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祖父母と孫の関係を円滑にするコミュニケーション。会話のきっかけや呼び方は?
子どもが産まれたら、祖父母と孫の関係が良くなるとママもパパも嬉しいですよね。今回の記事では、祖父母と孫のコミュニケーションの取り方や、会話、呼び方などについて、体験談を交えながら紹介します。
孫と祖父母、理想の関係とは
孫のかわいさは別格とよく耳にします。祖父母にとって、孫の誕生は嬉しいものであり、できるだけ、かかわりたいと思う祖父母もいるでしょう。
孫にとっても、血のつながりのある祖父母との関係は大切なもの。
孫と祖父母の関係はそれぞれの家で異なると思いますが、それぞれの家族に合った形で関係を築いていくことが理想的ですよね。
祖父母と孫のコミュニケーションや会話のきっかけ
祖父母と孫がよい関係を築くきっかけとなる会話やコミュニケーションにはどのようなものがあるのでしょうか。
歩き始めた頃から
産まれたばかりの赤ちゃんは、授乳やミルクの回数が多く、ママから離れる機会が多くないかもしれませんね。
沐浴やオムツ替え、抱っこなどのお世話でも、孫と祖父母のコミュニケーションをとることができますが、子どもが歩き始める頃になると、いっしょに散歩をしたり遊びに行くなど、祖父母が積極的にかかわれるようになってきます。
筆者の場合も、赤ちゃんの頃は遠慮しがちだった義母が、子どもが自分から義母に歩いていくようになると、散歩に連れていってくれるようになりました。
園の行事などで
保育園や幼稚園に入園すると、運動会やお遊戯会などの行事に参加するようになります。園によっては行事に祖父母や叔父、叔母の参加も可能なので、祖父母にも孫の姿を見にきてもらうとよいかもしれません。
「かけっこ早かったね」「ダンス上手だったよ」などの会話のきっかけになるでしょう。筆者は、運動会やクリスマス会の行事のときは必ず祖父母にも声をかけるようにしています。
行事に来られなかったときは、後日ビデオを見せると、「おばあちゃん、今度は見に行くからね」など子どもとの会話もうまれ、子どもも嬉しそうでした。
祖父母に孫をお願いしたことで
子どもが少し大きくなってきたら、祖父母に孫を預けるのもよいかもしれません。最初はお互いに勇気が要るかもしれませんが、祖父母に預けることで祖父母と孫のコミュニケーションが密にとれることでしょう。
筆者は、娘が1歳のときに祖父母に預けて友人の結婚式に参加しました。子どもは途中ママを探して泣いたそうですが、お菓子やおもちゃなどで機嫌をとりながら遊んでくれたそうです。
誕生日などの行事
子どもの誕生日やクリスマス、敬老の日、ひな祭りなどの行事は、孫と祖父母の関係を深める良いきっかけになるでしょう。事前に予定を合わせて食事会やお茶会を開催するのもひとつの方法です。
敬老の日の贈り物は子どもに選んでもらったり、子どもの誕生日プレゼントを祖父母と孫だけで選びに行ってもらったりしてもよいかもしれません。
筆者の場合、毎年子どもの誕生日には両家の祖父母を招いて誕生日パーティを開いています。食事の準備や片づけなど大変さもありますが、皆とすごす誕生日は子どもにとってもかけがいのない思い出になると思っています。
長期休みに帰省する
子どもの夏休みや冬休みは、祖父母の家に長期で遊びに行く良い機会です。遠方に住んでいる場合、お盆や正月に合わせて帰省しある程度長く滞在することが恒例となっている家庭もあるかもしれませんね。
朝起きてご飯を作って外で遊ぶという普段通りの生活でも、祖父母とともに行う生活はいつもとは違う思い出ができるもの。子どもにご飯作りを手伝ってもらうなど、積極的に祖父母と孫のコミュニケーションがとれるかもしれません。
筆者は、子どもの休みに合わせて祖父母と旅行に出かけるようにしています。迷子が心配な旅先では、祖父母と孫で手をつないで歩いてくれるなど自然にコミュニケーションがとれてくるので嬉しいです。
祖父母の呼び方
おじいちゃん、おばあちゃん
スタンダードに、おじいちゃん、おばあちゃんと呼ぶ場合と、「お」をとってじいちゃん、ばあちゃんという呼び方があります。
じいじ、ばあば
小さいときは呼びやすいように、じいじ、ばあばと呼ぶ場合もあります。子どもの成長とともにおじいちゃん、おばあちゃんへと移行していくこともあるようです。
○○(土地の名前)のおばあちゃん、おじいちゃん
両親の田舎が地方の場合など、土地の名前を最初につけて、○○のおばあちゃん・おじいちゃんと呼ぶこともあります。ママとパパの実家がそれぞれ別の地域にある場合、どちらのおじいちゃんとおばあちゃんかわかりやすくなりますね。
○○ちゃん、○○くんなど、祖父母の名前やニックネーム
祖父母が若く、まだおばあちゃん・おじいちゃんと呼ばれたくなかったりニックネームで呼ばれたいと考えている場合など、○○ちゃん、○○くんなどの名前で呼ばせることもあるようです。
筆者の場合も、両家の祖父母の区別をつける目的で、実家の祖父母はニックネームで呼ぶようになりました。
【体験談】祖父母と孫の思い出
おばあちゃんに学習塾の送り迎えを頼んで
「子どもが小学4年生の頃、学習塾の送り迎えを祖母に頼みました。中学受験に向けてがんばる孫の姿を見て、祖母も夜食を作るなどずっと応援をしてくれました。」
子どもにとっても、自分のがんばりを親だけでなく祖父母にも認めてもらい、よい励ましになりそうですね。
おじいちゃんとラーメン屋さんに
「6歳の娘をおじいちゃんにラーメン屋さんに連れて行ってもらいました。お互いにラーメンが好きなこともあって、楽しい時間をすごせたようです。次は別のラーメン屋さんに行くと約束して帰ってきました」
祖父と孫で、ラーメン屋さん巡りという共通の趣味を持てたようです。数カ月に一度ラーメンの日などを作って定期的にお出かけしてもらってもよいかもしれませんね。
孫にとって祖父母は特別な存在
子どもにとって両親とは別の関係を築くことができる祖父母は特別な存在。
ばあばやおじいちゃんなど、さまざまな呼び方がありますが、積極的に会話する機会を作って、孫とたくさんコミュニケーションをとってもらえると嬉しいですね。