赤ちゃんの哺乳瓶ケースは必要?100均商品で代用する方法や選び方のポイント、哺乳瓶ポーチとの使い分け術

赤ちゃんの哺乳瓶ケースは必要?100均商品で代用する方法や選び方のポイント、哺乳瓶ポーチとの使い分け術

哺乳瓶ケースや哺乳瓶ポーチとの上手なつきあい方

2019.01.20

哺乳瓶ケースや保管方法が気になっている方もいるかもしれません。今回の記事では、哺乳瓶ケースは必要なのかやケースの種類、100均の商品で代用する方法、長期保管や乾燥しやすいかなど哺乳瓶ケースを選ぶポイント、また哺乳瓶ポーチとの使い分けや使い捨て哺乳瓶の活用など、体験談を交えて紹介します。

哺乳瓶の保管ケースは必要?

哺乳瓶を保管するための哺乳瓶ケースは必要なのでしょうか。哺乳瓶を使っていた保護者と使っていなかった保護者に哺乳瓶ケースは必要だったのか聞いてみました。


必要だった

「うちはミルクをよく飲んでいたので哺乳瓶ケースは必要でした。一日に何回か哺乳瓶を使うため、衛生面を考えて消毒、乾燥などの保管方法を考えて使っていました」(20代ママ)

「哺乳瓶スタンドがついた哺乳瓶ケースをキッチンにおいていました。洗浄後にそのまま入れておけばケース内で乾いてくれるので便利でした」(30代ママ)

哺乳瓶の衛生的な保管方法を考えて哺乳瓶ケースを使っていた方がいました。逆に、哺乳瓶はあまり使わないため、ホコリよけに哺乳瓶ケースが必要だったという声もありました。

必要ではなかった

哺乳瓶
iStock.com/valio84sl

「哺乳瓶ケースは使いませんでした。哺乳瓶を使う頻度が少なかったので、使って乾燥させたら食器棚にしまい、次に使うときにはきれいに洗って使うという保管方法にしていました」(40代ママ)

「食洗器で洗うと煮沸消毒になると聞いたので、食洗器に入れて次に使う時間までそのままにしていました。下手に手で触らない方が衛生的な気がしたので」(30代ママ)


哺乳瓶ケースを使わずに哺乳瓶の管理をした保護者もいるようです。哺乳瓶を頻繁に使う場合も、その都度きれいに洗って乾燥させ、食洗器や食器収納などを使って哺乳瓶ケースには入れずに使っていたという声もありました。


哺乳瓶ケースのバリエーション

哺乳瓶を保管する専用の哺乳瓶ケースにはどのようなタイプがあるのでしょう。実際に使っていた哺乳瓶ケースについて、使った保護者に聞いてみました。

つけ置きタイプの哺乳瓶ケース

「消毒液を入れて哺乳瓶をつけ置きできるタイプの哺乳瓶ケースを使っていました。哺乳瓶を消毒し乾燥させた後、清潔に保管できるようにしっかり閉まる蓋がついていたので、使いやすい哺乳瓶ケースでした」(30代ママ)

哺乳瓶専用の哺乳瓶ケースには消毒液でつけ置き消毒できるものもあるようです。液体を入れるためにしっかりした蓋がついているので、卒乳後に長期間保管することができたという声もありました。


レンジでも使える哺乳瓶ケース

「レンジを使って哺乳瓶の消毒ができる哺乳瓶ケースを使いました。きれいに洗った哺乳瓶を短時間で消毒乾燥し、そのまま保管しておくことができます。卒乳後は離乳食を作る蒸し器としても使えると書いてあったので便利だと思います」(30代ママ)

電子レンジ対応の哺乳瓶ケースを使ったという保護者がいました。電子レンジで消毒殺菌が手軽にできるので、赤ちゃんのお世話で忙しい時期には便利かもしれません。容器の容量や値段、デザインなどもいくつかあるようなので、使いやすいものを選ぶとよさそうです。


保管専用タイプのケース

「哺乳瓶の保管のための専用ケースを使っていました。消毒などはできませんが、ホコリをよけるスライド式の蓋がついて出し入れしやすいと思い購入しました。容器には水切り板や哺乳瓶スタンドがもセットになっているので、卒乳後は離乳食食器のケースとして使っています」(40代ママ)

保管専用の哺乳瓶ケースは、哺乳瓶以外の赤ちゃん用品や容器なども保管しやすそうです。哺乳瓶スタンドがついていたり両側から蓋を開けることができるタイプもあるようなので、保管方法や置く場所、使い方などを考えて選ぶとよいかもしれませんね。


100均の商品で代用した哺乳瓶ケース

哺乳瓶ケースは100均の商品などで代用することもできるのでしょうか。100均で買える商品で哺乳瓶ケースを代用した保護者に、アイデアを聞いてみました。


水切りラック

水切りラック
iStock.com/TolgahanCeylan

「100均にあるシンプルな水切りラックを、哺乳瓶の保管に使っていました。消毒液が使えるタイプを選んだので、哺乳瓶を消毒した後水を切って乾燥させることができ便利に使えました」(30代ママ)

深さのある水切りラックはつけ置きタイプの哺乳瓶ケースの代用になるかもしれません。蓋の代わりに清潔な布巾などをかければ、乾燥しやすくホコリもつきにくそうです。赤ちゃんの離乳食が始まると食器の保管もでき、長期間使えたという声もありました。


グラススタンド

「哺乳瓶を頻繁に使うので、100均で購入した哺乳瓶スタンドを哺乳瓶スタンドのようにして保管ケースの代用として使いました。赤ちゃん専用にしたので哺乳瓶の他にマグカップなどの保管にも使うことができました。風通しがよいので乾燥も短時間でできました」(40代ママ)

哺乳瓶の長さにあう哺乳瓶スタンドを使う保管法もあるようです。ガラス製の哺乳瓶は重さがあるので、バランスの取りやすさで選ぶとよいかもしれません。簡単に排水できるかどうかで選んだという声もありました。

パンケース

「卒乳してしばらく使わない哺乳瓶は100均のパンケースに入れて長期保管しています。透明な容器なので哺乳瓶が入っていることがわかりやく、哺乳瓶ケースの代用品に選んでよかったと思います」(30代ママ)

パンケースには湿気を防ぐためにしっかりした蓋がついているので、哺乳瓶を長期間保管する容器として便利かもしれません。他に、2リットルサイズのストッカーなども哺乳瓶ケースの代用で使っているという声もありました。


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哺乳瓶の保管ケースを選ぶポイント

哺乳瓶ケースを選ぶときはどのような点に気をつけるとよいのでしょう。選ぶポイントを聞いてみました。



清潔に保てるケース

「赤ちゃんが使う哺乳瓶を保管するので、ケースの本体の他に蓋なども消毒や洗浄が手軽にできるケースを選びました。ホコリがつきにくいようにキッチンの棚に置くことができるかどうかも確認して購入しました」(20代ママ)

哺乳瓶は赤ちゃんが新生児の頃から使うものなので、清潔に保てるかどうかをケースを選ぶポイントにした保護者がいました。蓋のつなぎ目なども洗浄しやすいと、安心して使えるかもしれません。


必要な哺乳瓶が収納できる大きさ

「哺乳瓶を3本使う予定だったので、念のため4本入る大きさの哺乳瓶スタンドがついた哺乳瓶ケースを選びました。赤ちゃんが成長して使う哺乳瓶が増えたときも全部収納できたので、容器の大きさを考えて購入してよかったと思います」(30代ママ)

どの大きさの哺乳瓶を何本使うかを考えて、哺乳瓶ケースを選ぶこともあるようです。哺乳瓶スタンドなどがついて、すべて一か所に保管することができると管理もしやすいかもしれません。授乳中に離乳食が始まることも考えて、哺乳瓶ケースの大きさを選んだという声もありました。



哺乳瓶ポーチと哺乳瓶ケースの使い分け

外出時の哺乳瓶の持ち運びには哺乳瓶ポーチが便利です。ここでは、哺乳瓶ポーチと哺乳瓶ケースの使い分けについての保護者のアイデアを紹介します。

家庭内と外出時

「外出時には哺乳瓶ポーチを使っています。保冷機能付きのものを選んだので、ミルク作りに使う水も一緒に持ち運べて便利です。使い捨て哺乳瓶も入れられるスペースがあるので、長時間の外出時に重宝しています」(30代ママ)

「家では哺乳瓶ケースを使い、外出時は哺乳瓶ポーチを使っています。哺乳瓶ケースは消毒や乾燥に便利で、哺乳瓶ポーチは持ち運びやすいので、用途に応じて使い分けています」(20代ママ)

哺乳瓶ポーチは外出時の必需品として活用されているようです。家庭では衛生面を重視した哺乳瓶ケース、外出時は携帯性を重視した哺乳瓶ポーチと、状況に応じて使い分けるのが効果的なようです。両方を上手に活用する方が多いようです。

保冷機能付きのものや、使い捨て哺乳瓶も収納できるタイプなど、さまざまな種類があるので、お出かけ時間の長さやライフスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。

自宅と実家

「自宅では哺乳瓶ケースを使っていますが、哺乳瓶ポーチにミルク作りセットを入れてよく行く近所の実家に常備しています。哺乳瓶ケースも哺乳瓶ポーチも置いたままなので、衛生的に管理できています」(30代ママ)

自宅と実家で使い分けることで、効率的に哺乳瓶を管理できるようです。実家用の哺乳瓶ポーチには、ミルク作り用のセットを入れておくと急な預かりにも対応してもらえて便利かもしれません。

使い捨て哺乳瓶の収納

「哺乳瓶ケースには自宅でいつも使う哺乳瓶を入れています。一方、哺乳瓶ポーチは使い捨て哺乳瓶専用にしています。病院など急な外出にもすぐに持ち出せるよう、使い捨て哺乳瓶とミルク作りに必要なものをセットで入れています」(20代ママ)

使い捨て哺乳瓶をつねに哺乳瓶ポーチに入れて準備しておくことで、急な外出時にも対応できるようです。衛生面でも安心な使い捨て哺乳瓶は、特に長時間の外出時に重宝するかもしれません。

普段用と災害備蓄用

「哺乳瓶ケースには粉ミルクやキューブミルク、洗浄液などミルク作りに使うものをセットにしてキッチンに常備しています。一方、予備の哺乳瓶やストック分を哺乳瓶ポーチに入れて防災バッグに収納しています。いざという時のために、使い捨て哺乳瓶も一緒に入れています」(40代ママ)

哺乳瓶ケースを日常のミルク作りセットとして使用し、哺乳瓶ポーチを防災用に活用する方法もあるようです。非常時に備えて、使い捨て哺乳瓶や長期保存可能なミルクを入れておくと安心かもしれません。

このように、哺乳瓶ケースと哺乳瓶ポーチを状況に応じて使い分けることで、より効率的で衛生的な哺乳瓶の管理が可能になります。自分の生活スタイルに合わせて、最適な使用方法を見つけていくとよいでしょう。


使いやすい哺乳瓶の保管ケースを用意しよう

授乳中の親子
iStock.com/monzenmachi

哺乳瓶ケースにはさまざまなタイプがあり、保管方法も考えて選んでいる保護者がいました。消毒や乾燥などもできる専用のケースや、哺乳瓶スタンドがついたもの、長期間保管できるものなど、必要に応じて使いやすいケースを用意できるとよいでしょう。


100均で販売されているさまざまな容器などでの代用アイデアを参考にしたり、外出時は哺乳瓶ポーチや使い捨て哺乳瓶などとうまく使い分けしながら、ミルク作りの時間を楽しめるとよいですね。



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