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スナップエンドウ、離乳食にいつから使える?進め方とおすすめレシピ
離乳食も後期になると、たくさんの食材を食べられるようになってきます。スナップエンドウは、サクッとした触感で子どもも食べやすい食材の1つです。春になると、スーパーでも色鮮やかなスナップエンドウが並ぶため、気になっているママも多いかもしれません。皮や豆はどのように処理したらよいの?と悩んでいるママのために、スナップエンドウを使った離乳食レシピや保存方法などの体験談について紹介します。
※この記事の内容は、2025年9月26日に更新されたものです。
スナップエンドウは離乳食にいつからつかえる?/中期OK!初期には不向き
厚生労働省の資料によると、離乳食中期の7〜8カ月頃には、スナップエンドウを含む野菜を子どもに与えていたというママが多いようです。スナップエンドウは筋が多いため、食材をペースト状にする必要がある離乳食初期には用いられないようです。
そもそもスナップエンドウとは、グリーンピースをさやごと食べられるように品種改良したものをいいます。なお、グリーンピースはエンドウマメが成熟する前のものです。スナップエンドウには、ビタミン類や葉酸などが含まれていて栄養価の高い食材といえるようです。
アレルギーを発症することはある?
スナップエンドウでアレルギーを発症することはあまりないようです。ただ、大豆やエンドウマメなど豆類のアレルギーがある場合は注意が必要なようです。
また、スナップエンドウをはじめて食べさせる場合は、他の食材と同様、1さじからはじめてアレルギーが起きていないか様子を見ながら量を少しずつ増やしていきましょう。
時期別に見る調理方法
離乳食におすすめのスナップエンドウレシピ
保存方法/冷凍はできる?
【中期~】
30代ママ
離乳食が始まった頃の離乳食初期・離乳食中期は1日の食事の回数や、1回の量も多くないので、冷凍保存することを前提にしても、あまり多く作らなかったという声もありました。
【後期・完了期~】
20代ママ
普段は、やわらかく茹でた状態のスナップエンドウを冷蔵保存しています。時間があるときは、他にも冷凍保存できるレシピを作り置きしておき、もう1品欲しい場合などにサッと出せるようにしています
食事のタイミングに子どもを待たせることなく出せるように保存。すぐに食べられる状態に調理してから冷凍保存しているママもいるようです。
食べさせるときに気をつけていた点
Thanthima Lim/Shutterstock.com
30代ママ
10カ月の頃、和風だしでやわらかく煮たスナップエンドウの豆を与えました。豆の粒に興味をもった様子でしたが、喉に詰まると心配なので、つぶしたり、細かく切って与えたました
30代ママ
1歳の頃、やわらかく茹でたスナップエンドウを3等分して与えましたが食べてくれず、そこで、刻んで他の野菜といっしょに和風だしで茹でてとろみをつけると食べてくれました
スナップエンドウは調理の仕方で子どもの反応が変わるようです。子どもの食事の様子を見ながら食べやすいように与えるとよさそうです。
また、喉に詰まると心配とのことで、食べさせるときの形状に気をつけていたというママの声もありました。
スナップエンドウは離乳食中期からOK!初めて与えるときはアレルギーやのどつまりに注意して
buriburi/Shutterstock.com
今回の記事では、離乳食にスナップエンドウを使える時期、時期別の食べさせ方、おすすめの離乳食レシピなどをご紹介しました。スナップエンドウは節があるため、初期には取り入れず離乳食中期から後期、完了期に与えているママが多いようです。
スナップエンドウは豆類なので、初めてあたえるときはアレルギーに注意が必要です。特に大豆や豆類アレルギーを持っている場合は慎重に進めましょう。また豆1つは非常に小さいですが、つるっと飲み込んでしまう可能性もあるため、誤飲には注意が必要です。今回紹介したレシピを参考にしながら、ぜひアレンジやスープ料理にもチャレンジしてみてください!
※この記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適切な食材・調理法を選びましょう。
よく洗ったスナップエンドウのヘタと筋を取り、沸騰したお湯でやわらかくなるまで茹でてから、豆だけを取り出し、外皮を剥いてペースト状にしてから冷凍保存していました