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離乳食でブレンダーを取り入れるコツ。簡単レシピや使い方・選び方
初心者でも簡単にできるレシピを紹介
普段の食事の準備や離乳食作りなどにブレンダーを取り入れようかと考えたとき、使い方や初心者でも簡単に使えるコツなどを知りたいと思うことがあるかもしれません。今回は、ブレンダーの使い方やコツとブレンダーを取り入れる利点、ブレンダーを使って作った離乳食レシピを保護者の体験談を交えてご紹介します。
料理や離乳食にブレンダーを取り入れよう
毎日の食事作りや子どもの離乳食作りなどに、ブレンダーを取り入れてみようかと考える方もいるのではないでしょうか。保護者がブレンダーを用意するときに、どのようなことを考えたのか聞いてみました。
「ブレンダーがあると離乳食作りに便利とママ友から聞き、用意しようかと考えています。どのような使い方ができるのかや、初心者でも簡単に作れるレシピを知りたいなと思いました」(30代ママ)
「ときどきブレンダーを使っていますが食材が周りに飛び散ってしまうことがあります。ブレンダーの上手な使い方のコツが知りたいです」(40代ママ)
ブレンダーはどのような使い方ができるのか、使い方のコツ、ブレンダーを使って作れる簡単レシピを知りたい方もいるようです。なかには、離乳食用に用意しようかと考えているけれど、離乳食が終わってからもブレンダーが活躍するメニューがどれくらいあるのか気になるといった声もありました。
実際に、離乳食を作っている保護者はどのようにブレンダーを使っているのでしょう。
保護者に聞く離乳食でブレンダーを使う方法やコツ
ブレンダーにはどのような機能や使い方があるのでしょうか。実際に保護者がどのような使い方をしているのか、また使い方のコツについて聞きました。
ブレンダーの使い方
「スープなど、食材をペースト状になるまで潰して均一に混ぜる必要があるときに使います。ハンドブレンダーを使っているので、鍋で食材を煮たら鍋に直接ブレンダーを入れて撹拌します」(30代ママ)
「ハンバーグなどに入れる野菜の下ごしらえで、野菜を刻むのに使います。玉ねぎのみじん切りは手で行うよりも簡単で、目が痛くなりづらいと思います」(30代ママ)
ブレンダーを使って食材を潰して混ぜたり、野菜をみじん切りにしたりといった使い方ができるようです。なかには、すり潰す作業は手作業で行うよりも均一にできるので助かっているという声もありました。
ブレンダーの使い方のコツ
「ハンドブレンダーを使うときは、なるべく深い容器を使って作業をすると、周りに飛び散りにくく、後片づけも楽になりました」(20代ママ)
「ブレンダーを使うとき、食材のなかに刃をしっかり沈めてからスイッチを入れるように使っています。撹拌作業が終わったあとも、スイッチを止めてから刃の部分を食材から出すようにするのが、飛び散らないようにするコツかもしれません」(30代ママ)
ブレンダーを使うときに、刃を回転させた勢いで食材が周りに飛び散ってしまうことがあるようです。食材を深めの容器に入れて撹拌させたり、刃の部分を食材に入れてからオンとオフのスイッチ操作をするのが飛び散りを少なくさせるコツかもしれません。
ブレンダーを取り入れてよかったと思う点
ブレンダーを使うことにはどのようなよさがあるのでしょう。普段の料理や離乳食作りにブレンダーを取り入れたことで感じたメリットを、保護者に教えてもらいました。
調理の時短になる
「ブレンダーを使う前は潰したり撹拌する作業を泡立て器などで行っていました。ブレンダーを使うようになったら調理時間が短く済むようになり、ほかの家事や子どもとの時間に充てられるようになりました」(30代ママ)
料理時間が短く済むことで、時間をほかに使えるようになったことがブレンダーを取り入れるよさだと感じた方もいるようです。
なかには、時間に余裕ができた分気持ちにもゆとりを持ってすごすことができるので、離乳食期間がすぎても重宝したという声もありました。
子どもといっしょに料理しやすい
「潰したり混ぜたりと力と根気のいる作業も、ブレンダーだと操作方法も簡単ですぐできるので、注意すれば子どもといっしょに料理を楽しむことができます。子どもも、食材があっという間に細かくなったり形が変わったりする様子を見るのが楽しいようです」(30代ママ)
「フルタイムの仕事をしているので、朝も夕方も家事に追われるように時間がすぎてしまい子どもとの時間を作りにくいのが悩みでした。子どもといっしょにブレンダーを使って料理をすることで、料理の時間が親子のコミュニケーションの時間につながりました」(20代ママ)
料理にブレンダーを取り入れることで、子どももいっしょに料理ができるようになるというポイントもあるのかもしれません。
なかには、子どもが自分でブレンダーを使って料理をすることで、嫌いな食材でもがんばって食べられるようになったという声もありました。
ブレンダーを使った離乳食レシピ
ブレンダーは離乳食作りにも活用できるようです。ここでは、ブレンダーを使った離乳食のレシピを保護者に聞きました。
【初期】ほうれん草のお粥
「ほうれん草は柔らかく茹で、水にさらしてアクを抜きだし汁を加えてブレンダーでトロトロになるまで撹拌しておきます。10倍粥をブレンダーでなめらかになるまで潰し、ほうれん草ペーストを適量乗せれば完成です」(30代ママ)
離乳食初期に、ほうれん草のお粥を作った方もいるようです。お粥や野菜のペーストは多めに作ってストックすれば準備にかかる時間も時短できるかもしれません。野菜ペーストもさまざまな種類を用意しておくと料理のバリエーションが増えそうですね。
【初期】いちごペースト
「いちごと牛乳をブレンダーに入れて撹拌します。氷を加えれば、さらにひんやりとした飲み心地になります。うちの子は特に暑い日に喜んで食べていました」(20代ママ)
果物は種類によっては離乳食初期から取り入れられます。特にいちごは栄養価が高く、ビタミンCが豊富です。ペーストにすることで赤ちゃんも食べやすくなります。多めに作ってストックしておけば、忙しい日の時短にもなりそうですね。ただし、アレルギーには注意が必要です。粒感を残しして作ると上の子や大人用のスムージーにも応用できそうです。
【中期】にんじんのポタージュ
「にんじんと玉ねぎを切ったら昆布だしで柔らかくなるまで煮ます。豆腐を加えさらに煮たら、煮汁といっしょにブレンダーにかけてなめらかな状態にすれば完成です」(30代ママ)
取り入れられる食材の種類が増える離乳食の中期に、野菜や豆腐などのタンパク質も取り入れてポタージュにするのもよいかもしれません。このレシピをよく作るという方によると、野菜に加えて豆腐を使うことで、よりまろやかな味になるようです。
【後期】じゃがいものマッシュ
「茹でたじゃがいもを熱いうちにハンドブレンダーでつぶします。牛乳とバターを加えて、好みの粒感になるまで撹拌します。うちの子は少し粒が残っている方が好きでした」(30代ママ)
離乳食後期になると、食材のバリエーションが増えてきます。じゃがいものマッシュは栄養価が高く、子どもにも食べやすい人気メニューです。粒感を調整することで、噛む力も育てられます。野菜ペーストを加えたり、ハンバーグの付け合わせにしたりと、アレンジも効きそうです。
【完了期】ささみと豆腐ハンバーグ
「ささみ肉と絹ごし豆腐、片栗粉、卵、ミルクでふやかしたパン粉、塩コショウを容器に入れたら全体を撹拌します。均一になったら一口大サイズに丸めフライパンで焼けば完成です」(30代ママ)
離乳食の後期や完了期でもブレンダーが活躍するレシピもあるようです。お好みで炒めたにんじんや玉ねぎなどの野菜や青のりなど他の食材をバランスよく加えても、おいしく食べられるかもしれませんね。
ブレンダーの種類と特徴
ブレンダーには主に、据え置き型のミキサー、ハンドブレンダー、フードプロセッサーなどがあります。それぞれの特徴を見てみましょう。
ミキサー
「ミキサーは回転数が高いので、いちごと牛乳を入れるだけで簡単にスムージーが作れます。かぼちゃスープも、煮たかぼちゃを入れてスイッチを入れるだけでペースト状になりますよ」(30代ママ)
ミキサーは高速回転を活かし、なめらかな仕上がりが特徴です。水分量の調整もしやすく、ジュースやスープ作りに最適です。操作方法も簡単で、初心者でも扱いやすい調理器具です。主に液体や柔らかい食材を混ぜるのに適しています。果物や野菜を使ったジュース作りやスープ作りに便利です。回転数が高いため、なめらかなペースト状に仕上げることができます。
ハンドブレンダー
「ハンドブレンダーは鍋の中で直接使えるのが便利です。スピード調整ができるので、じゃがいものマッシュを作るときは粒感を残すよう回転速度を調整しています」(40代ママ)
ハンドブレンダーは持ち運びが簡単で、さまざまな容器で使用できます。多くの機種でスピード調整機能があり、食材に合わせて回転数を変えられます。アタッチメントを交換すれば、チョッパーとしても活用できる多機能な調理器具です。持ち運びが簡単で、鍋の中で直接使用できるのが特徴です。スープや離乳食作りに便利です。多くの機種でスピード調整ができ、食材の粒感を残すことも可能です。
フードプロセッサー
「フードプロセッサーは離乳食作りのお役立ちアイテムです。チョッパーで野菜を刻んだり、ペースト状にしたり、アタッチメントを変えれば生地作りもできます」(20代ママ)
フードプロセッサーは切る、混ぜる、擂るなど多彩な機能を持ち、離乳食作りに適しています。回転速度や操作時間を調整することで、さまざまな食感を作り出せます。水分量も自在に調整でき、赤ちゃんの成長に合わせた調理が可能です。アタッチメントを交換することもでさ、チョッパー機能を使えば、玉ねぎなどの野菜を細かく刻むこともできます。
ブレンダーを選ぶときのポイント
さまざまな種類があるブレンダーを選ぶコツを、ポイント別に聞いてみました。
用途
「私はハンドブレンダーで離乳食作りをしています。かぼちゃのスープやじゃがいものマッシュも簡単に作れますし、スピード調整で粒感も自在に変えられるんです」(30代ママ)
適切なブレンダーを選ぶためには、主に何に使うか、用途を考えて選ぶのがよいでしょう。ジュースやスムージー作りが主な目的なら、高回転数のミキサーが適しているでしょう。離乳食作りに特化するならハンドブレンダーが便利ですが、フードプロセッサーは多機能で、チョッパーやペースト作りにも対応できます。ジュースやスープ作りはミキサー、離乳食作りならハンドブレンダーと使い分けているという声もありました。
操作方法
「初めてブレンダーを買ったとき、複雑な操作に戸惑いました。今は回転速度やスピード調整が簡単にできる機種を使っていて、いちごミルクやポタージュも手軽に作れます」(20代ママ)
特に初心者の方は、シンプルな操作方法の機種を選ぶと使いやすいようです。スピード調整や回転速度の調整が直感的にできるものがよいかもしれません。アタッチメントの付け替えも簡単なものを選ぶと、さまざまな調理に活用できます。
容量
「4人家族なので、大容量のフードプロセッサーを選びました。野菜の下処理から離乳食作り、さらにジュース作りまでこなせて便利です」(40代ママ)
家族の人数や作る量に合わせて容量を選ぶという声もありました。家族が多いなら大容量のものが効率的です。水分量や食材の量を調整できるものもよいでしょう。一方、単身や少人数家族なら、コンパクトなハンドブレンダーで十分かもしれません。
お手入れのしやすさ
「以前使っていたブレンダーは洗うのが大変で、結局使わなくなってしまいました。今のは分解して洗える上、食洗機も使えるので毎日活用しています」(30代ママ)
使用後の洗浄が簡単なものを選ぶと、毎日の使用が苦になりません。分解してパーツごとに洗えるタイプや、食洗機対応のものが便利です。特に、ペースト状の離乳食や粘度の高いスープを作る際は、洗いやすさが重要になります。お手入れが簡単だと、より頻繁に使用でき、さまざまな調理に活用できるでしょう。
ブレンダーで料理や離乳食作りを楽しく
ブレンダーは、混ぜるだけでなく潰したり泡立てたりするといった幅広い使い方もできるようです。深い容器を使ったり、オンオフのスイッチのタイミングなどのコツを覚えれば初心者でも簡単に離乳食作りに取り入れられるという声もありました。
ブレンダーを使いこなすことで、料理の幅が広がり、離乳食作りも楽しくなるでしょう。安全に注意しながら、さまざまなレシピにチャレンジしてみてください。
※記事内で使用している参照内容は、2019年1月25日作成、2024年7月22日に更新した記事になります。
※今回の記事で紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。