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離乳食はいつから?ミルク粥の離乳食時期別の進め方とアイディア
離乳食のミルク粥はいつから始めればよいのか、離乳食初期・中期・後期・完了期別に解説していきます。
ミルク粥を離乳食で始める前に
離乳食を始めるときに食材別のスタート時期や形状・硬さ、さらに進め方の目安などどう進めていくのか悩むママもいるのではないでしょうか。厚生労働省や自治体の資料を参考にしながら、ママたちによる、いつから離乳食に取り入れたのか、メニュー例や保存方法などの体験談について紹介します。今回はミルク粥です。
離乳食にお米を取り入れるときは、全粥から始め、軟飯、ご飯と順に進めていくようです。ミルク粥を作るときに、牛乳を使うことが多く、取り入れるときは、与えたことのある食材を使って調理するとよさそうです。
離乳食の進め方の目安としてお米を例に解説をしていきます。ミルク粥の材料であるお米は完了期に97.8%の方が取り入れているようです。
いつから食べさせてよい?
離乳食の開始時期の目安としては、
・授乳の間隔があき、タイミングも一定になってきた
・食物に興味を持つようになってきた
・スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる
などがあげられるようです。
進め方の目安
離乳食初期(5~6カ月)
食事のタイミングは、体調やご機嫌が良いなど子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始めましょう。
離乳食中期(7~8カ月)
離乳食を開始して1カ月を過ぎた頃から、1日2回食で食事のリズムをつけていくようになるでしょう。
離乳食後期(9~11カ月)
生後9カ月頃から、授乳やミルクがメインではなくなる子が増えてくるかもしれません。1日3回食に進めていくなど、大人と同じ食生活が始まる時期といえるでしょう。
離乳食完了期(12~18カ月)
1日3回の食事のリズムを大切にすることが、生活リズムを整えるきっかけの一つと言えそうです。
目安の量
調理用計量スプーンの大さじは15ml、小さじは5mlです。1mlを約1gとして考えれば、量の目安にできそうです。
離乳食初期(5~6カ月)
調理形態の目安は、なめらかにすりつぶした状態
子どもの様子を見ながら、1日1回1さじずつ始める
離乳食中期(7~8カ月)
調理形態の目安は、舌でつぶせる硬さ(豆腐くらい)
1回当たりの目安量は50~80g
離乳食後期(9~11カ月)
調理形態の目安は歯ぐきでつぶせる硬さ(バナナくらい)
1回当たりの目安量は90~80g
離乳食完了期(12~18カ月)
調理形態の目安としては、歯ぐきで噛める硬さ(肉団子や茹で卵の白身くらい)
1回当たりの目安量は90~80g
離乳食のミルク粥メニュー例
粉ミルクを使ったミルク粥
「離乳食初期の6カ月頃に作ったメニューです。作っておいたお粥に、調乳した粉ミルクを混ぜて与えたところ、パクパクと食べてくれました」(30代ママ)
粉ミルクを使うことで、離乳食初期から与えることができるようです。ミルクパン粥にしたというママもいるようです。
ミルク粥の鶏野菜あんかけ
「離乳食後期の9カ月の頃に作ったメニューです。鶏野菜あんかけは、茹でたほうれん草とにんじんを細かく切り、鶏ひき肉といっしょに炒めてだしで味つけし、片栗粉でとろみをつけました。ミルク粥にかけて出したところ、とても食べやすいようでした」(30代ママ)
離乳食後期・完了期へ進むと主食は軟飯になっていきますが、食欲のないときにミルク粥を与えるというママもいるようでした。
保存方法
初期・中期
「製氷皿を使って冷凍し、1週間以内に使い切るようにしていました」(30代ママ)
離乳食が始まった頃の初期・中期は1日の食事の回数や、1回の量も多くないので、冷凍保存しても多く作らなかったという声もありました。
後期・完了期
「冷蔵保存するときは翌日までに使い切るようにしています。蓋つきの耐熱容器に入れて、レンジで温めてからすぐに食卓へ出せるようにしています」(30代ママ)
「1食分ごとに冷凍保存し、1週間以内に使い切るようにしています」(30代ママ)
子どもを待たせることなく、すぐに食卓へ出せるように調理してから冷蔵や冷凍保存しているママが多いようでした。
気をつけていた点
調理時
「作り置きのミルク粥を電子レンジで加熱すると水分がなくなるので、調乳した粉ミルクや牛乳を加えてパサパサにならないように気をつけています」(30代ママ)
電子レンジで加熱するときは、子どもが食べやすいよう、水加減に気をつけているようです。
味付け
「離乳食が進むと、ミルク粥のままでは食べ進まないことがあったので、にんじんなどの野菜や野菜スープ、和風だしなどで味に変化をつけるようにしていました」(30代ママ)
離乳食後期以降は、野菜やだしを使っていろいろな味が楽しめるように気をつけているママもいるようです。
ミルク粥を離乳食に取り入れてみよう
ミルク粥は離乳食中期・後期・完了期のいつからでも使える食材のようで、調乳した粉ミルクを使う場合は離乳食初期から与えることもできそうです。下ごしらえや冷凍保存もしやすいようなので、野菜や肉を加えたり、味に変化をつけて食べやすいように工夫をするとよさそうです。入れる食材を少しずつ増やし、いろいろな味を楽しんでもらえるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
※記事内で使用している参照に関する内容は、2017年12月28日時点の情報となります。