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1歳頃の子どもの朝ごはん。保育園がある平日の献立やおかずレシピ
子どもが朝ごはんを食べないときの工夫とは
1歳頃の朝ごはんとしておかずや食パン、バナナなどのフルーツはどれくらいあげていたか、保育園がある日の献立が気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、1歳頃の朝ごはんの量と簡単なレシピ、子どもがあまり食べないときに何時までに起こしていたか、食物アレルギーに関することなどママたちがしていた工夫について体験談を交えてご紹介します。
1歳頃の朝ごはんの量と献立
1歳頃の子どもの朝ごはんに、どのような献立を用意したらよいか気になるママもいるのではないでしょうか。また保育園に通っている場合、朝は忙しく簡単に用意できるメニューが知りたいママもいるかもしれません。
実際に1歳の子どもがいるママに、朝ごはんの量や献立について聞いてみました。
食事量
厚生労働省の資料によると、離乳食完了期である1歳~1歳半の1回あたりの食事量の目安は、以下の表の通りです。
穀類 | ご飯・軟飯80~90g |
野菜・果物 | 40~50g |
タンパク質 | 魚15~20g、肉15~20g、豆腐50~55g、卵全卵1/2~2/3個、乳製品100g |
30代ママ
20代ママ
1歳1カ月の息子は、朝は食パンを一口かじってそれ以上食べないときがあります。バナナは半分くらいを食べるので、メニューによって量も違っています。栄養バランスを考えて野菜スープを出すこともあります
厚生労働省の資料に記載されている食事量はあくまで目安です。ママたちに聞くと、1歳頃の子どもが食べる朝ごはんの食事量は、月齢や食材によってさまざまなようです。
また、食事をとる時間によって食事量も違うというママの声も聞かれました。
献立
30代ママ
毎日の朝ごはんにおにぎりと味噌汁、野菜スティックを出しています。日によって卵料理を出すこともあります。初めて食べさせる食材は食物アレルギーに注意しています
40代ママ
朝ごはんはトーストした食パンとフルーツ、ヨーグルトが我が家の定番です。食パンをスティックパンにする日や、フルーツだけのときもあります
20代ママ
納豆ご飯とブレンダーで作り置きした野菜ジュースを毎日の朝食メニューにしています。納豆は好きなようで、毎朝よく食べています
朝ごはんの献立は家庭によってさまざまなようです。朝は時間がないため、簡単な献立を考えているというママの声もありました。
また、1歳児は離乳食完了期で幼児食に移行してく時期ではありますが、初めて食べる食材はこれまでと変わらず食物アレルギーに注意しているというママが多いようです。
朝ごはん作りで意識したこと
子どもが保育園に通っている場合、保育園がある平日と休日とで朝ごはんの作り方が変わってくるかもしれません。そこで、ママたちに平日と休日の朝食作りについて聞いてみました。
保育園がある平日の場合
30代ママ
平日の朝は保育園の支度で忙しいので、お箸やスプーンなどを使わず手づかみしやすいメニューが多いです。冷凍しておいた納豆おやきや温野菜の作り置きなどと組みあわせて、栄養バランスも意識しています
20代ママ
仕事がある平日の朝は、手づかみで食べられる角切り食パンとキャンディチーズ、果物を出しています。仕事の出勤時間が早いので、早く出せる朝食メニューを意識しています
20代ママ
朝の食事量が少ないため、平日の朝食メニューのことを保育士さんに相談しました。手づかみなど食べやすいものをおすすめされたので、手づかみで食べられるおにぎりと野菜を入れたお味噌汁を出すようにしています
保育園に通っている場合、仕事や保育園の準備などで平日の朝が忙しいことを考え作り置きや子どもが手づかみで食べられるメニューで対応するワーママもいるようです。
また、毎回同じようなメニューになってしまうというママからは、休日に冷凍できるおかずを作っておいてバリエーションを増やして栄養バランスに配慮したとの声もありました。
休日の場合
30代ママ
休日は時間にも余裕があるので、いつもより手をかけて栄養満点の朝ごはんを作ります。前日の夜に準備をして炊き込みご飯を作ることもあり、見た目や味が変わるからか子どももよく食べてくれます
20代ママ
休日の朝食は作り置きできるメニューを作るようにしています。野菜スープをたくさん作って、平日の朝食メニュー用に小分けにして冷凍しています。ワーママなので、平日の朝ごはんは固定メニューを出しています
30代ママ
休日は料理する時間が取れるので、食育になるよう季節の食材を意識して使うようにしています。野菜不足を補うためにも、特に季節の野菜や果物を子どもと一緒に食べるようにしています
時間に余裕のある休日は平日と違い、子どもが手づかみでは食べにくいメニューや手をかけて栄養満点のメニューを作ったという声も聞かれました。また、食育につながるよう食材にも気をつかっているというママもいるようです。
他にも、耳の部分を切り落としてカットした角切り食パンに子どもといっしょにゆで卵やかぼちゃのペーストを挟んでサンドイッチを作ったというママの声もありました。
簡単に作れる朝ごはんレシピ
実際に、ママたちが作っている朝ごはんのレシピを紹介します。
バナナパンケーキ
30代ママ
バナナをペースト状にして米粉、ヨーグルト、ベーキングパウダーを混ぜあわせ、フライパンで焼きます。バナナの自然な甘さを息子も気に入っているようで、冷凍しておくこともできるので忙しい朝にも助かっています
冷凍保存が可能なパンケーキを作ったママもいるようです。バナナを他の具材に変えて簡単にアレンジができ、子どもが苦手な野菜を入れて作るというママの声も聞かれました。
野菜オムレツ
20代ママ
溶いた卵に、みじん切りにした玉ねぎとにんじん、ブロッコリー、水溶き片栗粉を混ぜフライパンで焼いてオムレツを作ります。卵といっしょに混ぜることで、子どもが苦手な野菜も食べてくれるので我が家の定番メニューになっています
卵にさまざまな野菜を入れたオムレツを作ったママもいるようです。他にも、子どもが飽きないように薄くケチャップをかけたり、チーズを入れたりと味に変化をつけたというママの声もありました。卵は、アレルギーに注意して目安量を超えないよう注意していたというママもいました。
野菜スープ
30代ママ
玉ねぎやにんじん、じゃがいも、ミニトマトなどをお鍋に入れて煮ます。コンソメなどで味付けをして完成です。よく煮ることで野菜が柔らかく食べやすいので、子どももよく食べています。『飽きてるかな』というときは、味付けや具材を変えています。味付けのときに取り分けて大人の野菜スープも作れるので時短になり、おすすめです
野菜不足や栄養バランスを考えて、たくさんの具材を入れた野菜スープを作っているママもいるようです。味付けのときに取り分けることで大人用と子ども用がそれぞれ作れて時短にもなるようです。ワーママにとって取り分けできる時短メニューは積極的に作っているというママの声もあるようです。野菜スープではなく、朝食用の野菜ジュースを作っているママもいました。
魚のフリッター
30代ママ
白身魚をゆでて食べやすい大きさに切ります。小麦粉とすりおろしたにんじん、牛乳を混ぜて衣を作り、白身魚につけてフライパンで両面焼きます。衣をつけることで中の魚がしっとりするからか、1歳8カ月の娘もパクパク食べてくれます
1歳の子どもが魚をあまり食べないときに、味つけや調理法を工夫したママもいるようです。衣をつけてしっかり焼くことで、子どもが手づかみでも食べやすそうだったという声もありました。
納豆とほうれん草のおやき
30代ママ
ボウルにご飯、納豆、ほうれん草の葉先を入れてよく混ぜたものをフライパンで焼いておやきにしています。ご飯と野菜、タンパク質が一緒に摂れて、栄養満点なので作り置きしておいて、平日朝の固定メニューにしています。ほうれん草を小松菜にしたり、納豆をしらすに変えたりアレンジもできるのでおすすめです
忙しい平日の朝は固定メニューとしておやきを作っているというママの声もありました。具材を工夫することで栄養バランスの良い朝食メニューになりそうですね。手づかみで食べられるので離乳食完了期だけでなく、幼児食としても活用しているというママもいました。
1歳児が朝ごはんを食べないときの工夫
1歳の子どもが朝ごはんをあまり食べないとき、ママたちはどういった工夫をしたのでしょうか。
少なめの量を盛りつける
30代ママ
子どもが朝あまり量を食べないので、あえて少なめに盛りつけるようにしています。しっかり食べ切れたことで子どもも嬉しそうで、自信につながるように感じました
量を少なめに盛りつけることで、子どもが完食できたことへの満足感を得られるよう意識したママもいるようです。
他にも、食べないときは無理をせず一口でも食べられたらよいと、子どものペースを見守るようにしたというママの声もありました。
時間配分を考える
40代ママ
8時に保育園に登園するので、余裕をもって朝ごはんが食べられるよう6時半には起こすようにしました。朝の時間にゆとりを作ることで、食事のの時間も長めにとることができました
朝ごはんを何時までに食べるか決めて、時間配分を考えたママもいるようです。
他にも、毎朝必ず同じ時間に子どもと一緒に朝ごはんを食べるようにして、生活リズムを整えることを意識したとの声も聞かれました。
形や大きさを変える
20代ママ
おかずをスティック状に切ったり、型抜きで一口サイズにしたりといった工夫をしています。手づかみしやすい形に変えることでも、食べる時間が短くなったように感じます
子どもが食べやすい形や大きさを意識したママもいるようです。
他にも、ごはんを海苔で巻いたり小さく握ったりと、形に変化をつけたことで子どもが食べてくれることが増えたというママの声もありました。
1歳の朝ごはんを工夫してみよう
今回の記事では、1歳頃の朝ごはんの量と簡単なレシピ、子どもがあまり食べないときに何時までに起こしていたか、食物アレルギーに関することなどママたちがしていた工夫について体験談を交えてご紹介しました。
1歳の子どもが朝ごはんをあまり食べないとき、量を調節したり食事時間を何時までと区切ったりとママたちはさまざまな工夫をしているようです。保育園の支度で忙しい平日の朝には、食パンやバナナ、作り置きのおかずなどすぐに出せるメニューを用意しておくと安心かもしれません。
簡単なレシピも参考に、子どもが食べやすい献立を考えてみてもよさそうですね。
1歳8カ月の娘は、毎朝子ども茶碗半分のごはんとお味噌汁、野菜を茹でたものを大人の量の3分の1くらい食べます。納豆など好きなおかずのときはおかわりすることもあります