こちらの記事も読まれています
離乳食に鯛とかぶを使っておいしいスープやお粥を作ろう
鯛とかぶを取り入れるときに工夫したいこと
身がやわらかな鯛と甘みのあるかぶを組みあわせて離乳食を作りたいと考えるママもいるでしょう。離乳食に鯛やかぶをいつから与えたのか、使うときの工夫や時期別の簡単レシピについて体験談を交えてご紹介します。
離乳食に鯛とかぶを取り入れた時期
白身魚の中でも取り入れやすい鯛と1年を通して手に入りやすいかぶを使って、子どもが食べやすい離乳食を作れたらよいですね。
離乳食に鯛とかぶを取り入れた時期をママたちに聞いてみました。
鯛を取り入れた時期
30代ママ
40代ママ
離乳食初期に鯛の刺身と豆腐をすりつぶしたものを混ぜて与えました。後期には鯛と野菜を使ったスープを作りました。
30代ママ
鯛を使ったのは離乳食の初期からです。初期、中期はすりつぶしてお湯でのばして与えて後期、完了期は炊き込みご飯を作るときに鯛をほぐして使っていました。
離乳食初期から、骨や皮を取り除く手間が省ける刺身の鯛を使ったというママの声が多いようでした。鯛の身は茹でるとやわらかく、簡単にすりつぶすことができて重宝したというママもいました。
離乳食初期はお肉が食べられないため、魚の中でも初期から食べられる鯛は使いやすい食材のようですね。
かぶを取り入れた時期
30代ママ
離乳食初期に茹でてから裏ごしして与えていました。後期からは茹でて細かく刻んだかぶを入れたスープやそぼろ煮を作りました。
30代ママ
離乳食初期からかぶの実を使いました。中期からはかぶの葉を茹でて使うと苦みや渋みがあまりなかったのでスープやお粥に混ぜて与えていました。
離乳食初期からかぶを使ったママの声がありました。中期からはかぶの実だけでなく、かぶの葉を茹でて与えたいうママもいました。かぶの葉は栄養豊富なようなのでさまざまなメニューの離乳食に取り入れられるとよいですね。
離乳食に鯛とかぶを使うときに工夫したいこと
離乳食に鯛とかぶを使うときに工夫したいことをいくつか紹介します。
鯛の刺身を使う
離乳食に鯛を使うときは、骨や皮をとらずに使える刺身を選ぶと下ごしらえの手間が省けて調理時間の短縮につながるようです。
刺身を購入するときは白身全体が白く濁っているものではなく、ツヤやハリのあるものを選ぶとよいでしょう。水が出ていたり、茶色く変色しているものは鮮度が落ちている場合があるため、新鮮なものを見分けられるとよいですね。
臭みを取る
離乳食に鯛を使うときに魚特有の臭みが残っている場合は、塩を振って10分ほど置いておくとよいでしょう。余分な水分をキッチンペーパーでしっかりとふき取ってから調理すると臭みが取れて子どもが食べやすくなるようです。
かぶはやわらかい部分を調理する
かぶを使った離乳食を作るときは皮を厚くむくようにしましょう。かぶの皮の内側1mm~2mmの繊維は固く、茹でてもやわらかくならない部分のようです。子どもが食べやすいようにやわらかい部分を調理するようにしましょう。
離乳食用のかぶを茹でるときは細かく刻み、鍋に水といっしょに入れて加熱しましょう。水から茹でるとじっくり火が通り、やわらかく仕上がるようです。離乳食初期に使うときは繊維が残らないように裏ごしするとよいでしょう。
かぶの葉をアク抜きして使う
かぶの葉を離乳食に使うときはアクを取ってから与えるようにしましょう。茹でて細かく刻むと苦みや渋みが軽減できるようです。
かぶの葉を茹でると色鮮やかな緑色に仕上がるため、さまざまなメニューに使うと彩りがよくなりそうですね。
【離乳食の時期別】鯛とかぶを使った簡単レシピ
離乳食の時期別に鯛とかぶを使った簡単なレシピを紹介します。
【離乳食初期】鯛とかぶのお粥
鯛はお湯でのばしながらすりつぶすとなめらかなペースト状になるでしょう。かぶは繊維が残らないように丁寧に裏ごしすると子どもが食べやすくなるようです。
【離乳食中期】鯛とかぶのスープ
かぶの実とかぶの葉は下ごしらえのときにやわらかくなるまでじっくり火を通しましょう。赤ちゃん用のだしがない場合は、昆布だしや鰹だしのだし汁を使って薄味を心がけましょう。
【離乳食後期】鯛とかぶの葉のおやき
かぶの葉を使ったおやきのレシピです。小麦粉と水の分量に気をつけて子どもが手づかみ食べしやすい固さや大きさになるように作りましょう。
【離乳食完了期】鯛とかぶの炊き込みご飯
鯛とかぶの甘みを楽しめるあっさりとした味つけの炊き込みご飯のレシピです。かぶの実とかぶの葉を入れると食感の違いを楽しめるでしょう。離乳食完了期は軟飯が基本のため、子どもが歯ぐきで噛めるようにご飯をやわらかめに炊いて与えるとよいようです。
鯛やかぶを使って子どもがよろこぶ離乳食を作ろう
今回は、離乳食に鯛やかぶを初めて取り入れた時期や、使うときに工夫したいこと、簡単な時期別レシピについて体験談を交えてご紹介しました。
離乳食に鯛を使うときは茹でる時間が長いとパサついてしまうため、加熱しすぎないように気をつけましょう。かぶは実だけでなく、栄養豊富な葉を取り入れると違った食感を楽しめるかもしれません。
離乳食の進み具合にあわせて鯛とかぶを使い、おいしい離乳食を作れたらよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
離乳食初期に鯛の刺身を茹でてすりつぶし、ペースト状にしてお粥に混ぜて与えていました。