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粉ミルクを使って作る離乳食について気になっているママもいるかもしれません。今回の記事では、離乳食初期や離乳食中期、離乳食後期や1歳児の粉ミルクや冷凍した食材を使うレシピの他に、粉ミルクをスープやホワイトソース、シチューなどの離乳食に混ぜるときのポイントについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
粉ミルクを離乳食に混ぜるとき
赤ちゃんが離乳食を食べ始めると、粉ミルクを離乳食に混ぜるママもいるのではないでしょうか。どのようなときに粉ミルクを使うのかを聞いてみました。
「普段飲みなれている粉ミルクを離乳食に混ぜることで、赤ちゃんが抵抗がなく食べられるのではないかと思い、粉ミルクを入れて作っています」(4カ月のママ)
「粉ミルクには赤ちゃんに必要な栄養がいろいろ入っているので離乳食に入れることがあります。離乳食後期になってバランスよく食べてもらいたいと思い、離乳食に使うようになりました」(10カ月のママ)
離乳食を作るときに、赤ちゃんの食べやすさや栄養のことなどを考えて粉ミルクを混ぜることがあるようです。ママのなかには1歳をすぎてミルクを飲まなくなり、粉ミルクが残ったので完了期の離乳食に混ぜることがあるという声もありました。
粉ミルクを使った離乳食初期のレシピ
粉ミルクを使う離乳食初期のレシピにはどのようなものがあるのでしょう。ママたちが作ったお粥やスープの作り方を聞いてみました。
ポテトのミルク粥
「じゃがいもをやわらかく茹でてすりつぶし、お湯で溶いた粉ミルクを加えてポタージュ状にしました。離乳食初期のうちはミルクだけでもよく食べてくれましたが、赤ちゃんが味に慣れた頃から、出汁も加えるといった工夫をするとよりおいしそうに食べてくれました」(5カ月のママ)
離乳食初期のお粥のレシピに粉ミルクを入れると赤ちゃんが食べやすいかもしれません。じゃがいもの他に、お米のお粥やバナナ、コーンフレークを使ってミルク粥を作っても、喜んで食べてくれそうです。
白身魚とにんじんのスープ
「白身魚とにんじんを茹でてすりつぶし、粉ミルクをあわせてスープを作りました。玉ねぎやカッテージチーズを加えて作ると味に変化が出るので、赤ちゃんの様子を見ながら食材を足していきました」(6カ月のママ)
離乳食初期の6カ月頃にしらすなどの白身魚を使って離乳食レシピに粉ミルクを加えて作ったママもいるようです。白身魚やにんじんなどは茹でてつぶしたものを冷凍しておくと、離乳食作りが簡単になるかもしれません。
粉ミルクを使った離乳食中期のレシピ
粉ミルクを使う離乳食中期のレシピにはどのようなものがあるのでしょう。粉ミルクを利用したホワイトソースなどを使う作り方をママたちに聞いてみました。
ブロッコリーのホワイトソース煮
「舌でつぶせるくらいにやわらかくしたブロッコリーを使って、ホワイトソース煮を作りました。ホワイトソースは粉ミルクを使って作ったので、赤ちゃんに食べやすい離乳食になりました。ブロッコリーの他に茹でてつぶした鮭を入れてもおいしそうに食べていました」(7カ月のママ)
粉ミルクを使ってホワイトソースを作ると、離乳食のアレンジがしやすいかもしれません。離乳食中期には野菜や豆類など赤ちゃんが食べられる食材が徐々に増えてくるので、レシピのバリエーションも広がりそうです。
豆腐とかぼちゃのマッシュ
「豆腐とかぼちゃをゆでてつぶし、お湯で溶いた粉ミルクとあわせてマッシュにしました。粉ミルクを混ぜることで味がまろやかになるのか、赤ちゃんが嬉しそうに食べていました。赤ちゃんの様子を見ながら少し塩を入れて味を調整することもありました」(8カ月のママ)
離乳食中期に粉ミルクを野菜や豆腐、白身魚などとあわせてマッシュを作ったママがいました。かぼちゃは茹でてつぶしたものを小分けにして冷凍しておくと、すぐに解凍できて使いやすいかもしれません。アレンジして少量の味噌を入れてみても風味豊かな離乳食になりそうです。
バナナのミルク煮
「バナナをあらくつぶし、粉ミルクといっしょに煮てミルク煮を作りました。甘味のあるバナナを粉ミルクで煮ることでさらに子どもの好みに近い味になったようだったので、ときどき離乳食のメニューに取り入れています」(8カ月のママ)
離乳食中期にはおやつを食べ始める赤ちゃんもいるかもしれません。バナナを粉ミルクで煮た離乳食は、やさしいおやつになりそうです。ママのなかにはバナナの代わりにさつまいもを刻んで粉ミルクで煮ても喜ばれたという声もありました。
粉ミルクを使った離乳食後期のレシピ
粉ミルクを使う離乳食後期のレシピにはどのようなものがあるのでしょう。シチューやパスタなどの作り方をママたちに聞いてみました。
ささみのクリームシチュー
「離乳食後期に鶏のささみを使ってクリームシチューを作りました。鶏肉を茹でて細かく裂き、にんじんや玉ねぎのみじん切りといっしょに粉ミルクで作ったホワイトソースで煮ました。玉ねぎやにんじんなどの野菜の甘味を活かしたシチューになりました」(10カ月のママ)
離乳食後期になると鶏肉やホタテなどをレシピに取り入れることもできるようです。食べ慣れていない食材も、赤ちゃんに馴染みのある粉ミルクを使ったホワイトソースで煮込むことで食べやすくなるかもしれません。
ほうれん草のキッシュ
「茹でて冷凍しておいたかぼちゃを少量を解答し、ほうれん草は茹でて刻んでおきます。卵と粉ミルクで混ぜあわせたところにほうれん草とカボチャを入れ、電子レンジで加熱しキッシュを作りました。かぼちゃが甘いので赤ちゃんが気に入ってくれたようでした」(11カ月のママ)
粉ミルクを使って野菜のキッシュを作ったママがいました。チーズやツナなどを入れても赤ちゃんが喜ぶキッシュになりそうです。ママのなかには粉ミルクを使って作るキッシュは1歳をすぎてもおいしそうに食べてくれているという声もありました。
キャベツのスープパスタ
「短く折ってやわらかめに茹でたパスタを、粉ミルクとコンソメで作ったスープに千切りにしたキャベツといっしょに入れて、やわらかくなるまで煮込みました。粉ミルクでまろやかな味になるからか食べやすいようでした」(1歳児のママ)
粉ミルクを使うとやさしい味のスープパスタになるかもしれません。離乳食後期から1歳の完了期にはチーズや少量の塩で味を調整してもよさそうです。茹でて冷凍しておいた白身魚のほぐし身などを入れると、食感も変わって赤ちゃんに喜んでもらえそうですね。
粉ミルクを使って離乳食を作ろう
粉ミルクを離乳食初期や離乳食中期、離乳食後期のレシピに使っているママがいました。肉や野菜を茹でて冷凍したものを粉ミルクで作ったホワイトソースで煮込むだけで、簡単にスープやシチューができそうです。粉ミルクを離乳食に混ぜる工夫をしながら1歳の子どもも喜ぶメニューが作れるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう