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離乳食のまいたけはいつから?レシピや下ごしらえについて
保存方法とまいたけの選び方
旨味成分豊富なまいたけは、いつから離乳食に取り入れられるのかや、どのようなレシピがあるのか気になるママもいるのではないでしょうか。ママたちがまいたけを離乳食に取り入れた時期の目安や進め方、下ごしらえの方法や調理方法、おいしいまいたけの選び方や保存方法についてご紹介します。
離乳食のまいたけはいつから?
ママたちは、赤ちゃんにまいたけをいつから与えたのでしょうか。
30代ママ
30代ママ
離乳食後期に初めて与えました。大人の味噌汁など食事を作るときに、出汁で食材を煮込んだあとに取り分けて子どもの汁物を作っていたので、まいたけを使ったときに子どもにも与えました。旨味成分が豊富なので、赤ちゃんの食べ進みもよかったです。
30代ママ
キノコ類は離乳食初期にはまだ早いと思ったので、まいたけを初めて与えたのは完了期です。しいたけと一緒に豆腐ハンバーグに刻んで入れました。
まいたけは、きのこ類の中では弾力が少なく、離乳食中期から取り入れられるようです。与える時期はそれぞれの家庭で差があるようなので、赤ちゃんの様子をみながらしっかりと加熱し、進め方を決めていくとよいでしょう。
まいたけのアレルギーのリスク
まいたけは、アレルギー症状を引き起こしやすい特定原材料等28品目ではありませんが、アレルギーを引き起こす可能性は0ではありません。はじめて与えるときは一口から始めて、徐々に量を増やすようにしましょう。
まいたけの下ごしらえの方法
- 石づきを切り落とす
- 汚れているときは、濡らしたキッチンペーパーなどで拭き取る
- 適当な大きさに割く
- 鍋にお湯をいれて1~2分柔らかく茹でる
基本的な下ごしらえの手順は適当な大きさに割くまででよいですが、赤ちゃんに与えるときは茹でて柔らかくしましょう。また、まいたけなどきのこ類は水で洗うと風味が失われてしまうようなので、洗うときはさっと水に通す程度にするとよいようです。
離乳食期に食べられるまいたけを使ったレシピ
離乳食期に食べられるまいたけを使ったレシピをご紹介します。
まいたけのおじや
- 下ごしらえの済んだまいたけを細かく刻む
- 茹でたにんじんや玉ねぎを細かく刻む
- 鍋にまいたけと野菜、お粥とだし汁を入れて混ぜながら煮る
だし汁の風味があるので、調味料で味付けをしなくてもよいようです。みじん切りにした鶏のささみや白身魚を入れてもおいしいかもしれません。
きのこミックス
- 下ごしらえを済ませたまいたけやしいたけ、しめじなどのきのこを適当な大きさに切る
- きのこをフードプロセッサーでペースト状にする
- 鍋に入れて、しっかり加熱する
赤ちゃんがまいたけを噛めるか心配するママも、ペースト状なら安心して与えることができますね。お粥や豆腐に混ぜてリゾットのようにしたり、お湯で溶かしてスープを作ることもでき、手軽に料理に旨味成分を加えることができるでしょう。
野菜とまいたけの餡かけ
- にんじんやさつまいも、まいたけなどキノコ類をみじん切りにする
- 電子レンジなどで加熱した鶏のささみ肉を細かく刻む
- 野菜とまいたけを柔らかくなるまでを目安に煮て、ささみ肉を混ぜる
- 水溶き片栗粉でとろみをつける
餡かけは、お粥やうどんに混ぜるとおいしいようです。離乳食後期ではごはんにかけて、餡かけごはんにしてもいいですね。冷凍保存もできるので、メニューに困ったときのために多めに作ってストックしておくとよいかもしれません。
まいたけとしらすのうどん煮込み
- にんじんや玉ねぎなどの野菜とまいたけ、塩抜きしたしらすを細かく刻む
- ささみを茹でて小さく切る
- 野菜とまいたけを煮込む
- 茹でたうどんとしらす、鶏のささみを加えさらに煮込む
うどんは離乳食期にも人気の高いメニューです。野菜はキャベツや、小松菜やほうれん草などの青菜を加えてもよいでしょう。野菜とたんぱく質がいっしょに摂れるので、栄養バランスのよいメニューなのがうれしいですね。豆腐を入れたり、しいたけやしめじなどのまいたけ以外のキノコ類を加えたり、調理方法のアレンジもききやすいメニューです。
野菜とまいたけのポタージュ
- じゃがいもや玉ねぎ、まいたけを柔らかくなるまで煮る
- 粗熱がとれたら、ミキサーでペースト状にする
- ミルクでのばす
ミルクの代わりに豆乳を入れてもよいかもしれません。ペースト状のまま冷凍保存もできるようです。解凍してからミルクを足すと、簡単にポタージュができますよ。
まいたけの栄養成分は
まいたけは栄養成分が豊富で、キノコ類に含まれるβグルカンの効力が特に強いと言われているようです。βグルカンは、免疫機能を回復させたり、血圧・血糖値・コレステロールを下げたりといった効果が期待できるそうです。腸を刺激して腸内をきれいにする効果もあるので、赤ちゃんの便秘対策にもよいかもしれません。
おいしいまいたけの選び方
まいたけはカサの部分に厚みがあり、触るとすぐに折れてしまいそうなものが新鮮なようです。
また、カサの色は濃くて光沢があり、軸は白いまいたけを選ぶとよいでしょう。古くなるとカサに水分がにじみ出るので、購入する前に確認するとよいかもしれません。
まいたけの保存方法
まいたけをすぐに使わないときや余ってしまったときに、鮮度のよい状態で保存できる方法をまとめました。
冷蔵保存
下ごしらえする前のまいたけを冷凍保存するときは、ラップに包んで冷蔵保存するとよいようです。より鮮度を保つためには、石づきをとり食べやすい大きさにほぐしたまいたけを、キッチンペーパーで包んでからビニール袋や保存用密封袋などに入れて野菜室に入れましょう。
冷凍保存
まいたけを冷凍保存する場合は、下ごしらえが済んだものを保存用密封袋などに入れて保存することができます。ラップなどに包んで1回分ずつを目安に小分けにすると使いやすいかもしれません。
まいたけを茹でたときに使ったお湯は、だし汁として使えるので製氷皿に入れて冷凍するとよいでしょう。キノコ類は冷凍保存をすると、旨味成分が増すという説もあるようです。
離乳食中期にまいたけを取り入れよう
まいたけを与える時期は家庭によってさまざまのようですが、離乳食中期から取り入れられるようです。しっかり加熱したまいたけをペースト状にしてポタージュにしたり、細かく刻んでうどんやおじやに入れるなど、さまざまなレシピや調理方法があることがわかりました。
新鮮でおいしいまいたけを選び、赤ちゃんが食べやすいように、形状に気をつけて調理できるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年7月1日時点で作成した記事です。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
離乳食中期~離乳食後期頃にまいたけを与えました。市販の離乳食に入っていました。