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1歳の離乳食完了期・幼児食にフレンチトーストを作ろう!基本の作り方とアレンジレシピ
ふわふわのフレンチトーストを作るポイント
1歳の子どもにフレンチトーストを作ってあげたいと考える方もいるでしょう。離乳食完了期や幼児食の献立にフレンチトーストを取り入れる場合は、いつから子どもに食べさせるのがよいでしょうか。今回はフレンチトーストを作るときのポイントと併せて、1歳の子どもに与えるフレンチトーストの基本レシピや注意点、アレンジレシピなどを保護者の体験談から紹介します。
フレンチトーストをいつから子どもの献立にした?
ママたちはフレンチトーストをいつから子どもに食べさせていたのでしょうか。
40代ママ
30代ママ
フレンチトーストは子どもが牛乳に慣れてきた1歳のときに初めて作りました。
30代ママ
子どもが3歳頃に幼稚園へ通うようになってからフレンチトーストを作り始めました。フレンチトーストはフライパンでじっくり焼いたあとオーブントースターで表面を少し加熱すると、外はかりっと中はふっくらと仕上がりおいしくなりますよ。
フレンチトーストは基本的に、卵と牛乳を使って調理するメニューです。子どもが牛乳や卵に慣れてくる1歳以降にフレンチトーストを作ったという保護者が複数いました。
厚生労働省の資料によると卵黄は加熱することで離乳食中期から与えられ、離乳食完了期の1歳~1歳半には1回の食事で全卵3分の2個を食べられるとされています。
牛乳を飲用としてそのまま与えるのは1歳を過ぎてからが望ましいとされています。
フレンチトーストは子どもの離乳食の進み具合に合わせて、子どもが卵と牛乳に慣れてきた頃に与えるとよさそうですね。子どもに与える牛乳や卵の量が多くなりすぎないよう、使う食パンの大きさも工夫できるとよいかもしれません。
1歳の子どもに与えるフレンチトーストの基本レシピ
基本的なフレンチトーストのレシピを紹介します。
食パンの両面にフォークなどで小さな穴をあけてから卵液に浸すと、卵液が食パンに染み込みやすくなり調理時間を短縮できるかもしれません。
1歳の子どもにふわふわのフレンチトーストを作るポイント
1歳の子どもといっしょに大人もふわふわのフレンチトーストを味わいたいですよね。どのように作るとふわふわ食感のフレンチトーストになるのでしょうか。
厚切りの食パンを使う
30代ママ
子どもが「もっとふわふわがいい!」と言うので、厚切り食パンに挑戦してみました。すると、驚くほどふわふわな仕上がりに!厚切りなので切った耳はラスクなどにリメイクしてもおいしいです。
フレンチトーストを作るときは厚切りの食パンを使うと、食パンに卵液がたくさん染み込み、ふわふわの食感に作れるようです。厚切りの食パンで作ったフレンチトーストを子どもに与えるときは、子どもの食べやすい大きさに切ってから食べさせてあげましょう。
卵液をよくかき混ぜる
30代ママ
卵液をあまりよく混ぜないと出来あがりにムラができてしまうので、泡立て器でしっかり混ぜてみたら、驚くほど均一でなめらかな仕上がりになりました。
卵白は粘度が強いので、卵白をよく混ぜずに食パンに卵液を染み込ませようとすると難しいことがあるかもしれません。卵白もしっかり混ぜると卵液が食パンに染み込みやすくなり、ふわふわのフレンチトーストに仕上がるようです。
長い時間漬け込む
40代ママ
夜のうちに食パンを卵液に漬けておけば朝はフライパンで焼くだけ。楽なだけでなくパンがしっとりふわふわになるので、子どもも食べやすいようです。
食パンを長く卵液に漬け、食パンの内部まで卵液を染み込ませてから調理するとふわふわの食感になるようです。朝食でフレンチトーストを作るときは、前日の夜から食パンを卵液に漬けておくとよいかもしれませんね。
弱火でじっくり焼く
30代ママ
弱火でゆっくり焼くいてみると、外はカリッと中はふわふわの仕上がりになります。仲の卵液にもしっかり火を通せるので、生焼けになる心配もありません。
卵液につけた食パンをフライパンに並べ、弱火でじっくり焼くと中がふわふわになるというママからのアドバイスがありました。特に離乳食完了期や幼児食には中が生焼けにならないよう注意している方が多いようです。仕上げにオーブントースターで表面を少し加熱すると、外はかりっとした食感になるようです。
離乳食完了期・幼児食の献立で作る際の注意点
離乳食完了期や幼児食でフレンチトーストを作る際は、いくつか注意点があります。食材の選び方や調理方法、保存方法など、子どもの健康と安全を考慮しながら美味しいフレンチトーストを作りましょう。
生焼けに注意する
30代ママ
フレンチトーストを作る際は、生焼けにならないよう気をつけています。卵が十分に火を通っていないと、食中毒のリスクがあるので注意が必要です。パンの中心まで熱が通っているか確認するために、つまようじを刺して確かめるのがおすすめです。
生焼けを防ぐために、フライパンで焼いた後にレンジで加熱する方法もあります。レンジで30秒から1分程度加熱すると、パンの中まで熱が通りやすいという声もありました。加熱時間は使用するレンジの機器によって異なるので、様子を見ながら調整しましょう。
アレルギーリスクを確認
20代ママ
我が家では、子どものアレルギーに配慮してフレンチトーストを作っています。卵や牛乳のアレルギーがあるので、豆乳やアレルギー対応ミルクを使用したり、バナナをつぶして代用したりしています。アレンジレシピを考えるのも楽しいですよ。
フレンチトーストは牛乳・卵・小麦などのアレルギーリスクがあるため、まずは少量から始めて様子を見ることが大切ですが、新しい食材を取り入れる際は医師や栄養士に相談する方も多いようです。豆乳や育児用ミルクを使うアレルギー対応のレシピも増えているので、子どもの状況に合わせて選べるとよいでしょう。
一切れずつ保存する
30代ママ
フレンチトーストは卵とミルクで作るため、常温保存だと傷みやすいようです。フレンチトーストを冷蔵保存するときは下の食パンが潰れてしまうのを防ぐために、食パンを重ねないように小さく切って保存しています。
フレンチトーストを作って余った分は1切れずつラップで包み、保存袋へ入れて冷蔵または冷凍保存すると食パンの形が崩れにくいという声がありました。解凍の際は電子レンジが便利です。冷凍保存の場合でもなるべく早めに食べきるようにするとよいでしょう。
1歳の子どもがよろこぶフレンチトーストのアレンジレシピ
1歳の離乳食完了期や幼児食にさまざまなアレンジのフレンチトーストを作ってみましょう。
フレンチトーストのホットサンド
20代ママ
我が家では、フレンチトーストをホットサンドにアレンジするのが人気です。野菜を挟むことで栄養バランスも良くなり、子どもも喜んで食べてくれます。時短レシピにもなるのがうれしいです。
- ボールに卵を溶きほぐし、砂糖、牛乳を入れて混ぜ合わせる
- 食パンを子どもの食べやすい大きさに切り、1の卵液に浸す
- フライパンにバターを熱し、2の食パンを並べて両面を焼く
- 3の食パンの半分の上にハムと溶けるチーズをのせる
- 具材をのせていない食パンを4の食パンの上に重ねる
- 弱火でチーズが溶けるまで焼く
基本のフレンチトーストを作ったあとで、食パンに野菜など好みの具材を挟んで加熱します。子どもの好きな具材を使うと、子どもがパクパク食べてくれるかもしれませんね。
トースターで作るミニフレンチトースト
40代ママ
子どもが自分で食べられるサイズのミニフレンチトーストは子どもたちにも好評です。レンジで下準備をしてからトースターで焼くので、時短にもなりますよ。パンの耳を使うこともあり、無駄なく美味しく食べられるのがポイントです。
- 食パンを1口サイズに切る
- ボールに卵を溶きほぐし、砂糖、牛乳を入れて混ぜ合わせる
- 1の食パンを2の卵液に浸す
- 3の食パンを耐熱容器に並べる
- 4をオーブントースターで焼く
食パンをコロコロ小さくカットして、ミニサイズのフレンチトーストを作ってみましょう。子どもの手に収まるサイズに作り冷ましてから与えると、子どもが手づかみ食べしやすいかもしれません。
いちごやバナナなどの果物、温野菜や野菜スティックなどといっしょにワンプレートに並べても栄養バランスのよい献立に仕上がりそうですね。
卵なし牛乳なしのフレンチトースト
20代ママ
アレルギーを持つ子どものために、卵や牛乳を使わないフレンチトーストを作っています。豆乳やアレルギー対応ミルクを使うことで、安心して食べられるレシピになりました。意外と美味しくて、大人もいっしょに楽しんでいます。
- 食パンを食べやすい大きさに切る
- 2を調乳した粉ミルクに浸す
- フライパンでバターを加熱し、2の食パンを並べる
- 食パンの両面に焼き色がつくまで焼く
卵なし、牛乳なしの代わりに、調乳した粉ミルクを代用してフレンチトーストを作ってみましょう。
食パンを調乳した粉ミルクに浸す前に、食パンをレンジで加熱すると、食パンの水分が少なくなるので粉ミルクが染み込みやすくなるかもしれません。レンジで20秒程度加熱するだけでも効果があります。
フレンチトーストのおやつアレンジレシピ
フレンチトーストは主食としてだけでなく、おやつとしても大活躍します。栄養価の高いおやつを手軽に作れるので、忙しいママにもおすすめです。以下では、子どもが喜ぶおやつアレンジレシピを紹介します。
豆乳ときなこのフレンチトースト
30代ママ
豆乳ときなこを使ったフレンチトーストは、子どもにも大人気のレシピです。豆乳の優しい甘さときなこの香ばしさが絶妙で、栄養価も高いのでおやつとして重宝しています。レンジを使って時短で作れるのも魅力ですね。
- 食パンを一口大に切る
- 豆乳、砂糖、きなこを混ぜ合わせる
- 1の食パンを2の液に浸す
- 耐熱容器に並べ、レンジで2分加熱する
- きなこをかけて完成
豆乳ときなこを使うことで栄養価が高まるレシピです。豆乳には良質なタンパク質が含まれ、きなこにはカルシウムや鉄分が豊富です。レンジで作れるので、忙しい時でも手軽に栄養のあるおやつが作れます。子どもの成長期に嬉しいレシピですね。
パンの耳で作るおやつフレンチトースト
30代ママ
パンの耳を使ったフレンチトーストは、我が家の定番おやつです。食パンの耳を捨てずに活用できるので、エコにもなりますし、子どもも喜んで食べてくれます。シナモンシュガーをかけると、特別なおやつみたいで大好評ですよ。
- パンの耳を5cm程度に切る
- 卵、ミルク、砂糖を混ぜ合わせる
- 1のパンの耳を2の液に浸す
- フライパンで両面がきつね色になるまで焼く
- お好みでシナモンシュガーをかける
パンの耳を使ったこのレシピは、食品ロスを減らすエコなアイデアです。パンの耳は食物繊維が豊富なので、おやつとしても栄養価が高くなります。レンジで少し温めてから液に浸すと、より染み込みやすくなりますよ。シナモンには抗酸化作用があるので、健康面でも嬉しいおやつになります。
1歳の子どもにフレンチトーストを作ってみよう
今回は1歳の子どもがよろこぶフレンチトーストの基本の作り方と、フレンチトーストのアレンジレシピを紹介しました。
野菜や果物をトッピングするなど、アイデア次第でいろいろなフレンチトーストが作れそうですね。あう野菜がないときは野菜ピューレを混ぜ込んだり、ミルクの種類を変えたりすることで、栄養バランスの良いレシピにアレンジすることもできます。
ふわふわ食感のフレンチトーストを作るポイントを抑えて1歳の子どもにフレンチトーストを作り、大人もいっしょにおいしく味わえそうです。
時短テクニックを活用すれば、忙しい朝でも手軽に作れますね。レンジを使った下準備や、前日からの仕込みなど、ライフスタイルに合わせたアレンジを楽しんでください。
※記事内で使用している参照内容は、2020年1月24日の記事作成、2024年9月10日に更新したものです。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食・幼児食の一例です。新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
パンがゆは離乳食初期から与えていましたが、食パンに卵と牛乳を浸して焼くフレンチトーストは、ゆで卵が食べられるようになった1歳以降に与えるようにしました。