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パパのお弁当事情を調査。簡単レシピやママたちが考える献立など
パパのお弁当を作るときに意識していること
健康や節約のことを考えてパパにお弁当を持たせているママや、これから持たせようと考えているママもいるのではないでしょうか。簡単に作れる献立や、おにぎりやのっけ弁などの食べやすいお弁当のアイデアが知りたい場合もあるでしょう。今回はKIDSNA読者の皆さんに、パパのお弁当事情について聞いてみました。
パパはどのくらいお弁当を持って行っている?
働くパパの食事には、お弁当の他にも社員食堂や飲食店で食べるなど、さまざまな選択肢があるでしょう。実際にパパたちはどのくらいの割合でお弁当を持って行っているのでしょうか。
・持って行っている…86.2%
・持って行っていない…13.8%
今回の調査では、お弁当を持って行っているパパが9割近くにのぼりました。「節約のために持たせている」というママや「食べに行く時間がもったいない」というパパの声もありました。
お弁当を持って行っていないパパには「会社でお弁当を頼んでいるから」という理由や「仕事の都合でお弁当を持って行っても食べられないことが多い」という場合もあるようです。
お弁当を持って行っているパパのうち、約5割が週5日以上の頻度で持って行っており、お弁当の需要が高いことがわかりました。
パパのお弁当は誰が作っている?
パパのお弁当を作るときに意識していること
毎日のお弁当作りのなかでどのようなことを意識しているのか、ママやパパに伺いました。
パパのお弁当はパパが自分で作っている場合と、ママが作って持たせている場合のどちらが多いのでしょうか。
・ママが作っている…82.5%
・パパが作っている…3.7%
・ママとパパの交代制で作っている…7.4%
・その日作れる方が作っている…3.7%
・作らない…3.7%
KIDSNA読者のなかではパパのお弁当をママが作っているという場合が多いようです。なかには交代制や時間のある方が作るなど臨機応変に対応しているママやパパもいました。
お弁当を作っているママからは「パパとの会話のきっかけになる」という声や「『ママのごはんが食べられるからうれしい』とパパが言ってくれる」という声もあり、それぞれにモチベーションを保ちながらお弁当作りをしているようです。
栄養のバランス
30代ママ
40代パパ
栄養のバランスがよくなるよう、冷凍食品の他に手作りのおかずもできるだけ入れるようにしています。
野菜の量や塩分などを調整できるのは、手作りのお弁当ならではのよい点でしょう。なかにはパパの健康のためにお弁当を作っているという家庭もあるようです。
食べ応え
30代ママ
おかずにはお肉とパスタを入れることが多いです。品数を多くして食べ応えを感じられるようにしています。
30代ママ
パパは甘辛のおかずとごはんの組み合わせが好きなので、甘辛い味付けのおかずを中心に作っています。お腹いっぱいになるように品数より量を考えています。
パパのお腹を満足させられるよう、食べ応えを重視してお弁当を作っているママがいました。品数を増やしたりパパの好きなおかずの量を多めに入れたりと、さまざまな方法があるようです。
時短
30代ママ
朝バタバタしないように、前日の夕飯のおかずを多めに作ってお弁当にも入れています。
20代ママ
ハンバーグを作るときに小さいものをたくさん作って冷凍しています。
30代ママ
ごはんの上におかずをのせるのっけ弁だと、おかずの詰め方をそれほど考えなくてよいので簡単にできます。
朝の限られた時間のなかですばやくお弁当を作れるよう、ママたちはいろいろな工夫をしているようです。前日の夜におかずを多めに作ったり、お弁当のおかずの詰め方を変える方法は簡単に試せそうですね。
食べやすさ
30代ママ
パパが作るお弁当は、数種類のおかずを入れた小さいタッパとおにぎりの組み合わせが多いです。ごはんをおにぎりにしていると食べやすいので、遠足で子どもに持たせるお弁当も同じ組み合わせにしています。
ごはんをおにぎりにすると片手で食べることができ、パパの食べたい量に合わせて大きさや個数を調整することもできるので便利なようです。
ほかにも、お弁当の彩りを大切にしているというママや、食べ飽きないよう卵焼きの味付けのバリエーションを増やしているというママがいました。
パパが好きなお弁当のおかずのレシピ
お弁当にはパパの好きなおかずを作っているというママが多数いました。実際にママたちが作っているレシピをご紹介します。
生姜焼き
20代ママ
パパはごはんが進むので生姜焼きが好きなようです。お肉などの具材を切って、生姜や醤油などの調味料といっしょに袋に入れて漬け置き、味が染み込んだら焼くだけなので簡単です。
パパが好きなおかずとして、お肉系のおかずをあげる声が多くありました。なかでも生姜焼きはごはんが進み、のっけ弁のおかずにも便利なようです。
三色丼
20代ママ
三色丼はパパのごはんが進みます。鶏のひき肉をみりん・砂糖・醤油・酒で煮て甘じょっぱい鶏そぼろを作り、卵や野菜と盛り付けています。
三色丼はお弁当の彩りも食べ応えも両立できるレシピでしょう。鶏そぼろは冷凍保存も可能なので、夕食のおかずなどにも応用しやすいかもしれません。
かぶの浅漬け
30代ママ
かぶが安い時期は多めに買い、薄切りにして塩と酢とレモン汁に漬けて、大量の浅漬けを作っています。程よい塩気と酸味がごはんにあうので、お弁当の定番のおかずです。
お弁当に使える野菜のおかずのつくりおきがあると、バランスのよい献立を考えやすいでしょう。おかずの日持ちも考えて、漬物を多めに作っているというママがいました。
お弁当でパパのランチタイムに楽しみを作ろう
今回のアンケート調査のなかで、パパのお弁当を作ってよかった点として「節約になる」という声や「お弁当を買いに行く手間や時間が省けて、パパがゆっくり休憩時間をすごせる」という声がありました。
ママたちは簡単にできるレシピやおにぎりなどの食べやすい献立を工夫し、パパによろこんでもらえるおかずを考えて作っているようです。
お弁当を食べる時間を仕事中の楽しみにしているというパパもいるでしょう。好みやバランスを考えたお弁当で、パパのランチタイムに彩りを添えることができるとよいですね。
【調査概要】
・対象:KIDSNA読者へアンケート調査を実施
・調査期間:2019年6月13日~2019年6月14日
・回答数:29人
お弁当のおかずはパパが好きな唐揚げの他に、卵や野菜も入れてバランスよく作っています。