ママの具合を踏まえて家族にお世話を任せたりお風呂に入れたりしながら、ママも赤ちゃんも気分転換できるとよいですね。
生後1カ月のぐずり、ママたちはどう乗り切った?
赤ちゃんがぐずる時間が長ければ長いほど、育児がつらく感じることも多いかもしれません。ママたちはどう乗り切ったのでしょう。
他のママたちと気持ちを共有する
iStock.com/miya227
育児の経験や知識をもっているママなら、赤ちゃんがぐずって大変な気持ちも理解してもらいやすいのかもしれません。実母に話をしたり、ママ友と育児の悩みを共有し合って乗り越えたという声がありました。1カ月検診で外出許可が出てからは、子育て支援センターなどを短時間だけ利用していて気分転換をしていたママもいるようです。赤ちゃんの体調に気を配りながら、外出先で他のママとお話してみてもよいかもしれませんね。
今しかできない育児を楽しむ
ぐずる赤ちゃんをあやしたり、抱っこしていないと赤ちゃんが泣いたりするのも、ほんの短い間だけかもしれません。「今しかできない」「昨日と同じ子どもには会えない」と思って赤ちゃんと向き合っているママもいるようです。早く泣きやんでほしいと思うかもしれませんが、視点を変えて、今しかできない特別な育児を楽しんでみてはいかがでしょうか。
育児へのこだわりを見直してみる
「完全母乳で育てたい」「寝かしつけの時間は守りたい」など、育児へのこだわりを見直すことでぐずりを乗り切ったママもいるようです。「絶対〇〇しなきゃ」と意気込んで育児をしていると、予定通りにいかずイライラしてしまう場合もあるでしょう。方針をもって育児をするのは素晴らしいですが、こだわりすぎてしまうとママたちの苦労が増えてしまうかもしれません。思い通りにできない自分を責めたりせず、こだわりを一つ一つ見直してみると、心にゆとりをもちながら赤ちゃんと向き合えるのではないでしょうか。
家族に協力してもらう
生後1カ月など産後間もない時期は、育児に張り切りすぎてしまうママも多いかもしれません。一生懸命赤ちゃんのお世話をしているママは素敵ですが、ママ自身がつらくなってしまうのは避けたいですよね。育児に参加したいパパや協力したい祖父母が、具体的に何をしたらよいのか悩んでいる場合もあるかもしれません。「〇〇のときは〇〇してほしい」「自分の時間がほしい」と声をかけながら、パパや祖父母で協力し合って育児ができるとよいですね。
赤ちゃんがぐずるときに避けたいこと
生後1カ月の赤ちゃんがぐずってなかなか泣きやまないときにやってはいけないこと、避けたいことはあるのでしょうか?
厚生労働省の資料によると、赤ちゃんとの関わり方によらず生後1~2カ月に泣くことのピークがあることがわかっているようです。そのときは、何をやっても泣きやまないことが多いことがわかっています。
泣きやまないときにやってはいけないことは、無理に泣きやませようと激しく揺さぶってしまうことです。赤ちゃんの頭の中はとてももろく、激しく揺さぶることで重大な後遺症が残ることがあるようです。
赤ちゃんが泣きやまなくてイライラしてしまう場合は、赤ちゃんを安全な場所に寝かせて一旦その場を離れましょう。飲み物を飲んだり、一息ついてママの気持ちを落ち着かせます。気持ちが落ち着いたら、赤ちゃんのところへ行って様子を確認してみましょう。
生後1カ月の赤ちゃんと向き合うために
iStock.com/Masao
ママたちの声を集めると、抱っこしていないとぐずるなど生後1カ月の赤ちゃんに悩んでいるママはとても多いようでした。待望の赤ちゃんですから、笑顔で接する時間を増やしていけたらよいですよね。ぐずりに対する対処法は抱っこしたり睡眠環境を見直すなど、赤ちゃんやママによって異なりますが、育児の悩みをママが一人で抱え込まずにパパや家族と協力することが大切なのかもしれません。生後1カ月の赤ちゃんと楽しい時間が過ごせるよう、ぐずる原因や対処法を探してみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
・対象:KIDSNA読者へQuestantにてアンケート調査を実施
・対象人数:88人
・調査期間:2018年3月5日~2018年3月6日
※この記事は2024年11月29日にリライトしました。
夕飯の支度をしていると決まってぐずるので当時はつらかったです。抱っこをすると泣きやんだので、抱っこ紐で抱っこしながら料理をしてました。