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ミルクが口の横から漏れる!ママたちが行っていた哺乳瓶からミルクが漏れるときの対処法
空気穴や乳首の大きさを確認しよう
赤ちゃんに哺乳瓶でミルクを飲ませるときに、ミルクが口の横から漏れることに困っているママたちも多いのではないでしょうか。今回の記事では、ミルクが漏れるのを防ぐために、ママたちはどのように対処したのでしょうか。ママたちの体験談をもとに、ミルク漏れを防ぐ方法をご紹介します。
哺乳瓶でうまくミルクを飲ませたい
哺乳瓶でミルクを飲ませるときに口から漏れてしまう経験をするママは多いようです。ミルクが漏れてしまうと、赤ちゃんの体や服が濡れてしまい、赤ちゃん自身が気持ち悪く感じたり、ママも服を変えたり洗濯をしたりと、手間が増えますよね。
ミルクの時間を赤ちゃんもママも気持ちよく過ごすために、ミルクが漏れるとき、どのように対処したのかママたちの体験談を交えながらご紹介します。
どこからミルクは漏れるの?
哺乳瓶のミルクが漏れるのはどこからなのでしょうか。気付いたら、赤ちゃんの口の横からミルクが漏れてびしょびしょになっていたというママの声もありました。
どこからミルクが漏れていたのか、ママたちに聞いてみました。
30代ママ
30代ママ
子どもの口からよく漏れるなと思っていたら、ちくびのゴムがゆるくなっていたのか、パッキンの隙間から漏れていたことがありました
20代ママ
キャップの締めが甘かったようで、キャップから漏れていることがありました
哺乳瓶でミルクをあげたことがあるママのほとんどがミルクが漏れる経験をしているようでした。また、ミルクが漏れる場所についてもきちんと確認をして対処しているようです。
乳首穴のサイズや哺乳瓶の空気圧など原因はさまざまですが、赤ちゃんの口から漏れている場合もあれば、哺乳瓶の隙間から漏れている場合もあり、漏れる場所によって対処法も変えなければ改善しないようですね。
赤ちゃんのミルクの吐き戻しに注意
赤ちゃんの口の横からミルクが漏れることについて、ミルクを吐き出していないか、漏れている量に注意が必要という声がありました。ミルクが赤ちゃんの口の横からよだれのように出ることを溢乳(いつにゅう)というようです。一方、ミルクを吐き出してしまうことを吐乳(とにゅう)というようです。ママたちの体験談をご紹介します。
30代ママ
母乳とミルクの混合で授乳していたのですが、生後2カ月頃から母乳が出る量が増えたようで、授乳後に噴水のように吐乳するようになりました。予防接種のときに小児科の先生に相談したところ、授乳の量が多いのでミルクはやめるよういわれました
20代ママ
哺乳瓶の乳首をクロスカットタイプに変えたところ、出る量が増えてうまく飲めていないようで、口の横からタラーとよだれのように溢乳していました。健診のときに聞いたところ、特に心配ないといわれました
ママたちに聞くと、溢乳は心配いらないことが多いようですが、吐乳は吐く頻度や量などによって注意が必要なことがあるようです。
ミルクが漏れるのを防ぐ方法
ミルクが漏れたときに実際に行った対処法をママたちに聞いてみました。
ガーゼを使う
30代ママ
どこから漏れているか確認しても分からなかった場合は、取り急ぎ、授乳のときに赤ちゃんのあごの下にガーゼを挟み込んで対処していました。ミルクを飲み終える頃にはガーゼがびしょびしょになっていました
ミルクが漏れても、首や体まで濡れないように、授乳のときにガーゼを当てているママたちは複数いました。哺乳瓶だけでなく、母乳をあげるときもミルクがこぼれることがあり、ガーゼを使っていたというママの声もありました。
哺乳瓶の乳首穴などの道具に原因があるわけではなく、赤ちゃんの飲み方によっても漏れることがあるようですね。
ゆるみがないよう哺乳瓶の蓋を締める
20代ママ
蓋の締め具合がゆるかったので、哺乳瓶でミルクをあげる時は必ずゆるみがないように哺乳瓶を傾けて、漏れないかの確認をしていました
哺乳瓶の蓋をゆるみがないように締めることは初歩的なことなので見落としがちかもしれませんが、基本に立ち返ってしっかり準備したいですね。
哺乳瓶の乳首を交換する
30代ママ
クロスカットのタイプのものを使っていて、乳首穴が大きすぎたようです。ミルクが漏れることが多かったので、月齢に合ったシリコーンゴム製乳首に変えました。乳首穴が大きいときはミルクが一度にたくさん赤ちゃんの口に入ってしまうようで、むせることも多かったように思います
30代ママ
哺乳瓶の乳首が劣化していたので、新しいシリコーンゴム製乳首に交換しました
30代ママ
哺乳瓶を違うメーカーのものに替えたら、漏れなくなりました
哺乳瓶の乳首穴を小さくすると、ミルクが少しずつ出るようになるので、赤ちゃんも飲みやすくなるようです。また、乳首穴の大きさだけでなく、クロスカットなどの形状もチェックしてみましょう。ミルクが漏れずに飲みやすくなると、赤ちゃんも気持ちがいいですね。哺乳瓶の乳首について、合う合わないを確認してみましょう。
空気穴の位置を確認する
30代ママ
ミルクをあげはじめたときは、空気穴を気にしていませんでしたが、ミルクが漏れることが多かったので、空気穴を上にしてあげるとミルクが漏れるのが改善しました
哺乳瓶の空気穴は赤ちゃんがミルクを飲みやすくするためのものですが、空気穴が下に向いていると、そこからミルクが漏れてしまうことがあるようです。
メーカーによっては空気穴がないタイプのものもあるようですが、空気穴の位置に配慮してミルクをあげると漏れることを防ぐことができるかもしれません。
調乳後に空気を抜く
30代ママ
調乳後は蓋を一度開けて膨張した空気圧を抜いてからミルクをあげていました
ミルクは湯を使って調乳することが多いでしょう。調乳後、そのままミルクをあげると熱くなった空気がミルクといっしょに漏れてしまうことがあるようです。
ミルクが熱すぎる場合は、ぬるくしてから赤ちゃんにあげるなど、哺乳瓶の空気圧に注意するようにしたというママの声もありました。
飲むときの姿勢を確認する
30代ママ
赤ちゃんの姿勢を立たせて、哺乳瓶を横にせずに上に上げて飲ませていました
30代ママ
哺乳瓶を吸わないときは、一度哺乳瓶を離して、赤ちゃんの口角まで深く哺乳瓶をくわえ直させるようにしていました
授乳時の姿勢を寝かしすぎていると、ミルクが漏れてしまうことがあるようです。赤ちゃんの姿勢だけでなく、哺乳瓶の角度、口角辺りまで深くくわえさせることなどにも気を付けてみましょう。少しの工夫でミルクの漏れを防いで、赤ちゃんがしっかり哺乳瓶から吸引してくれるかもしれません。
別の容器を試してみる
30代ママ
離乳食がだいぶ進んできていたので、哺乳瓶の卒業を見据えてスパウトマグでミルクを飲ませるようにしました。はじめは飲み方がわからないようでしたが、慣れたらスパウトマグでも上手に飲んでいました。今では飲みもの全般をスパウトマグで飲んでいます
離乳食がある程度進んでいる場合は、スパウトマグなどの別の容器で飲みものを飲ませているというママの声もありました。スパウトマグをはじめて使用する場合、飲み方がわからず子どもが困ってしまうケースがあるようなので、親子で一緒に練習してみましょう。
赤ちゃんが気持ちよくミルクを飲めように工夫してみよう
今回の記事では、ミルクが漏れるのを防ぐために、ママたちはどのように対処したのでしょうか。ママたちの体験談をもとに、ミルク漏れを防ぐ方法をご紹介しました。
母乳やミルクなどの授乳の時間は赤ちゃんにとって、幸せな時間ですよね。ママたちはいろいろな工夫をして、ミルクが漏れないように気を付けているようでした。ミルクが漏れることを防げると、赤ちゃんもママも授乳の時間を気持ちよく過ごせるでしょう。
ミルクがどこから漏れているかを確認しながら、状況に応じて対応していくことが大切かもしれません。
哺乳瓶の乳首穴が大きかったせいか、赤ちゃんの口からあふれて漏れていました