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離乳食でベーコンを取り入れるときのポイント
塩分や脂肪分が多く添加物が含まれていることもあるベーコンを離乳食に取り入れてもよいのか不安に思うママもいるかもしれません。ベーコンは工夫次第で離乳食に取り入れることができるようです。ベーコンを離乳食に取り入れるときのポイントや、ベーコンのアレンジレシピをご紹介します。
いつから離乳食にベーコンを取り入れる?
ベーコンは豚肉を塩漬けした加工食品の一種で、塩分や脂肪分が高くあまり離乳食には向いていないようですが、塩抜きをしたり無添加のものを使うなどの工夫次第でベーコンを離乳食に取り入れることができるようです。
離乳食でベーコンを与えるのは、1歳以降の離乳食完了期くらいからにしましょう。
離乳食でベーコンを取り入れるときのポイント
離乳食にベーコンを取り入れるときは、どのような工夫をすればよいのでしょうか。
しっかりと塩抜きをする
ベーコンを使う前に下ゆでをしましょう。流水にさらし塩抜きをする方法もありますが、下ゆでをすると余分な脂肪分も抜けるようです。
小さく切ったベーコンをフライパンで焼くと、塩と脂肪分がしみ出ます。しみ出た塩と脂分をキッチンペーパーでふき取るという塩抜きの方法もあります。
薄味にする
ベーコンは味付けをしなくても、もともと塩気があります。他の生肉と同じように味付けをすると濃くなりすぎるかもしれません。
離乳食は薄味が基本ですが、ベーコンを使うときはいつもよりさらに薄味を意識するとよいでしょう。
ベーコンから出ただしを薄める
ベーコンはスープなどに入れて煮込むと、おいしいだしが出ます。
しかし、だしにもベーコンの塩分が溶けだしているので他の味付けはせずに薄めて使用するとよさそうです。
無添加商品を選ぶ
スーパーなどで売られているベーコンの多くには保存料、発色剤、甘味料、酸化防止剤などのさまざまな添加物が含まれているといいます。
無添加のベーコンは天然の調味料のみで作られています。無塩せきのベーコンも無添加のものもありますが、なかには発色剤以外の添加物を使っても定義上の問題はないようです。
ベーコンを選ぶときは原材料名を確認し、できるだけ添加物の少ない商品を選ぶとよいかもしれません。無添加のベーコンは保存料が入っていないため、できるだけ早く使い切りましょう。
冷凍保存をする
ベーコンの基本的な保存方法は冷蔵です。開封後は賞味期限にかかわらず早めに食べきりましょう。特に離乳食に使うときは、開封後はラップをして保存容器に入れるなど、できるだけ空気に触れさせないようにするとよさそうです。
ベーコンは冷凍するとある程度長期保存できる便利な食材です。1回で使う量を小分けにして冷凍し、解凍するときは冷蔵庫に移してゆっくりと解凍すると風味が落ちずおいしく食べられそうです。
離乳食のベーコンのアレンジレシピ
離乳食のベーコンを使ったアレンジレシピをご紹介します。
ミネストローネ
- じゃがいも、にんじん、キャベツ、たまねぎ、ベーコンを1cm角に切り下ゆでする
- 食材にひたる位の水を加え、野菜がやわらかくなるまで煮込む
- 2にトマト缶を入れ煮立ったら完成
ベーコンの塩味とトマト缶で十分に味がついているため、その他の調味料は入れなくてもよいでしょう。 トマト缶は皮むきの必要がないホールトマトがおすすめです
ロールベーコンキャベツ
- キャベツは軸を叩いてやわらかくする
- キャベツ、ベーコンの順にのせ巻く
- 食べやすい大きさにカットし、フライパンに並べる
- 3が1/4ほど浸るくらいに水を加えフタをして蒸す
簡単にできるロールキャベツ風のアレンジレシピです。手づかみできるため離乳食期の子どもも食べやすいかもしれませんね。
ジャーマンポテト
- じゃがいもとベーコンは下ゆでし、食べやすい大きさに切る
- フライパンにバターを少量溶かし1とコーンを加え炒める
- 火が通ったら青のりをふりかける
バターのやさしい風味とベーコンの塩気で離乳食にはちょうどよい味付けでしょう。大人用には塩コショウをかけ、青のりの代わりにバジルをふりかけてもよいかもしれません。
野菜のミルクスープ
- 玉ねぎはみじん切りにして電子レンジで加熱する
- ブロッコリー、にんじん、ベーコンは食べやすい大きさに切る
- 2をやわらかくなるまで煮込み牛乳とベビーコンソメを加える
- 3に1を加えて煮込み完成
野菜たっぷりのミルクスープです。しっかりと加熱したあさりを加えてクリームシチュー風にアレンジしてもよいでしょう。
ベーコン巻きおにぎり
- 小さいおにぎりを作る
- 下ゆでしたベーコンをおにぎりに巻き、フライパンで軽く焼く
肉巻きおにぎりをベーコンでアレンジした簡単レシピです。手づかみできるためお弁当に入れてもよさそうです。おにぎりの中に、チーズやコーンなど子どもの好きな具材を入れると喜ぶかもしれません。
離乳食のベーコンは工夫して取り入れよう
塩分や脂肪分が多く離乳食にはあまり向いていないとされているベーコンも、塩抜きや無添加商品を選ぶといった工夫次第で離乳食に取り入れることはできそうです。
ベーコンの塩気が完全に抜けるまで塩抜きをするのは難しいかもしれないので、ベーコンを使うときは他の味付けは控えましょう。
小分けにパックされていて簡単に調理ができるベーコンは、アレンジレシピも豊富で便利な食材です。離乳食にベーコンを上手に取り入れられるとよいですね。