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幼児食にシチューを作ろう。簡単レシピや献立例、気をつけたこと
献立を考えてシチューを楽しもう
幼児食にシチューを作りたいとき、簡単なレシピや作るうえで気をつけることが知りたいママもいるかもしれません。シチューを取り入れた献立作りに悩むこともあるでしょう。今回は、離乳食を卒業する1歳~1歳半頃から小学校入学までの幼児期に食べられるシチューのレシピや献立、作るときに気をつけたことをご紹介します。
シチューを取り入れた幼児食の献立とは?
シチューといえば、クリームシチューやビーフシチューなどの種類があり、寒い時期になると食べたくなる定番メニューの1つかもしれません。
シチューはとろみがあって、煮込まれた野菜やお肉も食べやすく好きな子どもも多いでしょう。
シチューの日が続くと少し飽きてきたり、シチューを取り入れた献立作りに悩むこともあるかもしれません。
シチューの献立のレパートリーがいくつかあると、忙しいときなどにも役立ちそうですよね。
幼児食のシチューのレシピや献立とはどのようなものなのでしょうか。また、幼児食として作るうえでどのような点に気をつけるとよいのでしょうか。
幼児食でシチューを作るときに気をつけたこと
幼児食でシチューを作るときに気をつけたことをママたちに聞いてみました。
薄い味つけにする
30代ママ
大人がおいしいと思う味つけは、幼児食期の子どもにとっては塩気が強い場合もあるでしょう。
味見をしたときに、大人にとって薄いと思う程度の味つけにすると丁度よいかもしれません。
脂質を少なめにする
30代ママ
1歳半の子どもが食べるクリームシチューに入れる鶏肉は、ヘルシーなささみ肉を使ったり、鶏もも肉を使う場合は、脂質の多い皮や脂身の部分は取るようにしました。
幼児食で使う食材は、できるだけ脂質が少ないものを選んだり、脂質を多く含む部分を取りのぞくようにすると子どもも消化しやすいかもしれませんね。
栄養バランスを考える
30代ママ
栄養バランスを考えて、お肉の他に野菜を多めに入れたシチューを作りました。クリームシチューは野菜をたくさんとることができ、ミルキーな味わいでもうすぐ2歳になる子どももよく食べるので幼児食向きだと思っています。
子どもの好き嫌いが原因で野菜が足りない食事になるなど、栄養バランスが偏ってしまうことに悩んでいるママもいるかもしれません。
3大栄養素といわれる炭水化物、タンパク質、脂質を、なるべくバランスよく取り入れてレシピや献立を考えるようにしたいですね。
幼児食に作るシチューの簡単レシピ
幼児食期に食べられる、クリームシチューやビーフシチューの簡単レシピをご紹介します。
鶏もも肉と野菜のクリームシチュー
材料:
鶏もも肉50g、にんじん1/2本、ほうれん草適量、玉ねぎ1/3個、バター小さじ1、顆粒コンソメ少々、片栗粉大さじ1、牛乳100ml、水200ml
作り方:
1. 皮や脂身、筋を取った鶏もも肉や野菜を食べやすい大きさに切る
2. 鍋にバターを熱し、1を炒め水を加えて中火で煮る
3. 2に顆粒コンソメ、牛乳、片栗粉を加え、混ぜながら加熱してとろみがついたら完成
にんじんや玉ねぎの甘みで、子どもが好きな味わいのシチューになるかもしれません。
食材の大きさを子どもの成長に合わせて切ったり、やわらかさを確認しながら煮込むことで子どもも食べやすくなるでしょう。
牛ひき肉とパプリカのビーフシチュー
材料:
牛ひき肉50g、パプリカ1/2個、玉ねぎ1/3個、じゃがいも1/2個、バター小さじ1、小麦粉小さじ1、ウスターソース大さじ1、ケチャップ大さじ1、牛乳70ml、水150ml
作り方:
1. 野菜を食べやすい大きさに切る
2. 鍋にバターを熱し、1と牛ひき肉を炒め、水150mlを加え中火で煮る
3. 2に小麦粉、ウスターソース、ケチャップ、牛乳を加えひと煮立ちさせて完成
筋のある薄切りの牛肉よりも、牛ひき肉の方が子どもが食べやすいかもしれません。
パプリカを入れることで彩りもよくなりそうですね。
幼児食に作るシチューを取り入れた献立例
おかずがシチューだけだと物足りなく感じることもあるでしょう。
幼児食に作るクリームシチューやビーフシチューを取り入れた献立例をご紹介します。
クリームシチューの献立例1
・クリームシチュー
・トーストやバターロールなどのパン
・ハンバーグ
・サラダ
シチューはパンと相性がよく、ディップして食べてもおいしいでしょう。
シチューに入れるお肉を少なめにしたときに、ハンバーグなどのおかずがあると食べごたえをプラスできるかもしれません。
クリームシチューの献立例2
・クリームシチュー
・ご飯
・エビフライなどの揚げ物
エビフライや白身魚のフライなどは、シチューやタルタルソースのような、味つけされたとろみのあるものと相性がよいかもしれません。
ビーフシチューの献立例1
・ビーフシチュー
・ピラフやバターライスなどの炒めたご飯
・ほうれん草などの野菜ソテー
白米のご飯よりも、洋風に味つけをして炒めたご飯の方が、おしゃれな献立メニューになるかもしれません。
ハヤシライスやビーフストロガノフのようにビーフシチューをご飯にかけ、野菜ソテーを添えてワンプレートにしてもよさそうですね。
ビーフシチューの献立例2
・ビーフシチュー
・トーストやバターロールなどのパン
・ポテトサラダ
ポテトサラダがあるときは、シチューにはじゃがいもを入れないなどメニュー全体のバランスを考えることは大切でしょう。
他にも、クリームシチューにトマトを入れて味に変化をつけたり、シチューをグラタンやクリームコロッケ、パスタにアレンジしてメニューを増やす工夫をするママもいるようです。
幼児食の献立にシチューを取り入れよう
今回は、体験談をまじえながら、幼児食のシチューについて、作るうえでママたちが気をつけたことや簡単レシピ、献立例をご紹介しました。
クリームシチューやビーフシチューのレシピは、作り方をおさらいしたいときなどに役立ちそうですね。
薄味や栄養バランスを考えて、シチューを作ったり献立をたてることは、幼児期の子どもの体を考えるうえで大切かもしれません。
幼児食の献立にシチューを取り入れて、子どもが積極的に食事を楽しめるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、幼児食の一例です。新しい食材・料理を取り入れる際は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
シチューなどの煮込み料理は、味つけがしょっぱくなることが多いので、1歳9カ月の子どもが食べやすいように薄い味つけになるよう気をつけました。