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離乳食1日目から6日目にかけての進め方。量の目安やメニュー例
授乳のタイミングなど、ママが意識したこと
赤ちゃんの育児の中で、離乳食について悩んでいるママは多いでしょう。赤ちゃんの離乳食をいつ始めるかや1日目から2日目、3日目にどのように進めればよいかが気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、離乳食を始めた日から4日目や5日目、6日目にかけての進め方と離乳食初期に作ったメニュー、赤ちゃんに離乳食を与えるときの工夫についてママたちの体験談を交えてご紹介します。
いつから離乳食を始めた?
厚生労働省の資料によると、生後5カ月から6カ月頃が離乳食初期とされています。他にも、離乳食の開始時期の目安としては、首のすわりがしっかりしたり支えてあげると座れたり、食べ物に興味を示すようになるといった様子があげられるようです。実際にママたちは、いつ頃から離乳食を始めたのでしょうか。
20代ママ
30代ママ
生後5カ月半の頃、私たちの食事中に赤ちゃんがこちらを見ながらもぐもぐ口を動かしている様子が何度か見られました。食事に興味をもってきたのかと思い、次の週から離乳食を始めました
20代ママ
育児本を見て、月齢を目安に離乳食を開始しようと思っていたので、生後5カ月になったその日に離乳食をスタートしました。スタート初日は、おかゆを食べさせました
同じ月齢であっても、よだれの量やお座りできるかどうかには個人差があるかもしれません。ママたちは、月齢をひとつの目安としながらも、実際の赤ちゃんの様子を観察しながら離乳食をいつ始めるのか決めたようです。
1週間の離乳食スケジュール
ママたちは離乳食を始めて1日目や2日目、3日目以降にどのようなスケジュールで進めていたのでしょう。
1日目から2日目
20代ママ
1日目と2日目は、朝起きてすぐ授乳をしたあと少し時間をあけてから、ミキサーにかけた10倍粥を離乳食スプーンで1杯与えました。ほとんど口から出てしまいましたが、2日目は少し口に含んでもぐもぐしていました
30代ママ
1日目は午前10時頃の赤ちゃんが機嫌のよいタイミングに、すり鉢ですりつぶした10倍粥を離乳食スプーンに1杯分与えました。アレルギーなど体調の変化があった場合に備えて、パパにも家にいてもらいました
1日目はペースト状にした10倍粥を、まず小さじ1杯から与えたというママの声がありました。赤ちゃんの小さな口でも食べやすいよう、離乳食スプーンを使ったママもいるようです。初めて母乳やミルク以外のものを口にするため、体調の変化があった場合を考え、病院を利用しやすい平日の午前中の時間帯を選んだというママの声もありました。
3日目から4日目
30代ママ
1日目と2日目にあまり離乳食を食べなかったので、3日目も同じ量を用意しました。3日目は小さじ1杯分を食べきってくれたので4日目からもう小さじ一杯分を増やすることにしました
離乳食3日目から、小さじ2杯分の10倍粥をあげていたというママの声がありました。離乳食をあげるタイミングは、1日目から同じにすることで赤ちゃんも生活リズムをつけやすいと感じたママもいるようです。
5日目から6日目
20代ママ
離乳食を始めて5日目になり、午前中に離乳食を食べることにも慣れたようだったので、赤ちゃん用スプーンで3杯分の10倍粥を与えてみました。最初の2さじはスムーズに食べましたが最後の1さじは口から出してしまったので無理せず切り上げて授乳をしました
30代ママ
6日目には大さじ1杯程度のおかゆを食べられるようになり、離乳食に慣れてきたように感じました。離乳食作りにあまり時間がかからないよう、電子レンジで10倍粥を作るなど、いろいろな方法を試していました
5日目頃から、赤ちゃんが離乳食自体に慣れてきたと感じて、10倍粥の量小さじ3杯分くらいに増やしたママもいるようです。離乳食を始めて1週間ほどは、食事の時間は楽しいものと覚えてもらうために、赤ちゃんの気が進まないときは切り上げて様子を見たというママの声がありました。
ママも離乳食に慣れてくる頃のようで、離乳食作りを工夫しているというママの声もありました。10倍粥は、電子レンジを使うなどさまざまな作り方があるようです。
離乳食初期に作ったレシピ
1日目は10倍粥から始めた離乳食も、2週目には野菜、3週目からは豆腐や卵黄、白身魚などの食材をプラスしていったママもいるようです。実際に、離乳食初期に作ったレシピについてママたちに聞いてみました。
レシピ① かぼちゃのペースト
20代ママ
カボチャの皮を除いて柔らかく茹で、ミキサーでペースト状にします。カボチャの茹で汁を少し足してトロトロにすると、なめらかになって赤ちゃんが飲み込みやすいように感じました
甘みのある野菜は赤ちゃんが食べやすいと考えるママもいるようです。他にも、さつまいもやじゃがいもなど水分の少ない野菜でペーストを作るときには、茹で汁や野菜スープでなめらかに伸ばすと食べやすさにつながるかもしれません。
レシピ② 野菜ペースト・野菜ポタージュ
30代ママ
食べられる野菜の種類が増えてきたタイミングで、かぼちゃやにんじんなどを柔らかく茹でて野菜ペーストにしていました
20代ママ
離乳食初期をはじめた頃、かぼちゃやほうれん草、にんじんなどを柔らかく茹でたものを育児用ミルクで伸ばしてポタージュ状にしたものを食べさせていました
食べられる野菜の種類が増えてきたら、かぼちゃやにんじんなど数種類の野菜をポタージュ状にしたり、野菜ペーストにして食べさせていたというママの声がありました。野菜ペーストについては、ベビーフードでもさまざまな種類のものがあるため、育児や家事で時間が取れない場合に活用していたというママもいました。
レシピ③ ほうれん草の白和え
30代ママ
ほうれん草の葉先と豆腐を茹でてから、ペースト状にすりつぶして白和えをよく作っていました。ほうれん草の葉先は細かく刻んでからすり鉢に入れると、なめらかにしやすかったです
20代ママ
炭水化物と野菜、タンパク質をバランスよく取れるよう、ほうれん草と豆腐で作った白和えをおかゆにトッピングして食べさせていました
繊維のある葉野菜は、細かく刻んだり豆腐などをあわせたりして、なめらかになるよう工夫していたママもいるようです。飲み込みやすくなるように、豆腐の茹で汁や育児用ミルクでのばしてから赤ちゃんに与えたというママの声もありました。
離乳食が進むと、炭水化物・野菜・タンパク質の栄養バランスを気にしているママもいるようです。
レシピ④ りんごのパンがゆ
30代ママ
皮をむいてすりおろしたりんごと、耳を除いて小さくちぎった食パンを鍋に入れて水を加えて煮ます。トロトロになるまで煮たらすり鉢にうつしてすりつぶしてでき上がりです
食パンは水分を加えて煮るとトロトロになりやすく、離乳食初期によく作っていたというママの声がありました。食べられる食材が増えていくにつれ、トマトや大根、葉物野菜などの野菜ペーストなどで彩り加えるなど、見た目でも楽しめる工夫をしたママもいるようです。
レシピ⑤ ほうれん草と卵黄のおかゆ
30代ママ
ほうれん草の葉先と卵黄をペーストにしたものをそれぞれおかゆに乗せて食べさせました。卵黄は固ゆでにした後、卵白と分けて調理しました。色どりがとてもきれいで赤ちゃんも楽しそうに食べていました
離乳食が進んで食べられる食品が増えたら、栄養面を考えて炭水化物・野菜・タンパク質が一度に摂れるおかゆを作っていたというママの声もありました。卵はアレルギーを発症する可能性があるため、卵黄のみを少量ずつ食べさせます。初めて食べさせるときは、アレルギーを考慮して、病院が開いている平日の日中などにしましょう。
卵黄の代わりにしらすなどの白身魚を乗せてもいいかもしれませんね。
離乳食の進め方で意識したこと
離乳食の進め方について、ママたちはどのようなことを意識していたのでしょうか。
授乳のタイミング
朝起きてからすぐ授乳することが多かったので、午前中の離乳食は授乳から2時間ほど空けるようにしていました。1日目からしばらくは離乳食に慣れることが目的だったので、食べないときは切り上げて赤ちゃんが飲みたがるだけ授乳をしていました
他にも、先に少し授乳をしてから離乳食を与えるようにしていたというママの声もありました。赤ちゃんが機嫌よく離乳食の時間を迎えられるように、授乳のタイミングを意識できるとよいかもしれませんね。
赤ちゃんの様子
20代ママ
背もたれつきのベビーチェアに座らせていたのですが、降りたがることがあったので膝の上に抱っこして食べさせるようにしてみました。安心したのか、赤ちゃん離乳食がスムーズに離乳食を食べてくれたように感じました
赤ちゃんの様子を見ながら、食べるときの姿勢を変える工夫をしたママもいるようです。他にも、口あたりがなめらかになるよう調理法を工夫したり、シリコン製の離乳食スプーンに変えてみたりしたというママの声も聞かれました。
離乳食は赤ちゃんにあわせて
今回の記事では、離乳食を始めた日から4日目や5日目、6日目にかけての進め方と離乳食初期に作ったメニュー、赤ちゃんに離乳食を与えるときの工夫についてママたちの体験談を交えてご紹介しました。
離乳食の進め方についてママたちは、1日目から2日目、3日目から4日目、5日目から6日目で赤ちゃんの様子を見ながら少しずつ量や食材を変えていったようです。赤ちゃんの機嫌のよい時間帯がいつかや食べやすい工夫も意識しながら、親子で楽しい食事の時間がすごせるとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2018年12月3日時点で作成した記事になります。
生後6カ月になり、少しお座りができることが増えてきました。よだれはあまり出ていませんでしたが、食べ物に興味をもつ様子も見られたので離乳食を始めることにしました