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生後8カ月の赤ちゃんが夜寝ない。夜中に泣くときの対処法
生後8ヶ月になると、夜なかなか寝てくれなかったり、夜中に目が覚めてしまう赤ちゃんがいるかもしれません。赤ちゃんがどうしても寝ないとき、休めないと悩むママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、生後8カ月頃の赤ちゃんの睡眠リズムや赤ちゃんが寝ないときの対策、スムーズな睡眠のための工夫について、ママたちの体験談をご紹介します。
生後8カ月の赤ちゃんは夜寝ないこともある?
生後8カ月の頃になると、動きが活発になり日中の活動時間が長くなったり、夜にまとまって睡眠をとるようになる赤ちゃんもいるかもしれません。
一方で、寝かしつけようとしても全然寝てくれなかったり、夜中に何度も泣いて起きたりして、どうすればよいのだろうと悩んでいるママもいるようです。
こども家庭庁の資料を見ると、生後6~9カ月の赤ちゃんの睡眠リズムに関する特徴が書かれています。昼夜の区別は生後3~4カ月頃から出現しますが、生後6カ月頃には昼夜の区別がよりはっきりとしてくるようです。1日の睡眠時間は13~14時間で6~8時間連続して睡眠をとるようになります。お昼寝スケジュールは2~4時間の昼寝を1~2回とります。生後9カ月頃には、1日の睡眠の7~8割を夜間にとるようになるようです。
赤ちゃんが夜寝ないときや夜中に起きてしまったとき、ママたちはどのように対処しているのでしょうか。
ママたちが考える赤ちゃんが夜寝ない理由
生後8カ月の赤ちゃんが、夜寝ない理由として考えられることをママたちに聞いてみました。
夕方からの過ごし方
30代ママ
20代ママ
夕方から家族でにぎやかに遊んだ後は、夜になっても興奮状態でなかなか寝ないように感じました。赤ちゃんが夜中に興奮状態になってしまうことが続くと、自分も睡眠障害のようになってしまって大変でした。
生後8カ月になると、夕方から夜にかけて、はしゃいで遊んだ後は、赤ちゃんが寝ないことがあると感じたママがいました。お客さんが来るなど、夕方の時間を普段と違う過ごし方をすると、夜になっても興奮状態で目が冴えているようだったというママの声もありました。
部屋の明るさ・室内温度
30代ママ
夜、部屋が明るすぎると赤ちゃんの寝つきが悪いように感じました。夕方以降は照明の明るさを調整するように意識していました。
40代ママ
エアコンのタイマーが切れてしまい室内温度が暑すぎたとき、寝ついてもすぐに起きてしまうことがありました。夏と冬は特に室内温度に気をつけています。
部屋の照明が明るすぎたり室内温度などの環境要素によって、赤ちゃんが寝にくくなるかもしれないと考えたママがいました。夜中にパパが帰ってきて部屋の明かりをつけたことで、赤ちゃんの目が覚めてしまったことがあるというママの声もありました。生後8カ月の赤ちゃんが寝ないと悩んでいる場合、部屋の明るさや室内温度などの環境要素にも配慮してみるといいかもしれません。
お腹がすいている・のどが乾いている
30代ママ
午後の離乳食をよく食べなかったり、寝る前に母乳をたくさん飲まなかったときは夜中に起きることがあり、何度か授乳をしました。お腹がすいて起きるのかもしれないと思いました。
20代ママ
寝る前にミルクをしっかり飲めなかったときは、夜中に起きてしまうように思いました。夜中に起きてしまうと休めないので辛かったです。
30代ママ
夜泣きをしていたときにおむつを確認したところ、いつもよりおしっこの回数が少ないようでした。授乳の時間を長めに取って、いつもより多く母乳を飲んだらよく寝ていました。
生後8カ月の頃は離乳食や授乳の量が足りずお腹がすいていたり、のどが乾いて寝られないのではないかと考えたママがいました。離乳食や母乳の量が少なかったりミルクを飲まずに寝てしまったりすると、夜中に起きてしまうことがあるかもしれませんね。離乳食や授乳の様子、おしっこの量や回数を確認してみましょう。
【体験談】生後8カ月の赤ちゃんが寝ないときの対処法
生後8カ月の赤ちゃんが寝ないときや夜中に起きてしまったとき、どのような方法で寝かしつけるとよいのでしょう。ママたちの対処法や育児アイデアを聞いてみました。
音楽・子守唄を聴かせる
30代ママ
なかなか寝つかないときは、赤ちゃんのお気に入りの音楽を聴かせていました。静かな音楽を流していると、眠りやすいように感じました。
40代ママ
夜泣きして、そのあとなかなか寝付かないときは隣で子守唄を歌っていました。子守唄を歌いながらトントンしていると、そのまま眠りについていました。
夜寝かしつけるときに、静かな音楽や子守唄を赤ちゃんに聴かせるようにしていたというママがいました。生後8カ月の頃は、オルゴール調の音楽や、ゆったりとしたメロディーの音楽を聴いていると、気持ちが落ち着いて自然と眠りにつけるようになるかもしれませんね。
また、動画配信サイトで人気の赤ちゃんが泣き止む曲を聞かせたというママの育児アイデアもありました。
抱っこして寝かせる
20代ママ
生後8カ月の頃は、なかなか寝ないとき子守唄を歌いながら抱っこして部屋の中を歩きました。ゆらゆらしているうちに眠くなるようでした。
30代ママ
赤ちゃんが夜中に起きてしまったときは、私も疲れていてイライラしてしまうことがあるので横になったままで赤ちゃんを抱っこして寝かせました。
生後8カ月の頃は抱っこをしてゆらゆらトントンする方法で、赤ちゃんも気持ちよく眠れるのではないかと考えたママがいるようです。ママが疲れているときは無理をせずに横になったまま抱っこで寝かせるのもよさそうです。家の中でも抱っこ紐を活用していたというママの声もありました。
短時間遊ぶ
20代ママ
赤ちゃんがなかなか寝つかずに興奮状態になってしまっているときは、短時間いっしょに遊ぶようにしました。はしゃいでしまわないように静かに遊びました。
30代ママ
赤ちゃんが夜中に目が覚めてしまって寝ないときは、スキンシップをとりながら少し遊びました。満足するとその後はぐっすり眠ってくれました。
何かの拍子に夜中に目が覚めてしまうと、なかなか眠りにつけないこともあるかもしれません。軽い遊びをしたりスキンシップを取ることで、赤ちゃんが再び寝てくれたというママの声もありました。
様子を見る
30代ママ
赤ちゃんがなかなか寝ないときや夜中に起きてしまうときに焦って寝かせようとして睡眠障害になってしまうことがありました。あえて数分ほど赤ちゃんを放置して様子を見ていました。少し離れたところで横になって様子を見ていると、次第に落ち着いて自然と眠ることもありました。
20代ママ
夜泣きが続くときはどうしても疲れたりイライラしてしまって、放置したくなることもありますが、赤ちゃんが寝ないときは無理に寝かしつけようとせずに、一度電気をつけて対応していました。無理に寝なくても大丈夫と赤ちゃんと自分の心を落ち着かせることも大事かなと思います。
赤ちゃんが寝つけずにママ自身がつらく感じるときは、少し距離を置くことも大切かもしれません。そばを離れるときは、赤ちゃんの周りに危ないものがないか、安全な状態かどうか確認し、赤ちゃんの様子がわかる距離から見守るとよいでしょう。
スムーズな生活リズム・睡眠リズムのための昼間の過ごし方
生後8カ月の赤ちゃんが夜寝ない日や夜中に起きてしまう日が続いたときは、昼間の生活リズム・睡眠リズムを見直そうと考えたママもいるようです。赤ちゃんがスムーズに寝るようにするためには、どのような昼間の過ごし方をすればよいのでしょうか。
お散歩や体操
40代ママ
外にお散歩に行ったり家の中で赤ちゃんと体操をしたり、昼間に赤ちゃんの刺激になる遊びをすると、夜寝ないことが少なくなりました。夜中に起きず、朝までぐっすり眠ることも多かったと思います。
生後8カ月になると、手足をよく動かす活発な遊びを喜ぶようになるかもしれません。外にお出かけしたり体を動かして遊んだりすると、夜よく寝てくれたというママの声がありました。
スキンシップを十分にとる
20代ママ
昼間や夜寝る前のスキンシップをしっかりとると、赤ちゃんがスムーズに寝て、夜中に起きることも少ないように感じました。私が忙しいときは、パパや家族に赤ちゃんの相手をしてもらいました。
30代ママ
私が家事などで忙しくしていて赤ちゃんの相手を十分にしてあげられなかった日は、夜寝ないことが多いように感じたので、赤ちゃんとのスキンシップはしっかりとるようにしていました。
生後8カ月の頃は、家事などで忙しいときも赤ちゃんとのスキンシップを優先したというママの声もありました。ママの疲れやイライラが溜まっていると感じるときは、パパや家族にも協力してもらいましょう。
生活リズム・睡眠リズムを整える
30代ママ
昼間の生活リズム・お昼寝の睡眠リズムが整っていると、夜寝ないで困るということが少ないように感じました。離乳食やお散歩はできるだけ毎日同じ時間にするようにしていました。
40代ママ
朝は決まった時間に起こし、一日をスケジュール通りに過ごせた日は、夜中に起きることが少ないと感じました。
生後8カ月の赤ちゃんが、夜寝ないことや夜中に起きることの対策として、一日の生活リズムを整えようと考えたママがいました。朝起きる時間や離乳食の時間を決めることで、生活リズムが整いやすくなるかもしれませんね。
赤ちゃんが夜寝ないときは昼間の過ごし方を工夫して
今回の記事では、赤ちゃんが寝ないときの対策やスムーズな睡眠のための工夫について、ママたちの体験談をご紹介しました。
生後8ヶ月の頃の赤ちゃんは、日中の活動の仕方や離乳食と授乳のタイミング、昼寝スケジュールなどが少しずつ変わってくることもあり、夜寝ないことや夜中に起きることもあるようです。
赤ちゃんがなかなか寝つけなかったり、夜泣きが続いたりするときに放置をして様子を見たいと考えることもあるかもしれません。赤ちゃんと少し距離を置いて見守っているというママもいました。
寝ないときの対策方法や昼間の過ごし方などを工夫して、夜寝ない時期を乗り越えられるとよいですね。
夕方赤ちゃんがはしゃぎすぎて興奮状態になってしまうと、夜寝ないことがありました。興奮状態から覚めないのか、目がぱっちり覚めてしまっているなと感じました。