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ふわふわつくねの離乳食アレンジレシピ。おいしく作るポイント
たれを使った照り焼きや豆腐なしのレシピをご紹介
離乳食でつくねを作りたいとき、どのようにしたらふわふわに作ることができるのかや、冷凍方法などが気になるママもいるかもしれません。つくねは手づかみ食べもできそうですよね。そこで今回は、たれを使った照り焼きや豆腐なしのつくねのアレンジレシピ、おいしく作るポイントなどを体験談をまじえてご紹介します。
離乳食でつくねはいつから与えた?
離乳食でつくねを使いたいとき、いつから与えてよいのか悩むママもいるかもしれません。
実際に離乳食でつくねをいつから使ったかママたちに聞いてみました。
30代ママ
30代ママ
離乳食完了期になると、だんだん肉料理が食べられるようになってきました。つくねやハンバーグなどのひき肉料理は食べやすいみたいです。
子どもの成長によってそれぞれ個人差がありますが、離乳食後期~完了期頃につくねを使いはじめたママが多いようです。
離乳食でつくねをおいしく作るポイント
離乳食でつくねをおいしく作るポイントをいくつかご紹介します。
ふわふわになる材料を混ぜる
すりおろした玉ねぎを混ぜると、ひき肉となじみやすくふわふわの食感になるようです。
その他に豆腐、山芋、はんぺん、卵白、マヨネーズなどを使ってもふわふわのつくねになるかもしれません。
玉ねぎや豆腐など水分のある食材を使うときは、つくねのタネをまとまりやすくするために、きちんと水気を切ることが大切なようです。
ひき肉に塩を加えて粘りを出す
ひき肉をこねるときに塩を加えると、粘りが出てタネがまとまりやすくなるようです。
全体が白っぽくなるまで根気強く練り混ぜるとよいでしょう。
成形するときに手がべたつく場合は、手に水や油をつけるとよいかもしれません。
香味野菜を合わせる
長ねぎ、生姜などの香味野菜と合わせると、鶏ひき肉のクセを消しやすいようです。
香味野菜は料理の風味に変化を加えたいときに便利ですが、独特な苦みや香りがあるので、離乳食に使う際は子どもの様子を見ながら、加熱してごく少量から使ってみるとよいかもしれません。
加熱の強さやたれの味を工夫する
火を通すときは弱火でじっくり焼くとジューシーなつくねになるようです。
つくねのたれは、お好みでいろいろな味のものを試せると楽しそうですね。
さっぱりとした大根おろしとぽん酢や、こってりした味噌風味のたれやソースなども合うでしょう。
離乳食のつくねの簡単アレンジレシピ
離乳食後期~完了期に食べられる、基本のつくねのタネの作り方や、簡単アレンジレシピをご紹介します。
基本のつくねのタネ
材料:
鶏ひき肉250g、玉ねぎ1/2個、片栗粉大さじ1、マヨネーズ小さじ1、しょう油少々、塩ひとつまみ
作り方:
1. 玉ねぎをすりおろし水切りする
2. ボウルに1と鶏ひき肉、片栗粉、マヨネーズ、しょう油、塩を入れ練り混ぜ、基本のつくねタネの完成
つくねで使う鶏ひき肉は、鶏むね肉よりも鶏もも肉の方がぱさつきにくいようです。
すりおろした玉ねぎはふきんで包んで絞ると水気を切りやすいでしょう。
ひじきと豆腐入りつくねの照り焼き
材料:
基本のつくねのタネ、乾燥ひじき適量、豆腐1/2丁、かつお節適量、しょう油大さじ1、みりん大さじ1、酒大さじ1、水溶き片栗粉少々
作り方:
1. 20分程水につけて戻した乾燥ひじきを刻む
2. 豆腐をペーパータオルで包み、600wの電子レンジで1~2分程あたためて水切りする
3. ボウルに1、2と基本のつくねのタネ、かつお節を入れ練り混ぜる
4. 3を食べやすく成形し、油をひいたフライパンで中に火が通るまで両面を焼き、1度取り出す
5. フライパンにしょう油、みりん、酒を入れ煮詰めて、水溶き片栗粉でとろみをつける
6. 5に4を入れ、焦がさないように照り焼きにして完成
つくねにひじきと豆腐を合わせるとヘルシーな味わいになりそうですね。
豆腐は木綿豆腐を選ぶとボリュームがあるつくねに、絹豆腐はなめらかな食感のつくねに仕上がるようです。
大豆としらすの豆腐なしつくね
材料:
基本のつくねのタネ、大豆の水煮缶、しらす適量、粉チーズ適量
作り方:
1. 大豆と塩抜きしたしらすをみじん切りにする
2. ボウルに1と基本のつくねのタネ、粉チーズを入れ練り混ぜる
3. 2を食べやすく成形し、油をひいたフライパンで中に火が通るまで両面を焼き完成
豆腐の代わりに大豆の水煮缶を使ったつくねもできるようです。
しらすとチーズの塩分があるので、他の調味料を使わなくても旨味があるでしょう。
鶏つくね鍋
材料:
基本のつくねのタネ、豆腐1/2丁、白菜適量、しいたけ適量、にんじん適量、しょう油大さじ2、みりん大さじ2、鶏ガラスープの素大さじ1/2、水600~700cc
作り方:
1. 豆腐、白菜、しいたけ、にんじんを食べやすい大きさに切る
2. 鍋にしょう油、みりん、鶏ガラスープの素、水を入れてひと煮立ちさせる
3. 基本のつくねのタネをスプーンで食べやすい大きさに成形して落とし入れる
4. 3が煮立ったらアクを取り、1を加え具材に火が通ったら完成
あたたかいものを食べたくなる時期に、鶏つくね鍋はぴったりかもしれません。
鍋のしめにご飯を入れて雑炊にしたり、うどんを入れてもおいしそうですね。
1度に多めに作ることも多いつくねの保存方法については、焼いて粗熱を取ってからラップに包んで冷凍保存したという声や、生のままよりも焼いてから冷凍する方が傷みにくいというママの声もありました。
離乳食につくねを使ってみよう
今回は、つくねについて体験談をまじえながら、いつから離乳食で使ったかや、ふわふわにおいしく作るポイント、簡単アレンジレシピなどをご紹介しました。
たれを使った照り焼きや豆腐なしのレシピなど、離乳食でつくねを作る際の参考にしてみてはいかがでしょうか。
つくねを冷凍して作り置きしておけば、時間がないときでもさまざまな食材や料理と合わせやすいので、離乳食やお弁当作りにも便利でしょう。
離乳食のメニューに上手につくねを取り入れて、子どもが積極的に食事を楽しめるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年8月27日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
離乳食後期に、子どもの前歯がはえ揃ってきたので、つくねを与えてみると問題なく食べていました。