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マイホーム購入の流れとは。時期やタイミングなど
マイホーム購入後の確定申告の仕方
マイホーム購入を考えたとき、購入の時期や流れが気になるママやパパもいるかもしれません。今回の記事では、マイホーム購入の時期やタイミング、資金の準備などの購入までの流れ、マイホーム購入後の確定申告の手続きの仕方などについて、国税庁の資料とママやパパの体験談を交えてご紹介します。
マイホーム購入について考えよう
マイホーム購入について考える場合、購入する時期や購入までの流れなどを明確にしておきたいと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。ママたちからは、マイホーム購入にあたり事前に考えておくことにはどのようなことがあるのか気になるといった声もありました。
そこで今回は、実際にマイホームを購入したママやパパたちに購入したときの時期や流れなどを聞いてみました。
マイホーム購入の時期はいつ?
実際にママたちがマイホームを購入した時期とよかったことなどを聞いてみました。
結婚をするタイミングで購入
「私たちは結婚が決まったタイミングでマイホーム購入の計画を立て始めました。結婚後の生活に必要な家具や家電などを新たに揃えることを考えると、一旦アパートに入るより思い切ってマイホームを購入した方がよいのではないかということになりました」(30代パパ)
結婚を機にマイホームを購入しようと考えることもあるようです。転勤などがなく生活する場所が変わらない場合は、初めから賃貸で暮らすのではなく、マイホームに入居することで間取りにあった家具を用意しやすいかもしれません。
子どもが生まれるタイミングで購入
「子どもが生まれると住んでいるアパートが手狭になりそうだったので、出産前にマイホームを購入しました。リビングの隣に赤ちゃんのお世話をする部屋を用意することができ、私たち夫婦も子どももすごしやすい家になったと思います」(30代ママ)
子どもが生まれることをきっかけに、現在の住宅の早数が足りないと感じマイホーム購入を考えたママやパパがいました。他には、2人目の子どもが生まれるタイミングでマイホームを購入したというパパの声もありました。
入学のタイミングで購入
「上の子どもが小学校に入学する前にマイホームを購入しました。小学生になると学習するスペースが必要になり学用品なども増えるので、入学前に入居が完了できるよう計画を立てました」(40代パパ)
小学校入学の時期にあわせてマイホーム購入を考えるママやパパもいるようです。小学校に入ると上の子と下の子の生活リズムやスタイルが違ってくるために、マイホームを用意して子ども部屋を作ろうと考えることもあるのかもしれません。
マイホーム購入までの流れ
マイホームを購入するときはどのような流れになるのでしょう。実際にママやパパが購入したときの流れについて聞いてみました。
住宅の購入資金を考える
「我が家の場合、マイホーム購入には頭金のほかに住宅ローンを組むことが必要だったので、どのくらいの資金を準備することができるかを2人で考えました。貯金から頭金を出すとして、月々のローンの返済費用をいくら出せそうかシミュレーションしながらマイホームの購入資金を考えました」(30代パパ)
マイホームを購入しようとするときに初めに資金について考えたママやパパがいました。銀行などで資金の借り入れをする場合、借りる時点での年齢や年収によってローンの組み方が変わってくるようなので、頭金や月々の返済額を夫婦でよく相談したというママの声もありました。
購入後の生活プランを考える
「マイホーム購入にあたって購入資金の他に購入後の生活費や貯金などについても計算しました。そのほかにも、子育てにかかる費用と子どもの教育資金までを含めて生活プランを考えました」(40代ママ)
マイホーム購入の流れのなかに購入後の生活についても入れて生活費や貯蓄の計画を立てておくとよいかもしれません。子どもが保育園に入園する時期にあわせて購入し、購入後にも家族でゆとりのある生活をするために自分自身の働き方を考えたというママの声もありました。
マイホームの条件を考える
「マイホームを購入するときには予算のなかで優先したい住まいの条件を夫婦で検討しました。家族で長く住む家なので、子どもが安心して生活できる環境かどうかや仕事に通いやすく暮らしやすい立地条件かをポイントに物件を探しました」(30代パパ)
マイホーム購入の流れのなかでより優先したい条件を考えることも大切かもしれません。購入にかかる費用と希望する条件が折りあうように、さまざまな物件を見たり探したりしたというママの声もありました。
マイホーム購入後の確定申告
購入後1年目に行う手続きや1年目以降に行う手続きについて、国税庁の資料とママやパパの体験談をまとめてみました。
住宅ローン控除の申請
「住宅ローンなどでマイホーム購入をしたときは所得税の税額控除が受けられるかもしれないと聞いたので、条件に当てはまるかや控除の受け方を調べてみました。控除を受けるには、住宅購入後の最初の年に確定申告をする必要があると聞き、必要な書類を用意して申請しました」(30代パパ)
住宅ローンを利用してマイホームを購入した場合「住宅借入金等特別控除」を受けることができるようです。その際年収の上限などのいくつかの要件があるそうなので、確定申告の準備をするときに確認するとよいかもしれません。
控除額については、住宅ローンなどの年末残高の合計額を基に計算されるようです。なお、国や地方公共団体から交付される補助金などを受ける場合や住宅取得等資金の贈与を受ける場合などは控除額が変わる場合もあるかもしれません。
最初の年の確定申告に必要な書類
国税庁の資料によるとマイホーム購入後の最初の年の確定申告は、確定申告書に必要事項を記入し住所のある市区町村に提出する必要があるようです。このとき確定申告書に添付する書類としては、以下のようなものがあるそうです。
- 住宅借入金等特別控除額の計算明細書
- 住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書
- 家屋の登記事項証明書
この他、敷地の取得に係る住宅借入金等がある場合は「敷地の登記事項証明書」なども必要になるようです。
2年目以降の確定申告
給与所得者の場合、マイホーム購入後の2年目以降は年末調整で特別控除の適用を受けることができるようです。この場合、税務署から送られる書類として以下に挙げるものを勤務先に提出する必要があるようです。
- 年末調整のための住宅借入金等特別控除証明書
- 給与所得者の住宅借入金等特別控除申告書
- 住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書
年末調整を利用しない場合は、必要事項を記載した確定申告書に「住宅借入金等特別控除額の計算明細書」のほか「住宅取得資金に係る借入金の年末残高等証明書」を添付して税務署に提出するとよいようです。
マイホームは計画的に考えて購入しよう
マイホーム購入の時期やタイミングは子育てや仕事などの都合によってさまざまなようです。マイホームを購入するときは、購入の流れやマイホーム購入後の確定申告などについてあらかじめ考えておくとよいかもしれません。家族で長く住む家なので、しっかり計画して購入できるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2019年2月28日時点で作成した記事になります。