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1歳半の子のおしゃぶりは卒業させるべき?歯並びとの関係や選ぶポイントなど
おしゃぶりを卒業するときに意識したこと、使ったもの
1歳から使えるおしゃぶりとはどのようなものかや、1歳半頃はおしゃぶりを使っていたかなど、1歳児のおしゃぶりについて気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、1歳が使うベビー用のおしゃぶりについてや、卒業は1歳半からや2歳頃などいつから考え始めたかを、保護者の体験談を交えて紹介します。
おしゃぶりを卒業しようと思ったきっかけ
何歳頃におしゃぶりを卒業したらよいのかと考えている方もいるのではないでしょうか。卒業しようと思ったきっかけは何か聞いてみました。
歯が増えてきた
30代ママ
歯が生えてきたことで卒業を考えたママもいるようです。ママのなかには、歯並びが気になったため1歳からおしゃぶりの卒業を考え、おしゃぶりを欲しがるときは歯固めを渡したという声も聞かれました。
年齢を考えて
30代ママ
1歳半頃から「うちは卒業したよ」という周りの声もあり、気になり始めました。ママ友は、2歳児健診でおしゃぶりの使用について聞かれたようなので、通っている園の保育士さんとも相談ながら2歳前には外そうかと思いました。小児科医の先生に相談したところ、3歳までには卒業するのが望ましいとアドバイスをいただきました。
1歳半からおしゃぶりの卒業を考えたなど、年齢を考えておしゃぶりを外そうと決意したママもいるようです。1歳をすぎたら外すのが大変かもしれないと考え、1歳から少しずつ使う時間を短くしていったという声もありました。小児科医や小児歯科、保育士などと相談しながら卒業の年齢を決めたという保護者の声は多いようです。
子どもの様子を見て
20代ママ
1歳頃よりもおしゃぶりを自分で取ったり、遊びに夢中で使わなかったりする頻度が増えました。1歳半頃、おしゃぶりをあまり使わなくなったことをきっかけに卒業を決めました。昼寝の時もおしゃぶりなしで眠れるようになってきた状態を見て、卒業のタイミングだと感じました。
おしゃぶりを使う頻度が減ったなど、子どもの様子を見て卒業できることもあるかもしれません。突然1歳から子どもがおしゃぶりを欲しがらなくなったことをきっかけに、外すことにしたというママもいました。
1歳や1歳半頃におしゃぶりを使っている?
おしゃぶりは何歳頃まで使ってもよいのかと考える方もいるかもしれません。子どもが1歳のときにおしゃぶりを使っていたか、保護者に聞いてみました。
20代ママ
わが子はおしゃぶりが苦手だったようで、買ってみたのですが全く使わずにいました。また使うシーンがあるかもしれないと思っていましたが、結局1度も使わない状態のままベビーの時期を超えてしまい、もうすぐ2歳です。
30代ママ
公共の場に行くときやお昼寝などの睡眠前など、息子の気持ちが落ち着けるように1歳から使い始めました。それ以外では使わずに、出かけるときと睡眠前だけと決めていましたが、1歳半をすぎた頃からおしゃぶりの卒業を考え始めました。
20代ママ
娘が1歳半頃、ぐずったときにはおしゃぶりを吸うとすぐに落ち着けたので、頻繁に使っていました。スタイから吊り下げた状態にして、自分で吸えるようにしていたこともありました。
子どもが1歳のときにおしゃぶりを使っていたかは、家庭によってさまざまなようです。月齢や年齢があがるにつれて、おしゃぶりの卒業を考えたママもいるようでした。
そこで今回は、1歳児のおしゃぶりを選ぶポイントや、卒業について保護者に聞いてみました。
1歳児のおしゃぶりを選ぶポイント
おしゃぶりには素材や形などさまざまな種類があるようです。1歳児が使うおしゃぶりを選ぶとき、保護者はどのようなことをポイントにしているのでしょう。
どのような素材か
30代ママ
おしゃぶりを買いにいくと、シリコーン製と天然ゴム製のものがありました。天然ゴムは柔らかく赤ちゃんの口に馴染みやすいところがよかったのですが、シリコーン製のものは劣化しにくいと聞き、そちらを購入しました。木のおしゃぶりもあると聞きましたが、消毒が難しそうだったので選びませんでした。
おしゃぶりの口に含む部分は、商品によってそれぞれ素材が異なるようです。ママのなかからは、上の子が天然ゴム製のおしゃぶりを気に入っていたので、下の子も天然ゴム製にしてみたという声も聞かれました。
年齢にあっているか
30代ママ
購入先で、口の大きさや頬に当たる部分などが、年齢や月齢にあわせてフィットするように作られていると教えていただきました。おしゃぶりにはサイズがあると知り、パッケージに書いてある対象年齢を見て1歳用のものを選びました。男の子用、女の子用とデザインが分かれているものもありました。
おしゃぶりには「1歳から」などと、年齢や月齢にあったサイズがあるようです。パッケージや商品の説明欄を見て選ぶと、子どもにフィットする状態のおしゃぶりが見つかるかもしれませんね
お手入れがしやすいか
40代ママ
こまめに洗ったり消毒したりできるものがよいと考えていました。ミルクの哺乳瓶を消毒していたので、その薬液に対応しているおしゃぶりを購入することにしました。消毒ケース付きのものを選んだので、外出先でも清潔に保てて便利でした。
保護者によっては、煮沸消毒をしたり電子レンジを使って消毒をしたりするかもしれません。消毒の仕方や洗う方法など、お手入れのしやすさを考えておしゃぶりを選んだママもいるようです。哺乳瓶やマグと同じベビー用品のメーカーで選んだという声もありました。
ベビーギフトでもらった
30代ママ
出産祝いでもらった海外製の天然木の歯がためをそのままおしゃぶりとして使っています。木製のだ円形なのでおしゃぶりホルダーが使えず不便ですが、娘が手放さないのと見た目もおしゃれなので気に入っています。
子どもの口や手になじむベビー用の歯がためをおしゃぶりとして選んでいるという保護者の声もありました。木製やプラスチック製、食物由来の素材などもあり、男の子・女の子のデザイン差もないので、ユニセックスなものを選びたい保護者にもよいかもしれません。選択肢の幅広さも魅力の一つですね。
おしゃぶりを卒業するときに意識したこと
おしゃぶりを卒業しようと思ったときに、子どもが昼寝や夜もなかなか寝つかなかったり、泣いたりすることもあるかもしれません。子どものおしゃぶり卒業にあたって保護者はどのようなことを意識したのでしょう。
子どもに伝えながら徐々に
40代ママ
1歳からおしゃぶりは辞めようと思っていたのですが私の方がなかなか踏み切れずにいました。わが子が1歳半頃に卒業する日を決め「おしゃぶりはもう少しでバイバイだよ」と伝え始め、子ども自身に気持ちを整理する期間をつくったところすんなり卒業できました。保育士さんにアドバイスをもらい、おしゃぶりホルダーを使って少しずつ時間を減らしていきました。
突然おしゃぶりが使えないとなっては、子どもも混乱してしまいそうですね。辞める時期を決めて繰り返し伝えることで、子どもも少しずつ意識するのかもしれませんね。
泣き・ぐずりへの対策が必要
30代ママ
1歳からはおしゃぶりなしですごそうと思い、おしゃぶりなしでお昼寝の際に寝かしつけたところ、ひどく泣いてしまいました。
最初は寝つけない、泣いてしまう、ぐずるといった状態になる子もいるようですが、おしゃぶり以外でも安心できるよう、以前よりスキンシップを取ることを意識したというママもいました。
おしゃぶり使用で気になる歯のこと
「おしゃぶりを使っていると出っ歯になる」「前歯の生え方が悪くなる」などのうわさを聞いて、不安になっている保護者の方がいるでしょう。実際の歯並びとの関係性については個人差もあるようですが、気になっている保護者の声を聞いてみました。
30代ママ
小児歯科の先生に相談したところ、おしゃぶりの長期使用には注意が必要だと言われました。特に前歯の発達や出っ歯の可能性について説明を受けました。また、小児科医の先生からは、言語発達への影響も考慮するようアドバイスをいただきました。
20代ママ
保育士さんから、おしゃぶりの使用は徐々に減らしていくのがよいと聞きました。おしゃぶりホルダーを使って、使用時間を管理するのが効果的だそうです。また、消毒ケース付きのおしゃぶりを選んだことで、衛生面でも安心できました。
20代ママ
男の子と女の子の双子の育児で、おしゃぶりの使用に違いがありました。昼寝の時は両方とも使っていましたが、起きている時間は個人差がありました。持ち手が木製のおしゃぶりも試しましたが、あまりなじみませんでした。
おしゃぶりの使用や卒業の時期は、子どもの個性や発達状態、家庭の状態などを考慮して決めることが大切です。中には、スルメのようにおしゃぶりを常に欲しがる子もいれば、自然と使わなくなる子もいます。心配なことがあれば、小児科医や小児歯科医に相談しながら意見をまとめるのがよいでしょう。
最終的には、子どもの成長に合わせて、適切な時期におしゃぶりの卒業を検討することが大切です。
おしゃぶり卒業に使ったもの
おしゃぶりの卒業は、ベビーの成長において重要なステップです。男の子も女の子も、それぞれの状態に合わせた方法で卒業を迎えます。ここでは、おしゃぶり卒業時に役立ったアイテムや方法について、体験談を交えて紹介します。
子ども用ぬいぐるみや人形
30代ママ
1歳半の息子のおしゃぶり卒業には、小さなクマのぬいぐるみを使いました。小児科医に相談したところ、おしゃぶりの代わりに安心できるものを与えるのがよいとアドバイスをもらいました。昼寝の時もぬいぐるみを抱いて寝るようになり、スムーズに卒業できました。
おしゃぶりの代わりに、子どもが愛着を持てるぬいぐるみや人形を与えることで、安心感を得られることがあります。保育士の方々も、この方法を推奨しています。ただし、小さすぎるものは窒息の危険があるため、年齢に適したサイズを選ぶことが重要です。
木製の歯がため
20代ママ
女の子の双子を育てていますが、1歳から少しずつおしゃぶりを減らそうと思い、木製の歯がためを試してみました。消毒ケース付きのなめても大丈夫な歯がためを選び、衛生面にも気をつけました。前歯の発達が気になっていたので、小児歯科の先生に相談しながら進めました。
木製の歯がためは、おしゃぶりの代替品として人気があるようです。天然素材で安全性が高く、ベビーの歯の状態にも優しいものもあるようです。ただし出っ歯の心配がある場合は、使用前に小児歯科医の意見を聞くことをお勧めします。
スルメや野菜スティック
30代ママ
1歳3ヶ月の息子のおしゃぶり卒業には、保育士さんのアドバイスでスルメを試してみました。おしゃぶりホルダーを外し、代わりにスルメを与えたところ、意外とうまくいきました。小児科医に相談したところ、窒息に注意すれば問題ないとの意見をいただきました。
スルメや固めの野菜スティックは、おしゃぶりの代替品として使用できることがあります。ただし、窒息のリスクがあるため、必ず大人の監視下で使用し、昼寝など就寝時に使用するのは避けましょう。また、子どもの状態に合わせて、小児科医や小児歯科医の意見を聞くことが重要です。
1歳児のおしゃぶりは子どものペースで
1歳や1歳半頃のおしゃぶりを選ぶポイントには、素材やお手入れのしやすさなどさまざまあるようです。1歳用のおしゃぶりを探してみるなど、対象年齢もあわせて選んでみるとよいかもしれませんね。
上下の歯が生えてきたため1歳からおしゃぶりの卒業を考えたり、年齢を考えて1歳半から卒業をしたりするママもいました。男の子でも女の子でも、その子の様子や専門家の意見を見ながら卒業の時期を決め、子どもが安心しておしゃぶりを離せるようサポートしていけるとよいですね。
1歳前に上下の歯が揃い始め、おしゃぶりに歯型がつくようになったのがきっかけでした。おしゃぶりもだんだんボロボロになってきて、噛みちぎってしまうことが心配になり1歳から使うことを辞めました。小児歯科の先生に相談したところ、前歯の発達に影響する可能性があると言われたのも理由の一つです。